「感謝・謙虚・気遣い」
人は一人では生きていけません
人的環境と物的環境が必要です
これらがなくては
一瞬たりとも生きてはいけません
物質的な要素を消費してこそ
はじめて自身が生存できるわけです
周囲の人間的要素もまた
犠牲にして（消費して）こそ
人は生存できるわけです
人に限らず
この地上に生きているものたちは
互いに持ちつ持たれつの
関係性を結んでいるわけですが
人以外の生き物たちは
それが自然に出来ています
しかし
人間の場合には
感謝・謙虚・気遣いをもって
生きていくということを
特に意識をしなければ
環境と上手く付き合っていくことが
出来ませんし
宿命も伸びては行きません
これが今日の結論です
お陰様で
誰しも人様に迷惑をかけて
生きていきたくはありません
その事に細心の注意を払って
生活している人もおられるでしょう
しかし
大胆で少々乱暴な言い方をすれば
人様に迷惑をかけずに
生きていくのは不可能でしょう
人は生きている限り
誰かの犠牲の上に自分の人生を
築いているのです
赤ちゃんがどれほど母親の
心のエネルギーを消耗させ
体のエネルギーを奪い取り
その時間を消費させていることでしょう
そのことが
必ずしも母親を苦しめているとは
限りませんが
やはり相当の負担にはなっているでしょう
そんなことを知る由もなく
子供の方は育っていくのです
はじめてその事に気が付くのは
数十年後です
社会生活の中でも
周囲の人達の許しや寛容さに守られて
己の人生が構築されていることも
実は多々あると思います
つまり
「お陰様で・・・」という世界ですね
なので
感謝や謙虚さはどんな人にも
不可欠のものです
気遣いも加えて
3K（感謝・謙虚・気遣い）と
私は思っています
社会的成功者
世には一代で大きな成功を
手にする人物が時々出てきます
その人物の宿命をみると
やっぱりね
というような宿命を持って
生まれてきていたりするものです
すべてがプラス方向で
整っている宿命などはありません
大きな成功の可能性がある宿命は
穴の部分もまたあるものです
イチローさんを見てみましょう
宿命は従生財格破格ですから
財の運勢がありますが
人生の一番力が出せる25歳から45歳が
大運天中殺になっています
彼はこの時期を大リーガーとして
挑戦しましたが
通常は上手くいかないパターンです
（子供中殺の大運です）
彼は大リーガーとして大成功しましたが
子どもの犠牲という条件があったと
考えることも出来ます
お子さんができなかったというのも
犠牲のあり方のひとつです
アメリカの歴代大統領達を見ても
身内に負の部分を担当したような
人生を歩んだ方が居たりします
バイデン現大統領も
先妻と長男を交通事故で亡くしています
このようにハッキリと現象に現れなくても
私の人生を浮揚するために
負の部分を担当してくれた人たちが
必ず居られるものです
その事に気付かなかったり
無関係だと考えたりしたら大きな間違いです
うまくいっている時には
むしろ謙虚になりましょう
自分の力だと過信せずに
稲穂と同じ心境で過ごしたいものです
逆に自分が影の役回りを
担うこともありますから
その時には感謝してその役割を
受け入れましょう
徳積み
一時期話題になりましたが
大谷選手が試合中に
グランドのゴミを拾う行為をしていました
俗に徳積みと言われる行為です
徳にも陽徳と陰徳があります
陽徳はその善き行いが
公に明らかになり
社会的に評価されたものです
一代で終わりです
陰徳はその善き行いが
公にならず
社会的に評価を受けない場合です
その場合は子孫に徳が継承されると
考えます
例えば
算命学の「相法局」の人は
自分の人生で積んだ徳を
子孫に残す人と言われています
苦労しながらも
人の道に外れずに
誠実な人生を歩んだ先祖を持つ人は
その陰徳の袋を持って生まれて来ます
もしかしたら
「印綬格」などは
そういう人かもしれませんね
＊＊＊
とめどない話になりましたが
最後まで読んでいただき
ありがとうございました
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