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「いつのまにか骨折」と姿勢①~その正体…「圧迫骨折」とは?/連載コラム vol.46

※初出:岩手日報ぽらん(2018年1月号)掲載、「ハカセが教える『姿勢医学®』のおはなし」(原文ママ)。文章・画像ともに、無断転載はご遠慮ください。

読者の皆様こんにちは。
私は姿勢ケアの専門家・『姿勢科学士®』にして
『国際容認基準カイロプラクター』の
Dr.小野寺デス。

さて最近
巷でよく耳にする
『いつのまにか骨折』という言葉。
私が開催する健康講座でも
参加者から質問される機会が増えてきました。

これは正式名称を
椎骨(背骨を構成する骨)の
『圧迫骨折』
といって
元々長方形である椎骨の椎体部分が潰れて
『くさび形』に変形
してしまっている状態を
指します(図左)。

圧迫骨折自体は
椎骨に垂直方向の圧力がかかった場合
例えば『尻もち』をついた時などに
発生しやすい
のですが
軽度のものは強い痛みを感じにくい為
後から別の検査の機会に発見されたり
本人に転倒の記憶がないにも関わらず
発生
している事も多い為
啓発の意味を込めて
『いつのまにか』と命名されたのでしょう。

高齢者に起こる圧迫骨折のほとんどは
『骨粗鬆症』に起因
するとされ
巷ではその対策として
『骨密度』に注目する事が多いようです。

それ自体は私も賛成なんですが
そこに『姿勢医学®』の観点を加える事で
更なる予防&悪化防止が見込める

私は考え実践しているのですが…

詳細は次号にて!!


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