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繊維製造工業マーケティングのすすめ。番外編
このテーマで書くのはおよそ4年ぶりになります。個々の小手先テクニックの枝葉は1~20で書いてますが、最近改めて良い案件が集まるところには集まるというのを実感しており、なんとなく上手くいってないんじゃないかなと感じる部分に関しては自社ブログでも少しだけジャブを打っております。挿絵が使い回しで申し訳ありません。これ以上性格の悪さを隠せる絵を描く自信がありませんでした。
などと、偉そうに語っております
ボーダーってむずくね?
随分久しぶりの更新になります。丸編み生地製造のお勉強です。
僕のルーツが和歌山の綿中心で無地物がメインだったので、前職時代序盤は先染(糸を染めてから編む)系の仕事に若干の抵抗というか、苦手意識がありました。
とはいえ、お客様は無地は必要だけど、時々ボーダーやジャカードもやりたいよねっていう要望は当然ながらあるわけで、避けては通れない道でした。
今回は先染柄物の基本というか、無地の延長というか、
飛び込みはなぜ起こる?
繊維製品を取り扱う人たちにとって、飛び込みというトラブルは遭遇したことないって人いないのではないでしょうか?
それくらい発生する可能性の高い『不良』なわけですが、どうしてなかなか、製造側の人たちに対してその『不良』を『不良』と理解してもらうには少しハードルが高いようです。なぜか?
生地屋さんや工場さんに「繊維とはこういうもん」と冷たくあしらわれた経験もある方は多いと思います。僕もその一人です。
ある意味、生産の花形。
ultimate=究極の
clothing=衣類を
works=作り上げる
ulcloworks Inc.(アルクロワークス株式会社)の社名の由来です。
大層なことを言っているようですが、僕らが考える"究極の衣類"は、お客様が喜んでくださって、関わってくれる皆さんも幸せになれるような衣類を指します。
何も僕らが作り出す物が、それこそ、どこそこのハイブランド御用達云々、日本国内のどこそこ産生地だ
繊維ポリスラプソディ
長いです。先に謝っておきます。そして思いつきで後日追記するかもしれません。とりあえず一旦このまま出します。
僕はこの繊維業界に身をおいて、と切り出したものの、生まれた家が既に縫製業だったわけで、自覚がある範囲では、今年で18年目になります。
キャリアで言えば僕なんかより、もっともっと長くこの繊維業界に携わっていて、業界発展のためにご尽力されている方々もたくさんいらっしゃる中、生意気にも「この業
中間業者として実際にやっていること。
こちらでは本年初の投稿となります。あけましておめでとうございます。
状況も状況なので焦っても改善できるところは限られております。運営事業に関しては次に向けてしっかりと準備を進めつつ、発信もゆるゆるやって参ります。
自社ブログでも書いたのですが、昨今の繊維製造工業においては、一部大手大量生産に特化している背景を除く、中規模以下の工場が大半を占めている中で、今後は工場を回して加工していく受注スタイル
小ロットの落とし穴。
こちらに投稿するのはだいぶご無沙汰してしまっておりますが、ありがたいことにご要望をいただいておりますので、ゆっくり更新していきたいと思います。リハビリもかねて今回は勢いで書いてみたいと思います。
さて、世は大変な状況というのは、流石に製造業の末端まで行き渡って、稼働できないから休みを増やすとか、雇用調整をするとか、いろいろな方法で生き残りを探っている現状です。
そんな中、海の向こう側の製造関係
オーガニックコットンの誤解。
こちらに記事を書くのは久しぶりですね。
切り込む必要性もないかと思ったんですけど、SDGsの流れから、なんかコットン製品のネガキャンとも取れるような主張を垣間見るので、少しでもそういった根拠の薄い否定を減らすことができたらと思い、今回の内容を書いておこうかと思います。
もちろん、僕は専門家ではないので、コットン製品が環境に悪影響を及ぼす可能性がある部分を全て否定することはしません。ただ、誇大とも
ロット割れチャージアップの謎。
東京コレクションブランド破産のニュースを受けて、いかにアパレルブランドのキャッシュフローが厳しいかを目の当たりにしつつ、夢だけでは食っていけない現実を専門学校などでも教えていくべきだという論には概ね賛同します。
ブランドが運営を続けていくための事細かな内訳を書き上げるのは誰かがどこかで書いていると思うので、僕は破産してしまう要因の一つである、『生地仕入れ』の金額について触れてみようかと思います。
最初に選ばれない理由はなんだ?
今日は初めてアパレル工業製造機器の合同展示会に行ってきました。やはりテキスタイルやガーメントだけの展示会と違い、それらを作る機械の展示会は当たり前ですが見た目に大きい物が多いので、迫力があったような気はします。
一社、ちょっとお取引させてもらう可能性があって、以前からずっと打ち合わせさせていただいている会社さんからの招待だったので、そちらに顔をだし、会場を一回りして感じたことは、生地展にしてもO
『依頼者の思い』と『現場の思い』は一致しない。
ちょっと取り留めもないので長くなったから普段のブログではなく、noteで書きます。
製造工場を救うためにアパレルブランドを立ち上げる人たちがいるのは目新しことではなくなりました。その思いは素晴らしいと思うのですが、必ずしも、その素晴らしい『思い』が、製造工場にとっての『思い』と同じかと言われたら、それは違います。
『救いたい』という『思い』が強い人たちがいるからこそ、僕はそのギャップをここに認