マガジンのカバー画像

2024年無料記事

29
2024年の無料記事を集めました。
運営しているクリエイター

記事一覧

「日干の強い人と弱い人」

「日干の強い人と弱い人」

算命学は陰占と陽占に区分されるわけですが
性格判断は主に陽占でみると言われます
しかし
陰占でもその人の気質を知ることが出来ます
算命学の入門的な書籍では
「日干」によってその人の性質などを
説明しているものもあります

「日干」はその人の心を表しているので
どの十干が出るかによって
その人の気質をザックリと掴めます

例えば
丙が出れば太陽のような人と解釈します
周囲の人に明るさをもたらす人です

もっとみる
「大運から人生を見つめる」(加筆しました)

「大運から人生を見つめる」(加筆しました)

算命学を学ぶとすると
特に独学になる場合には
先ず人体図(陽占)が理解しやすいでしょう
次には
陰占で陰陽五行の原理を
理解しなければなりませんが
これがなかなか簡単ではありません

最後には
人生を掴むために
後天運を知らなければなりません
特に
大運と年運が重要ですが
算命学の総合的な知識がないと
大運や年運を解釈することは出来ません

今回はそんな大運をテーマに
してみたいと思います
一度記

もっとみる
「東の場所と西の場所」

「東の場所と西の場所」

算命学の陽占は性格判断などに使われます
井型の九つのマスに
十大主星が縦横に五つ出て
十二大従星が隅に三つ出ます
(左上隅は一応空白になります)

この星の意味を見て
その人の精神面を探ることが
出来るようになります

算命学の入門書には
それぞれの星の意味が述べられており
「ふむふむ、なるほど。。」となるわけです

陽占では星の意味を解釈するのですが
その星がどの場所に出ているかも
甚だ重要な情

もっとみる
「命式の解明と解釈」

「命式の解明と解釈」

命式を解明する時には
算命学のいくつもの技法を用います
陰占で言えば
位相法で冲動があるとか
半会があるとかを確認します
また
天中殺の有無も見ます
陽占では純濁法や身強身弱などを見ます

しかし
命式をいくつかの技法を用いて
分析(解明)ができたとしても
どう解釈するかという問題が残ります

命式だけを見て
解明したところで
それは命式を整理して
把握したことにはなりますが
現実世界で生活してい

もっとみる
「日干支の分析」

「日干支の分析」

算命学に関しての書籍は
そう多くはありませんが
入門的なものになると
陽占(人体図)の星の説明が
中心になっているものが多いと
思います
陰陽五行の知識が十分でなくても
理解しやすいのが陽占です

もっとも
この陽占も深めれば
果てしない世界ではあります

対して
陰占の干支を中心にした解説は
陰陽五行の基礎知識がないと
理解しにくい面があるでしょうね

私の「はてなブログ」の鑑定例題でも
前半の

もっとみる
「石破茂・新総裁の宿命を見る」

「石破茂・新総裁の宿命を見る」

自民党の総裁は
ほぼそのまま日本国の首相になるので
総裁選には多くの方が関心を持たれていたと
思いますが
最後の挑戦であった石破茂氏が
決戦投票で総裁の座を射止めました

内外ともに厳しい情勢の中で
日本国の舵取りを如何にしていくか
責任は重大です

ということで
今回は石破茂・新総裁の宿命を
少し見てみることにします

石破茂氏と岸田文雄氏

【石破茂氏の宿命】
1957年2月4日生(男性・67

もっとみる
「運と現実」

「運と現実」

算命学を学んでいくと
実に理論的であり演繹的です
なので
ややもすると宿命を解読することで
全ての結論が出るような気にさえ
なりかねません

当然のことですが
宿命や運勢で現実世界のことが
すべて決まっていくわけではありません

現実世界というのは文字通り現実ですから
そうそう甘くはありません
良い宿命をもっていて
良い運勢の時であっても
現実世界では散々な目に合うことだってあります

現実の壁は

もっとみる
「破格の守護神について」

「破格の守護神について」

算命学の独特の用語に
「破格」というのがあります
「〇〇格一点破格」などと使います

完全格などとは違って
時々見かけることがありますね
今回はこの破格について
特に守護神について
あれこれと書いてみたいと思います

まずは完全格について

陰占において干支を五行に直した時に
その配分が特殊なものがあります
ざっくり言ってしまえば
全ての干支が同じ五行だったり
五行が日干を中心にきれいに
三段階で

もっとみる
「人体図の右肩」

「人体図の右肩」

算命学の鑑定を受けたことのある方で
人体図の左上のマスが空いている事に
気づいた方も多いと思います
そうだったかな?と
全く気に留めなかった方もおられるでしょう

玉堂星などを持っている方は
「ここなんで空いているんですか?」
と聞いてきます
知識欲とか好奇心が強いのでしょうね

今回はこの人体図の空白の
左上の場所について少し書いてみます

人体図の空白の場所

算命学では陰占と陽占という
大き

もっとみる
「時代を生きる」

「時代を生きる」

「回る♪ 回るよ♪ 時代は回る♫」
中島みゆきの「時代」は
世代を問わず歌われていると思います

すべての人はなにがしかの時代(社会)の中に
放り込まれて
泣き笑いしながらも
生きていかなければなりません

自分で自分の生きる環境を選ぶことは
ある程度可能ではありますが
時代を選ぶことはできません

算命学では時代というものを
重要な要素として考えています
今回はその時代について
あれこれ考えてみ

もっとみる
「旺相休囚死」

「旺相休囚死」

聞き慣れない言葉かも知れませんが
算命学には「旺相休囚死」という
考え方があります
四柱推命でも「旺相死囚休」といって
重要な概念となっています
言葉の並びが違うだけで
意味合いは同じです

宿命(陰占)の干支を五行に直して
その五行の強さを表したものです
算命学のブログでも
あまり扱っていない気がします

ということで
今回は「旺相休囚死」について
アレコレ書いてみます

季節感を司る月支

もっとみる
「相生と相剋に着目した性格判断」

「相生と相剋に着目した性格判断」

算命学の基本には
陰陽論がありますが
相生と相剋という概念も
算命学を学ぶ上では
基本中の基本になります

算命学ではすべてを五行という要素で
理解します
木火土金水の五つの要素(気)で
あらゆるものが成り立っていると
算命学では考えます

この五つの要素を更に陰陽に分けたものが
十干です

木火土金水は相互に関係性があるのですが
それが相生と相剋と比和です
今回はその相生と相剋を
占いにおいて

もっとみる
「過去に向き合う」

「過去に向き合う」

現実的に考えれば時間の流れは一方向的です
時間は過去から未来に向かって
不可逆的に流れていきます

そんな時の流れの中で
生まれて死んでいくのが人間です

算命学でも
十干は空間を表しますが
十二支は時間を表すと考えて
人生という時間を十二区分しています
そこから十二大従星が生まれてきます
また
人体図では初年期・中年期・晩年期という
捉え方もありますし
後天運は正に時の流れを表しています

この

もっとみる
「あの世の食事風景とは・・・」

「あの世の食事風景とは・・・」

仏教の説話の中にあるのでしょうか
極楽と地獄の食事の風景の違い
という話があります
聞いたことがあるという方も
おられることと思います

今回はその話を入り口として
算命学的なことも含めて
人間の心について考えてみましょう

極楽と地獄の食事風景

まず地獄の食事風景を見てみましょう
料理はふんだんにあります
多くの人がその食事に群がっています
しかし
誰一人として満足に食事ができていません
いつ

もっとみる