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「結婚運」

結婚は人生における
最も大きな分岐点でしょう
そこに至るまでのその人の生き方の
一つの結論でもあるわけです

また
その後の人生に向けての
新たな出発点でもありますね

親の運勢の影響圏から抜けて
夫婦での運勢の影響圏に
移行して行くわけです
親は自分で選べませんでしたが
配偶者は自分で選べるわけですから
その分だけ自分の責任も大きくなるでしょう

鑑定でも
「結婚運」を知りたいという人は多いです
その場合の「結婚運」の意味は
①いつ結婚できそうか
②幸せな結婚が出来そうか
この二点が含まれていると思います

今回は大きなテーマですから
多くを書く事はできませんが
基礎的な事をいくつか
書いてみたいと思います

結婚の時期

結婚の時期についてまず考えてみましょう
細かい事ですが
結婚に良い時期ではなく
結婚しやすい時期の事です
以下の条件が成立しても
天中殺と重なったりする事もあるので
必ずしも結婚に良い時期とは限りません

①自分の日干と干合する干が回ってくる時
干合は男女関係を意味しますから
自分が「結婚したいなぁ」と思う相手が
現れやすい時期と考えます
 甲-己
 丙-辛
 戊-癸
 庚-乙
 壬-丁
日干と後天運に上記の組み合わせが出来れば
好ましい相手が現れる時期と解釈します

②自分の日支と合法が成立する時
日支は配偶者の場所ですから
そこが後天運と合法(融合条件)で一体となれば
お相手が現れやすい時と考えます
(合法とは半会や支合の事です)

③家庭の星が回ってくる時
後天運で牽牛星や司禄星という
家庭を意味する星が回ってくる時は
結婚したくなるしそういう方が現れやすいと
考えます


自分の人体図の右手(西)に出ている星が
陰陽違い(比和)も含めて
後天運で回ってくる時も
結婚したくなる時ですが
結婚したい人が現れるというよりも
自分の気持ちが結婚したいと前向きになる時
という解釈です

良い結婚をするために

結婚はそれまでの生き方の
一つの結論・結果だと書きました
どのような宿命であるかに関わらず
どんな生き方をしてきたかが
結婚には大きな影響を及ぼします

自分の守護神が回ってくる時期に
相性の良いお相手と結婚出来れば最高です
しかし
それまでの生き方が
自分の宿命を消化している生き方でなければ
そうはいかない可能性があります

守護神を生かしていなかったり
宿命から外れるような生き方だったりすれば
たとえ守護神が回ってきた時に
相性の良い方と出会っても
どういうわけか好きにならなかったり
縁を持てなかったりしてしまいます

※相性の良い人を必ず好きになるとは
 決まってはいません
 もしそうであれば
 皆さん幸せになれますけどね

生き方によっては
良くない時期に
良くない相性の人と
縁を持ってしまったりします

なので
単に時期が良いか
相性が良いかだけではなく
自分が宿命に合った生き方を
しているかどうかの方が
幸せな結婚に至る為には
重要だと言えます

結婚に限らず
自分の宿命通りに生きるということは
自分の宿命(命式)内の気や星が
相応しい稼働をしている姿なので
自ずと周囲の人間関係なども滑らかに
引っ掛かりなく展開するようになるでしょう

結婚運が良い宿命

生き方が重要ではありますが
宿命が良いに越したことはないですね
結婚運の良い宿命を
日干支で考えてみましょう

戊子という日干支は
結婚運が良い日干支と言えます
子の中には癸が一つだけ蔵干として入っています
なので
天干と地支(蔵干)が戊癸干合になります
このような天地が干合していると暗合といいます

自分と配偶者の場所が睦み合うので
結婚運が良い日干支ということになります

戊子に限らず
日干支が暗合する組み合わせは
結婚運は良いと言えるでしょう

しかし
宿命のどこかに午があったりすれば
子午の冲動ということになり
配偶者の場所(日支)と配偶者の干(癸)が
壊されることになります
そうなると一転
結婚運の悪い宿命になります

後天運で午が回ってきても
結婚には向かない時期ということになります

結婚運が悪い人の結婚について

結婚運が悪いと言われる宿命の人は
結婚を諦めたほうが良いのでしょうか?
当然そんなことはないですね

算命学では
結婚運がたとえ悪くても
10歳以上の年の差婚であったり
外国の方との結婚であったりすれば
上手くいく可能性があるとしています

天中殺での結婚

最後に天中殺での結婚についても
触れておきましょう

年運天中殺は二年間ですから
なんとか避けて結婚することも可能でしょう
しかし
適齢期に大運天中殺が回ってくれば
避けようもありません

その場合は受け身の姿勢で
結婚するしかありません
大恋愛の末に結婚するのは
受け身ではありません
お見合い結婚の形の方が良いでしょう

また
相手のために
家族のためにという
心持ちで結婚生活を送ることは
受け身の姿です
自分というより相手を幸せにしたいという
精神だからです
「私を幸せにして頂戴!」というのは
避けたいですね

なので
天中殺での結婚は
高望みをしない気持ちで
欲を張らない生き方をした方が良いのです

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長くなりましたが
最後まで読んでいただき
ありがとうございました

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