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「雑草をむしりながら考えた事」

「雑草をむしりながら考えた事」

先日久々の墓参りに行って参りました

算命学では天中殺には特別な事はしない方が良いと
教えているわけですが
そんな中で
むしろした方が良いとされている事の一つが
先祖供養です
墓参りなどは天中殺でなくても
日頃から心掛けた方が良いと思います

今回はお墓の雑草などを抜きながら
あれこれ感じたことを書いてみます

算命学の技法等は出てきません
人間も自然物の一つだというのが
算命学の観点なのですが

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「私の運勢を左右する六親」

「私の運勢を左右する六親」

私の人生は私の宿命と取り巻く環境と
最後は私の選択(意志)によって決まると
考えていいでしょう

環境というのは
主に人間関係のことになります
特に家族との関係が
大きな影響を与えます

算命学には「六親法」というものがあって
親・兄弟・配偶者・子供を始めとして
親族との関わりについて
見ることができます

今回は自分の宿命(命式)から
六親の影響について考えてみましょう

自分の六親を命式中に探

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「生きているものには役目がある」

「生きているものには役目がある」

算命学の土台となる考え方の中心には
自然思想というものがあります

我々人間という存在は
この地球上の生態系においては
一応頂点に位置していると言えます
しかし
大自然の圧倒的な力の前では
時として
一瞬にして消滅しかねない儚い存在だとも
言えるわけです

算命学における人間観は
人間も自然が生み出した存在の
一つだということになります
つまり
人間も自然の産物である
ということになるのです

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「財星のある宿命」

「財星のある宿命」

先回は局法ということで
幾つかの局法の例を挙げて
書きましたが
今回は格法について
少し触れてみたいと思います

格法は陰占における干支の
構造を通じて
特別に運勢の強い形を
教えてくれます

今回も例を挙げて
説明をしてみようと思います

財の星①

日干が剋す干があると
その干は陽占では
財の星として現れてきます

例えば
日干己土の人の宿命に
壬水・癸水があれば
土剋水なので
壬水は司禄星に

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「局法を考えてみる」

「局法を考えてみる」

算命学には数多くの技法があります
学べば限がないほどです
なので
算命学は一生学び続けるものだとも
言えるかもしれません
「○○沼」と言ってもいいでしょう

その中に「局法」というものがあります
もし学校などで学ぶとなると
基礎をやった後に
比較的早い段階で習うになると思います

聞くところによると
「局法」をカリキュラムから外している
学校もあるようですね

「局法」は26種類もの人体図の形を

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「雨が降っても自分のせい!?」

「雨が降っても自分のせい!?」

この言葉は松下幸之助氏の言葉のようです
雨に関しては
「雨が降れば傘を差せばいい」というものもあります
どちらも考えさせられる言葉ですね

算命学の考え方にも通じるものがあります
今回は「雨が降る」に例えられる
困難な環境に対して
どのような心構えや考え方が必要かを
考えてみましょう

自分のせいではない

実際に雨が降るのは私のせいではありません
私の善行や悪行のせいで
天候が変わるはずがありま

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「我が宿命を生かす道」

「我が宿命を生かす道」

人として生まれたからには
誰でも思い切り自分の人生を
生き切ってみたいと思うことでしょう

自分の意志の通りに
思う存分に実力を発揮して
悔いなき人生を全うしたいと
願わない人はいません

しかし
なかなか現実の世界においては
そうそう簡単に問屋が卸してはくれません
自分の思い通りに
物事が運ぶことの方が稀で
多くの場合は
環境や事情に呑み込まれて
不自由な選択肢の中で
生きていかなければならない

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「算命学とNISAをサラッと」

「算命学とNISAをサラッと」

今回は軽い話

「NISA」が話題になることも多い
今日この頃です
先日大きな書店に行ってみると
壁のような本棚一面が
「投資信託」や「NISA」関連の書籍で
埋め尽くされていました

私のこのブログを読んでくださっている
方々の中にも
既に「NISA」を始めているという方も
少なからずおられることと思います

今回は「NISA」について
サラッと算命学の観点を絡めて
あれやこれや少し書いてみます

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「日干を自然物に例えて宿命を読む」

「日干を自然物に例えて宿命を読む」

算命学は陰陽五行論を
土台としているのですが
もう一つ自然思想にも立脚しています

物事を解釈する時には
陰陽五行という考え方を
自然の姿の中で理解しようとします

今回は宿命(命式)を読む時の
中心になる日干を
陰陽五行と自然界の観点から
あれこれ例を挙げて
考えてみましょう

五行説

五行論は物事を五つの要素で整理して
理解しようとする考え方です
「木・火・土・金・水」の五つです

この世界

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「四生格を考える」

「四生格を考える」

色々な「格」があるのですが
今回は「四生格」について考えてみましょう
似たものに「四正格」というものもあるので
注意してください

十二支

先ずは十二支について考えてみましょう
 子・丑・寅・卯・辰・巳・
 午・未・申・酉・戌・亥

この十二支を時計の文字盤の様に
12時から順番に並べたものを
十二支盤と言います
以下のような位置関係になります
 子:12時
 丑:1時
 寅:2時
 卯:3時

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「我が人生を俯瞰する」

「我が人生を俯瞰する」

算命学を学び始めるきっかけが
自分の人生の「なぜ?」という疑問だった
という人も多いかと思います

自分自身が歩んできた人生でありながら
自分の人生を受け入れられないという人も
いるかもしれません
少なからず
自分の意志で選択をしたはずの人生が
しっくりしないものに
いつしかなっていることもあるでしょう

そんな煮え切らないような人生の
謎解きが出来ないものかと思うのは
当然の心理でしょう

私も

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「司禄星中殺を考える」

「司禄星中殺を考える」

今回は星の中殺について
考えてみたいと思います
すべての星に対して
述べるわけにもいかないので
司禄星中殺をメインに
あれこれ書いてみます

星の中殺

星が中殺されると
本来のその星の性質が不自然に出ます
つまりは
自分の思うようにその性質を発揮する事が
難しくなったりするのです

星はその性質を見るだけではなく
その星を人物に直して
その人物との関わりも
見たりもするので
当然そこにも影響が出

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「人間関係を生剋比で見る」

「人間関係を生剋比で見る」

現代社会においては人間関係で悩む方も
多いと思います
逃れることが難しい関係性の中で
苦闘する人もおられるでしょう

逆に
良き人間関係がもたらしてくれる
喜びがあるのもまた人生の事実です

算命学でも人間関係に対しての
考え方がありますが
今回は五行の生剋比から
人間関係の柔軟性・多面性を
考えてみましょう

五行の生剋比

算命学は五行論をベースにしています
物事を五つの要素に分類して
もろも

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「精神と肉体(現実)という考え方」

「精神と肉体(現実)という考え方」

算命学の土台になる考え方の一つが
一極二元論です
一つの物事や存在を
二つの側面から考えるのです

人間を置いて陰と陽で区分すれば
女性と男性になります
一人の人間を精神と肉体に区分する事も
出来ます
その場合は精神が陽で肉体が陰です

今回は人間を
精神と肉体(現実)という観点から
あれこれ考えてみましょう

陰陽論から見る精神と肉体(現実)

陰陽論における陽と陰は
対立する概念ではなく
相互

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