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改めて、ピーキーモンスターズとは?世界観小説のあとがきにかえて。
先日初めて小説という形で公開したピキモンの世界観は、これまでの私の作品では全く出したことのないような、シリアスなものでした。
普段は基本的に面白さや笑いの方に重きをおいているんですが、ピキモンに関してはそれに加え、優しい世界で繰り広げられるスローライフ的な感じにこだわって作っています。
見てる方に楽しさや癒やしとかを提供できたらいいなと思って。
ただ、ピキモンを知ったきっかけがここnoteで
-邂逅-ピーキーモンスターズ世界観小説(3)
「余命は、あと3か月程だと思われます」
医者の言葉を思い出していた。
末期の癌だった。
あれから2か月半、あと半月の命…か。
余命宣告を受けた時、悲しくも、ましてや辛くもなかった。何かの感情があったとすれば、1番近いのは安堵感だろうか?
やっと、と思ったのが正直なところだ。
役所内にある展望台に昇り、町を見下ろしてみる。
ずいぶんと様変わりしたものだ。20年前からすると、まるで別の場所
-願いが叶う場所-ピーキーモンスターズ世界観小説(2)
願いが叶う場所がある。
それはどこにでもあるけど、
どこでもない。
願いの成就を助けるものがいる。
それはどこにでもいるけど、
どこにもいない。
願いがあって、初めて動き出す。
動き出したら形をつくり、
形ができたら認識できるようになる。
すべては、願いからはじまる。
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とある動物園で
動物達の身体と魂が
一斉に離れようとした時、
たくさんの願いが交差した。
ある動
‐エピソード0‐ピーキーモンスターズ世界観小説(1)
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"ヒトが滅んだ世界"で、動物園から抜け出したペンギンとマンドリルがキッチンカーをやりながらダラダラ生きる、ほのぼの日常漫画「ピーキーモンスターズ」の舞台裏のお話。なぜ彼らの世界からヒトが滅んだのか?その真相が明らかに。
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がらんとした動物園の中で、町長は1人ぼーっと佇んでいた。
どれくらい時間が経っただろうか。
ふぅっと深く溜め息をついた後、園内をぐるっと見渡し、とりとめな
【小説風エッセイについてのご報告とお知らせ】
前の記事で、自分を出していくことを決めて小説風エッセイとして書いていこうと1話を出したのですが、都合により、中止とさせていただくことにしました。
えっ早!…。ですよね。
ありがたいことに好評でして、続きが早く読みたいというお声もいただいていました。私としても次回も出すつもりで月半ばくらいまではいたんですが…話が色んな方向に広がりすぎて、収拾がつかなくなってしまったという。。汗
本来進めていく