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拝啓 企業でnoteを始めたいと思っているアナタへ。noteを始めて1ヶ月、色々あった私たちの経験をご参考までに。

noteのアカウントは持っていて、「採用や広報のためにもやったほうがいい!やってみよう!」となるものの続かない……ということを経験したHameeでしたが、2020年12月16日にnoteを「ほんとに」はじめることを宣言し、noteの運用を始めました。

運用を始めて1ヶ月。なんと!社内の協力が最高だったので、週2で1ヶ月間記事をアップし続けることができました!(Hameeのみんな、ホントありがとう!できると思っていなかったよ、実は)

この1ヶ月を一言で表すと「怒涛」。もうその言葉に尽きます。
「よくやったな。よくがんばったよ、私たち」の気持ちも込めて、始めるきっかけ・準備・1ヶ月を振り返りました。
これから企業でnoteを始めようと思っている方の参考になるといいなと思っています。

noteを「ほんとに」はじめるきっかけ

Hameeは2020年6月にミッションをリニューアルしました。

上記記事でなぜミッションをリニューアルしたのかは説明しているのですが、まあ早い話がHamee全社の共通言語を再定義して、さまざまな背景や考えをもつ社員たちを束ねカルチャーを統一することがVUCA時代に必要で、かつそのような土台がイノベーションの種を生むとHameeは考えたからです。

Hameeのミッションは「クリエイティブ魂に火をつける」です。
ミッションをリニューアルしても、ただ文字を眺めたり、唱和していても何も生まれせんし、「これがHameeのミッションだよね」「これがクリエイティブ魂だよね」の答え合わせや考えるきっかけが必要で、そのきっかけになるのでは?とnoteを始めることになりました。

飽きが早いHamee。どうやったらnoteを続けられるかがミソ

行動力はあるので、「やる」と決めたら早いのがHameeの長所。ですが!飽きるのもまた早い。前回のように続けたい気持ちはあるものの、他の業務で手が回らずフェードアウトしていく……ということにならないように体制を整えることにしました。

やったこと①:目的・効果・KPI・見直し期間を明確にする
企業によって目的はいろいろあると思います。採用・広報・社内カルチャー形成・お取引様への情報発信など。

で、どうせ発信するなら全部できたらいいなと思っちゃう欲張りさんもいるのでは?と思うのですが(私がそう)、何を一番早く達成したいのかの優先順位はつけたほうが運用がしやすいなと思います。

また、優先順位は時期によって変わっていいと思っています。飽きの早い(変化の激しいと言えばいいのか)Hameeなので、私たちは3ヶ月で目標やKPIを見直すことにしました。

どのタイミングで見直しをするかをあらかじめ決めたことは、運営のモチベーションを維持するためにも、とてもいいことだったと思っています。

何かうまくいかなかったときや目標を見失いそうなときに、期間が決まっていると「とりあえず、3ヶ月やってから考えよう」と立ち止まらずに済むからです。始めたばかりだと、何が正解でどうすればいいのかなんて誰にも分らないので、期間を決めて目標に向かって走り続けることが大事だなと思っています。(まだ始めて1ヶ月のくせに偉そう)

どんな記事を出していくのかという基準も最初はゆるめに設定しました。目標からブレないように、「社内メンバーも読みたい内容か」は念頭に置いていますが、それ以外は社会的な倫理に反する内容でなければOK!としています。

どんな内容だとどんな反応がきて、目指しているものに近づけるのかは、やってみないとわからないので、ひとまずメンバーが書きたい内容を自由に書いてもらうスタイルで運営しています。

2020年12月から3ヶ月間の運営方針
◆目標

社内外にHameeの情報を発信していくことにより、ミッション共感の強い組織を作り、クリ魂を世の中に波及させていく。
◆効果
カルチャー形成・浸透、組織体制強化、カルチャーフィット採用
◆方針
ミッション共感の強い組織を作り、クリ魂を世の中に波及させていくための第一段階として社内外にHamee公式noteの認知度をあげていく。「社内メンバーも読みたい内容か」を念頭に置き、社内外の反応を見て、記事内容(配信基準)の検討を行う。
◆KPI
週1回記事を出せたかどうか

やったこと②:運用体制と役割の明確化
Hameeの場合、とてもラッキーなことに社内にデザイン部があるので、サムネや記事内の写真撮影はプロにお任せできました。

執筆部隊・撮影部隊・サムネ部隊がそれぞれ「だれ」が「なに」を行うかを明確にして、いつまでにどんな情報を用意すると、どのくらいの納期でアウトプットができるかを明らかにしてスケジュールを立てました。

