羽久風

算命学を学んでいる羽久風と申します。 陰陽五行を土台とした自然観に基づき人生の意味を…

羽久風

算命学を学んでいる羽久風と申します。 陰陽五行を土台とした自然観に基づき人生の意味を考えています。 生まれたのは自分の意思ではありませんが必然だと考え、何故その時にその場所に生まれたのか? 算命学を手掛かりに考えています。 hakufu2023@gmail.com

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「運と現実」

算命学を学んでいくと 実に理論的であり演繹的です なので ややもすると宿命を解読することで 全ての結論が出るような気にさえ なりかねません 当然のことですが 宿命や運勢で現実世界のことが すべて決まっていくわけではありません 現実世界というのは文字通り現実ですから そうそう甘くはありません 良い宿命をもっていて 良い運勢の時であっても 現実世界では散々な目に合うことだってあります 現実の壁は 現実的な要素を積み上げながら 越えていくのがセオリーでしょう では 宿命や運

    • 「破格の守護神について」

      算命学の独特の用語に 「破格」というのがあります 「〇〇格一点破格」などと使います 完全格などとは違って 時々見かけることがありますね 今回はこの破格について 特に守護神について あれこれと書いてみたいと思います まずは完全格について 陰占において干支を五行に直した時に その配分が特殊なものがあります ざっくり言ってしまえば 全ての干支が同じ五行だったり 五行が日干を中心にきれいに 三段階で相生していたりする等 特別な構造になっている宿命を 完全格と言います 完全格は

      • 「人体図の右肩」

        算命学の鑑定を受けたことのある方で 人体図の左上のマスが空いている事に 気づいた方も多いと思います そうだったかな?と 全く気に留めなかった方もおられるでしょう 玉堂星などを持っている方は 「ここなんで空いているんですか?」 と聞いてきます 知識欲とか好奇心が強いのでしょうね 今回はこの人体図の空白の 左上の場所について少し書いてみます 人体図の空白の場所 算命学では陰占と陽占という 大きな区分けがあります 陰占は天地から頂いた気が 干支として刻まれています 陽占はそ

        • 「五徳消化の理解をより深める」

          算命学の学習項目の中に 「五徳」という項目があります 学校などで学ぶ場合には 比較的早い段階で教わる項目です 今回はその「五徳」の理解を 少し柔軟に捉えてみたいと思います 初心者的理解から 一歩前進した内容を書いて見ましょう 五徳とは 算命学では 五徳とは人間に備わる5つの運勢のことです つまり「福寿禄官印」のことです  福:本人が感じる幸福感  寿:健康運・寿命  禄:財運  官:名誉運  印:知恵や判断力 この五徳は 多い少ないはあれ すべての人に備わっています

        「運と現実」

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          「天中殺をどう活用するか」

          天中殺というと 一般には怖いものという印象が あると思います 悪いことが起きるので 大人しくしておこうという感じでしょうか 算命学を学んでいる人は 天中殺にも多様な面があることを ご存知かと思いますが 今回は天中殺のプラスの面や 活用の仕方などについて 考えてみたいと思います 天中殺の現象 天中殺は宿命に持っている人もいますが ない人の方が多いですね しかし 後天的に天中殺は誰にでも回ってきます 大運では人生のどこかで 20年という長い期間が天中殺になります 年運では

          「天中殺をどう活用するか」

          「時代を生きる」

          「回る♪ 回るよ♪ 時代は回る♫」 中島みゆきの「時代」は 世代を問わず歌われていると思います すべての人はなにがしかの時代(社会)の中に 放り込まれて 泣き笑いしながらも 生きていかなければなりません 自分で自分の生きる環境を選ぶことは ある程度可能ではありますが 時代を選ぶことはできません 算命学では時代というものを 重要な要素として考えています 今回はその時代について あれこれ考えてみたいと思います 時代を五行で捉える 時代の正体は私にもわかりませんが 人間集

          「時代を生きる」

          「旺相休囚死」

          聞き慣れない言葉かも知れませんが 算命学には「旺相休囚死」という 考え方があります 四柱推命でも「旺相死囚休」といって 重要な概念となっています 言葉の並びが違うだけで 意味合いは同じです 宿命(陰占)の干支を五行に直して その五行の強さを表したものです 算命学のブログでも あまり扱っていない気がします ということで 今回は「旺相休囚死」について アレコレ書いてみます 季節感を司る月支 陰占の月支はその宿命の季節を決めています 月支が子であれば冬ですし 月支が午であれ

          「旺相休囚死」

          「宿命から解る事と分らない事」

          算命学は生年月日から「命式」を出して その人の運勢を占うわけですが 三種類の干支から構成される「命式」を 狭い意味で「宿命」と 表現することがあります この「宿命」とその人の「環境(現実)」を 擦り合わせて占いをしていきます 私のブログを読んでくださっている方は その点をちゃんと 理解されておられると思いますが 対面鑑定などでは「宿命(命式)」だけで アレコレ当ててくれるものと 思われている節のある方がおられます 霊感でもあれば 「黙って座ればピタリと当たる!」 というこ

