4496 コマーズ
2024/9/3情報
株式会社コマーズOneホールディングス
株価:737円
時価総額:53億円
PER:11.7倍
PBR:1.9倍
ROE:14.8
配当利回り:2.7%
自己資本比率:74.8%
会社概要
コマーズは中小企業のECプラットフォーム事業を展開している。
連結子会社が各種事業を担っており、同社は持ち株会社としての位置づけになる。
事業は多岐にわたり、企業が必要とするデータの管理を容易にすることで生産性の向上に寄与している。
創業来、20年右肩上がりの成長を続けている。
時価総額はまだ小さい企業だが、営業利益率は18%と十分な利益を確立。
経常利益は過去4期で約2.1倍。
自己資本比率もかなり高く、規模に対して安定且つ強力な成長を続けている企業ととれるだろう。
経営戦略
一般的にコンサルという業種は利益率が高い傾向にあるが、それらを維持するためには継続した契約が不可欠である。
同社の強みとして、各事業がそれぞれ独立した成長性を持っていることにある。
子会社たちがそれぞれ成長戦略を持っているため、各々が得意分野で成長していく能力を持っている。
M&Aにより顧客情報が共有できるようになると、ニーズに合ったサービスを提供できるようになるため、継続契約数も維持することができる。
安定した成長の基礎が構築されていることがわかる。
ビジネス概要:フューチャーショップ
サイト構築プラットフォームを提供するサービス。簡単に言うなら、ネットショッピングのサイトを作れるサービスのこと。
デザインのカスタマイズ性が高く、オリジナリティサイトが簡単に作れることが魅力。
「サイトを作るには専門的な知識が・・・」という方向けに、コーディング知識がなくても直感的に作成を進められるところが大きな強みであると考える。
他社と比べても流通取引総額は断トツであり、独占市場といっても過言ではないだろう。
ビジネス概要:ソフテル
フューチャーショップが表向きであるなら、ソフテルは裏方のソフト。
在庫管理や決済方法の確立、物流管理システムなどがメインになる。
一元管理を重要視する企業は多く、今後も需要は大きくなるビジネスと想定される。
現在は伸び悩んでいる部分もあるが、縁の下の力持ちのような事業に発展していくだろう。
まとめ
現在の株価は一時4000円を超えた高値から下落の一途を辿っており、
現在は750円付近で低迷。
なかなか買い時を見出すことが難しくなっていますよね。
ただしグロース企業としては堅調な収益を上げており、
配当を出しているところは評価できる企業であると思っています。
問題なのは板。板なんです。板がスッカスカです。
全然見向きされておらず、一日の出来高も厳しい値で推移しています。好材料が出て投資家に見向きされる日が来たらすぐに買い!だとは思うのですが、それが1か月後か、3年後かはわかりません。記念配当が出ても上げ幅が限定的であったので、動き始めるまではお気に入り銘柄に入れておく。くらいの感覚でよいかと思います。
ただ間違いなく実力はつけてくる企業の一つだと思うので、長らく低迷しつつも700円あたりが下値のような動きではあるので、3口だけ仕込んで放っておくような投資先には向いているかもしれません。
買いたいとは思いつつも多分私は手を出さずに終わる気がしています…笑
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