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みんなで同じ認識になるように、こんな感じでスプレッドシートシートも用意して、スケジュール管理を行っています。
Hameeデザイン部の作るサムネ、見るだけでクリックしたくなるサムネなので、本当に自慢です。ぜひご覧ください)

やったこと③:記事のストックを作っておく
何より大事なのがストックを作っておくこと……かもしれません。ストックがゼロの状態から始めると焦るし、スケジュール管理ができなくなるからです。

私たちは、始める前に10記事程度ストックしてました。週1回配信なら、2ヶ月は確実に続けられるし、その間に新しい記事を作れる。

「ネタがあったときにnote出せばいいかな」という場合は必要ないですが、KPIを決めてある程度定期的にnoteを発信していこうと考えているのであれば、始める前のストック作りはしておくと、続けやすくなると感じました。(今もストック作りに注力しています)

やってみて1ヶ月の振り返り

ここからやっと振り返り。始めるまでは、「読んでもらえるのかな」「反応なかったらどうしよう」と心臓が飛び出そうなくらいドキドキしていました。が、ありがたいことに本当にたくさんの方に読んでいただきました!

◆PV数が高かった記事

◆スキ率が高かった記事


最初は社内でも「noteってなんや?」「何をやり始めるんや?」という雰囲気がプンプンでしたが(自分もそうだった)、最近はnote内での「スキ」やSNS上での「シェア」をしていただけることが増えてきました。また、社内でも感想いただけるようになり、本当に泣きそうなくらい嬉しいです!

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◆「自分もnoteを書いてみたい」と立候補が出てきた!
最初は記事を書いてみませんか?と社内でスカウトをして記事を作成してもらっていましたが、やってみて1ヶ月も経たないうちから「note書いてみたい!」「書く内容は決まっていないけど、挑戦してみたい!」とメンバーから連絡をもらえるようになりました。

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(弊社の新入社員より。アツすぎんか……)

コロナ禍でなかなか直接コミュニケーションが取れない分、記事を通して仲間の考えていること・活躍が見えるのは嬉しい!
Hameeのメンバー誰でも、自分がいいな、よかったな、失敗しちゃったな、知ってほしいなという内容を気軽に発信できるnoteにしていきたいです。

◆社外からも反応をいただけるようになった!

上記記事をWORKPLACE MAGAZINEさんが運営しているnoteにマガジン( https://workplacemag.jp/m/md98df4899271 )としてまとめていただいたり、

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社内のカルチャー作りに協力いただいているKESIKIさんに褒めてもらったり、他にもいろいろなところで「見てるよ!」「いいね!」「Hameeらしいね!」と言ってもらえるようになりました。

社内外から反応をいただけたことで、「社内外にHameeの情報を発信して、ミッション共感の強い組織を作り、クリ魂を世の中に波及させていく」という当初の目標に、少しずつですが近づいているなと実感しています。

◆ぶっちゃけ大変なこと
いろいろ偉そうなことを言いましたが、最初は全然うまく回っていませんでした。(今もうまく回っているとは思っていない)

文章を書くのも大変だし、文章を確認するのも想像以上に時間がかかるし、スケジュール管理も甘くてデザイン部に無茶な納期でサムネ依頼してしまったり、結構な人的コストがかかります。note運用のために、他の業務にかける時間が少なくなったり、できなくなることもあります。

なので、企業・チームとしての業務の優先順位も意識したほうがいいなと思います。

また、考えれば考えるほど、まだまだ改善したい点はあって
・校正にかける時間の短縮
・自社内の他のメディアへの回遊
・note露出を最大限に活かすSNS運用
・社内の巻き込み
・戦略的なnote配信
などは今後検討していきたいと考えています。
(全部これから0から考えるので、どなたか教えてください……)

運用を回せる仕組みをある程度考えたら、やりながらトライ&エラーを繰り返して、自分たちにあったnote運用の形を作っていけばいいのではないかと思います。

ということで、1ヶ月やってみると嬉しいことも大変なこともたくさん出てきて「noteやるといいよ!」「絶対おススメ!」とは、正直まだ言えないのですが、Hameeがやってみてどうだったかは今後も振り返ってシェアしていければいいなと思っています。

これからnote運用はじめるぞ!な企業の皆さま、一緒にがんばりましょうね( l v l )

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