中間業者として実際にやっていること。

こちらでは本年初の投稿となります。あけましておめでとうございます。 状況も状況なので焦っても改善できるところは限られております。運営事業に関しては次に向けてしっかりと準備を進めつつ、発信もゆるゆるやって参ります。 自社ブログでも書いたのですが、昨今の繊維製造工業においては、一部大手大量生産に特化している背景を除く、中規模以下の工場が大半を占めている中で、今後は工場を回して加工していく受注スタイルだけではなく、サービスも強化していくことが求められると考えています。 繊維製造

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最初に選ばれない理由はなんだ?

今日は初めてアパレル工業製造機器の合同展示会に行ってきました。やはりテキスタイルやガーメントだけの展示会と違い、それらを作る機械の展示会は当たり前ですが見た目に大きい物が多いので、迫力があったような気はします。 一社、ちょっとお取引させてもらう可能性があって、以前からずっと打ち合わせさせていただいている会社さんからの招待だったので、そちらに顔をだし、会場を一回りして感じたことは、生地展にしてもOEM展にしても、とにかく合同展示会で選ばれて顧客が増えていく会社にはある程度規則

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『依頼者の思い』と『現場の思い』は一致しない。

ちょっと取り留めもないので長くなったから普段のブログではなく、noteで書きます。 製造工場を救うためにアパレルブランドを立ち上げる人たちがいるのは目新しことではなくなりました。その思いは素晴らしいと思うのですが、必ずしも、その素晴らしい『思い』が、製造工場にとっての『思い』と同じかと言われたら、それは違います。 『救いたい』という『思い』が強い人たちがいるからこそ、僕はそのギャップをここに認めておこうと思います。これは批判ではなく、現実です。また工場もどうか、そういう『

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追いきれない製造背景の闇は誰にとっての『悪』なのか。

業界的にも話題になりがちな製造背景の闇。少し僕の見解を書いておきます。トレーサビリティが世間的に重要性を増す中、これは現状製造に属している僕の知る限りの実態であり、それに対する所見です。僕の所見である以上、受け取る人によっては否定的な捉え方をする方もいると思います。ですが、タイトルに対して以下で述べることで犯人探しをするつもりは一切ないことを先に断っておきます。 一つ、僕が切に願うのは、売り手も作り手も、この業界内で揉めるのではなく、最終購入者の喜びや幸せを願って双方前向き

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繊維製造工業マーケティングのすすめ。20

ある物が他社で売れてると、それがどこでも売れる物だと思うことって多々ありますよね。特に僕らの商売は流行という曖昧な定義にて常に売れるものが移ろうものですから、『その時その物が売れているという事実』を、商機と捉えて即時追いかけたくなる気持ちは非常によくわかります。わかりますよ。 一時期はそんなテクニックである程度数字を積み上げることもできました。 実際僕自身も、昔は他社の売れ行き情報を提案に反映させて受注に結びつけていた時期もありました。後追いでも売れる時期というのはあります

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まえがき:繊維やファッション業界に入りたい新人さんへ

素材作りから小売まで 私が遥か昔、紡績会社に入社した当時はまだ日本でモノつくりがしっかり行われていました。紡績工場も縫製工場も結構ありました。 なのでファッションを志して業界に入ったデザイナーも、頻繁に織物工場や縫製工場に行けました。そこで、実際のモノつくりに触れスキルを上げていくことが出来ました。 それぞれの分野(糸、織り、編み、染色加工、縫製)で色々教えてくれる人も、結構たくさんいたものです。 とはいえ、私が紡績工場でエンジニアとして働いていた時でさえ、もう10年も

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繊維製造工業マーケティングのすすめ。19

弊社4末決算のため、処理に追われて記事更新が滞ったこと、お待ちいただいた方々、申し訳ありませんでした。そしてお待たせしました。 さて、決算を終えて思うのは、やはり『営業のやり方』は非常に大事だなと実感しているので、今回はその点について触れていこうかと。 工業上がりの身としては、『根性論』は非常に愛すべき思い出たちもあり、いくらか成功したこともあったので全く否定はしませんが、闇雲な『根性論』は思い通りの結果に結びつくまで相当な体力を要します。 『根性論』の営業方法としての代

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繊維製造工業マーケティングのすすめ。18

連休明けの週、ドタバタでしたかね?お疲れ様です。帰って飲むビールが最高ですね。酒のつまみに今日のnoteも読んでくれたら嬉しいです。 さて、以前から自社リソースの把握をした方が良いと訴えてきたわけですが、把握をした上で、生かすも殺すもご自身次第なのは言うまでもないですね。 そのリソースを網羅した上で「御社の強みはなんですか?」の問いに即座に答えられる要素がいくつあるでしょうか? これ、案外製造工業の中で答えられない工場さん結構いらっしゃいます。 自社の『強み』が言えない

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繊維製造工業マーケティングのすすめ。17

ゴールデンウイーク中も稼働している工業の皆様お疲れ様です。いつもありがとうございます。 連休前にぶん投げてきたメーカーに対して多少怒りをおぼえつつ、「いつものことだ」と割り切って稼働してくださっているおかげで、タイトなスケジュールが守られて連休明けからの商品が滞りなく納品されていくことを、当たり前だと思わずに感謝しながら今回も工業マーケティングいきます。敬意を表しつつ、敢えての憎まれ口をたたきます。 モノヅクリガーの僕は御多分に洩れず、前職時代に『原料や加工法など物さえ良け

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繊維製造工業マーケティングのすすめ。16

今や、繊維製造工業は総合力の時代です。 糸だけで良い、染めるだけで良い、織る/編むだけで良い、生地だけで良い、縫うだけで良い、単純な受託でそれぞれのポジションだけ全うしたら良い時代はもう終わりました。 みなさんが大好きな大手アパレルメーカーは、ODMの提案をチョイスすることが企画になってしまったデザイナーを多く要したセレクターになり変ってしまいました。いくら『企画を見直そう』と大きく打ち出しても、その実、能力的に培われていない人たちに、原料や加工技術を組み合わせて何かを生み

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