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未来を味方にするか、敵にするか?

今日は息子の保育園のママ友たち2人と、子連れで集合した。

0歳児でドキドキしながら入園させたとき、同じクラスだったので、戦友のような大切な友達。

子どもたちが元気に遊ぶ姿を横目に話すのは、「4歳児あるある」だ。

ご飯を食べない、お菓子ばかり欲しがる、テレビやYouTubeばかり観ている、友達と喧嘩する…などなど。

私たちは子どもたちの一挙手一投足に、イライラさせられてしまう。

その理由は、「未来」が心配だからだ。

・未来を案じることでイライラする

先ほどの「4歳児あるある」で、私たちがなぜイライラしてしまうのか。理由を具体的に考えてみる。

・ご飯を食べない
→成長が遅れたらどうしよう?
・お菓子ばかり欲しがる
→病気になったらどうしよう?
・テレビやYouTubeばかり観ている
→視力が落ちたり、教育的に悪影響があったりしたらどうしよう?
・友達と喧嘩する
→人間関係が上手く築けない子になったらどうしよう?

私たちは、子どもたちの「未来」を案じるからこそ、イライラしてしまうのだ。

究極の質問になるけど、何らかの理由で、もし…もし…今日が子どもと過ごす最後の日だったら?

私はきっと、子どもが望むことを何だってしてあげたいと思う。

すなわち、「たった今」に意識が集中していれば…イライラすることは、ほぼ無いのでないだろうか?

だけど、日常生活はそう簡単にはいかない。

私たちは、未来を案じて生きるからこそ、リスクを回避して、何かを成し遂げることができる。

これは人間のみに許された素晴らしい力であるとともに、私たち人間を途方もなく悩ませる。

「未来」を味方につけることは、出来ないのだろうか?

・プロに学ぶ、「未来」を味方にする方法

子育てについて考えさせられることになった今日、時を同じくして、テニスの世界大会(全豪オープン)の決勝戦があった。

大坂なおみ選手という女子プロテニスプレイヤーが、勝てば日本人選手として初の、世界ランキング1位となる試合だ。

決勝の舞台で、死闘を繰り広げる彼女たちの試合を、生中継で応援しながら感じたこと。

それは、アスリートはまさに「未来」を見据えて戦う戦士たちだ、ということだった。

試合中、大坂選手はセカンドセットで、チャンピオンシップポイントを3本(つまり結構勝てそうなチャンス)取った。

「輝かしい未来」が、大坂選手の眼前に迫っていたはずだった。

だけど、そのポイントを逃し、セカンドセットすら落としてしまう。

彼女は、涙を流していたように見えた。

もうダメか…と思いきや、なんと見事に立て直し、彼女は決勝戦を勝ち切ったのだ。

何度も挫けそうになっても、「今、目の前の一球」に集中してプレーしていたからこそ、もぎ取れた勝利なのだと感じた。

アスリートは、試合に臨むまで、血の滲むような努力を重ねている。

その瞬間、その瞬間の努力の積み重ねが実力となり、本番の一瞬一瞬に集中することが、「輝かしい未来」につながる。

そんなことを、大坂選手に教えてもらったような気がする。

・明日には、もっと良くなってるかもしれない

子どもとの向き合い方に話を戻そう。

私たちがイライラしてしまう時、「今目の前で起きていることが、未来永劫続く」ような気がして、心配になってしまう。

だけど、冷静に考えてみると。

大人になっても、お菓子しか食べなかったり、テレビやYouTubeばかり観ていたり、誰かと喧嘩してばかりの人は、そうそういない。

少なくとも、ママとパパがそういう人でなければ、そうなることはほぼ無いだろう。

だったら、「最悪の未来」に心を奪われずに、もう少し「目の前の子どもとのやり取り」に心を込めてもいいのかもしれない。

もしかしたら、明日にはケロッとした顔で、ご飯をちゃんと食べるかもしれないしね。

「未来」を敵にするか、味方につけるか。

コインの裏表みたいに、ほんの少しの気の持ちようで、変わることなのかもしれないな。

このnoteも、コツコツ続けて51日目。

「今日は何を書こうかな〜」なんて思っていたからこそ、今日の出来事から学ぶことができた。

「あと何日続けられるかな?」と、「未来」を心配せず、とりあえず今日も何かを書いてみる。

その積み重ねが、いつか素敵な「未来」につながるといいな、なんて思いながら。

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