          「宿命から解る事と分らない事」

          「守護神でも忌神でも与えられたものは消化すべし!」

          算命学では宿命を如何に消化するかを 考えないといけません 消化するとも言いますが 稼働させるとも言います つまり その干なり星なりを 如何に生かすかということが 大切なのです 宿命(命式)の中には ありがたいものもあれば ありがたくないものもあります ありがたいものは守護神と言われ ありがたくないものは忌神と言われます 今回はこの守護神や忌神を どう消化するかという話です

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          「守護神でも忌神でも与えられたものは消化すべし!」

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          「相生と相剋に着目した性格判断」

          算命学の基本には 陰陽論がありますが 相生と相剋という概念も 算命学を学ぶ上では 基本中の基本になります 算命学ではすべてを五行という要素で 理解します 木火土金水の五つの要素(気)で あらゆるものが成り立っていると 算命学では考えます この五つの要素を更に陰陽に分けたものが 十干です 木火土金水は相互に関係性があるのですが それが相生と相剋と比和です 今回はその相生と相剋を 占いにおいて どのように使うのか(解釈するのか)を 性格判断でみいたいと思います 相生・相剋

          「相生と相剋に着目した性格判断」

          「技法の組み合わせを読み解く」

          算命学に興味を持ち 学び始める人の中には その鑑定的な技法の切れ味に 魅了されたという人も 多いことでしょう 今まで納得できなかった 疑問だらけの自分の人生が スルスルと解けるように 腹落ちしたという方も おられることでしょう 算命学は統計学だと 言われる方がおられるようです 統計的な資料を元に 宿命を読む技術は 一部あることはありますが 私の印象としては やはり算命学は演繹的な体系だな ということになります この宇宙を貫く原理的なものを 中心に据えて 人の人生のあり方

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          「技法の組み合わせを読み解く」

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          「感謝・謙虚・気遣い」

          人は一人では生きていけません 人的環境と物的環境が必要です これらがなくては 一瞬たりとも生きてはいけません 物質的な要素を消費してこそ はじめて自身が生存できるわけです 周囲の人間的要素もまた 犠牲にして(消費して)こそ 人は生存できるわけです 人に限らず この地上に生きているものたちは 互いに持ちつ持たれつの 関係性を結んでいるわけですが 人以外の生き物たちは それが自然に出来ています しかし 人間の場合には 感謝・謙虚・気遣いをもって 生きていくということを 特に

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          「感謝・謙虚・気遣い」

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          二十八元の話

          今回はちょっと難しい話です 算命学や四柱推命では その人の誕生日を干支で表します 干が十種類で 支が十二種類ですから 120種類の干支の組み合わせが できる事になります しかし 実際には十干を甲・乙・・・ と順番に並べてそこに十二支を子・丑・・・ と順番に組み合わせて行くと 十二支が二つ(戌・亥)余ります なので もう一度十干の甲・乙を 戌・亥に組み合わて行きます これを繰り返し続けていくと 十干を六回繰り返し 十二支を五回繰り返したところで ピッタリと 六十種類の干支の組

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          二十八元の話

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          「過去に向き合う」

          現実的に考えれば時間の流れは一方向的です 時間は過去から未来に向かって 不可逆的に流れていきます そんな時の流れの中で 生まれて死んでいくのが人間です 算命学でも 十干は空間を表しますが 十二支は時間を表すと考えて 人生という時間を十二区分しています そこから十二大従星が生まれてきます また 人体図では初年期・中年期・晩年期という 捉え方もありますし 後天運は正に時の流れを表しています このように 当然のことですが時間の概念が 算命学にも取り込まれています そうでなけれ

          「過去に向き合う」

          「あの世の食事風景とは・・・」

          仏教の説話の中にあるのでしょうか 極楽と地獄の食事の風景の違い という話があります 聞いたことがあるという方も おられることと思います 今回はその話を入り口として 算命学的なことも含めて 人間の心について考えてみましょう 極楽と地獄の食事風景 まず地獄の食事風景を見てみましょう 料理はふんだんにあります 多くの人がその食事に群がっています しかし 誰一人として満足に食事ができていません いつまで経っても空腹のままで 挙句の果てに互いに喧嘩をする始末です 「お前が邪魔だ!

          「あの世の食事風景とは・・・」

          「結婚運」

          結婚は人生における 最も大きな分岐点でしょう そこに至るまでのその人の生き方の 一つの結論でもあるわけです また その後の人生に向けての 新たな出発点でもありますね 親の運勢の影響圏から抜けて 夫婦での運勢の影響圏に 移行して行くわけです 親は自分で選べませんでしたが 配偶者は自分で選べるわけですから その分だけ自分の責任も大きくなるでしょう 鑑定でも 「結婚運」を知りたいという人は多いです その場合の「結婚運」の意味は ①いつ結婚できそうか ②幸せな結婚が出来そうか

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          「結婚運」

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