吹山はじめ

行き詰まる30代 エッセイの種 日記は肥料 もくもく育つ秘密基地

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マガジン

  • はじめたてキャンプ記事

    近ごろハマっているキャンプの記録 出来るだけ、軽く、力を入れず ゆるゆると、キャンプを楽しむ日々

  • 日記・雑記

    日々の頭の中の置き場 何かの種

  • ハキダシ

    頭の中がゴチャついた時にゴチャついたままとにかくハキダす文章、読みづらいです。

  • 短編小説 あいまいな夜 

    京都のとある飲み屋で過ごした あいまいな夜の話 ※実話とフィクション半々のあいまいな話

  • 自己紹介

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吐いた言葉を飲み込んでいく

いわゆる「ブログ」という媒体を 始めたのは高校生の頃。 そう考えると、17歳とか18歳ぐらいから やっては消して、やっては消してを繰り返している。 現在37歳 20年ぐらいどっかで言葉を書いている。 辞めて辞めて辞めて、 また書きたくなって 辞めて辞めて辞めて、 また書きたくなって 20周年記念、というわけではないが、 一つ一つ思い出してみようと思う。 ①2003年頃〜2005年 「日常ふきこぼれ」 gooブログ ふきこぼれ、という名前は初めからあったんだな

    • 君と私のどきどきキャンプ

      休みができたら、キャンプに行く。 そんな過ごし方が、少し板についてきた気がします。 キャンプは敷居の高いものではなくて、 もっと気軽なものだということが、分かってきました。 本日はこちら 京都、南丹市日吉ダムのキャンプ場 川のせせらぐ素敵なキャンプ場に。 天気が少し心配でしたが、 ポツポツ程度で済みました。 なによりも 自然がきれい。 何度かキャンプをやって、 家帰って、キャンプ用具洗って、干して またすぐいけるようにジップロックに分けて入れて、 キャンプ系のY

      • はじめたて!私のキャンプ

        前回、ソロキャンプに興味あるって記事を書いたら note公式のマガジンに入れていただけたみたいで 沢山の人に読んでもらえた。 非常にありがたい。 他のクリエイターさん達の 素敵なキャンプ記事が並ぶ中 僕のどうでもいい「斧」の記事がそこにあって 場違いで恥ずかしい。 ただ「斧」と言いたいだけの記事が、 皆様のキャンプライフを汚してしまってないかと 思う次第です。すみません。 note公式の斧が僕に振り下ろされた瞬間であった。 (公式さんありがとうございました) さて、今回

        • ハキダシ 〜没頭と人生と幸福感〜

          「ハキダシ」 頭の中でグルグルとしていてうまく言語化出来ていないことを ただただ吐き出しながら、何となくのヒントを見つける作業です。 過去のハキダシはマガジンからどうぞ。 何度も何度もこのテーマには触れているけど、 そろそろ自分の中で決着を付けたい。 ・「没頭できる」ということについて 社会人になってから、 「休みの日の過ごし方」について悩んできた。 読書・映画・グルメ・ウクレレ・ピアノ・自転車・筋トレ・マラソン お笑い・プロレス・キャンプ・ラジオ・瞑想・ゲーム・ア

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        記事

          書きたい事はチラホラあれど、 今日は何だか考えがまとまらないので、noteおやすみ。 頭の中にずっとノイズがある感じ。 ぼわーんとしとる。 昨日食べたラーメンの画像で今日のところは許して下さい。

          書きたい事はチラホラあれど、 今日は何だか考えがまとまらないので、noteおやすみ。 頭の中にずっとノイズがある感じ。 ぼわーんとしとる。 昨日食べたラーメンの画像で今日のところは許して下さい。

          5/26 安易な自虐

          40手前、独身ということになって参りますと、 会社でもプライベートでも 自分より若い子と話すことが多くなって。 言葉ひとつで 偉そうになってしまったり 自分にそんなつもりがなくても 会話におじさん臭がしたり そう取られてしまったりすることが多い。 いわゆる「ハラスメント」というものに 敏感になる。 変に若作りするのも違和感あるし、 安易な自虐に逃げてしまう。 彼女とか作らないの?と言われれば、 「いやー、僕なんて誰が好きになってくれるんですか!?」的な。 「もう

          5/26 安易な自虐

          5/23 そんな夜を探してる

          いつぞやもこんな記事を書いたと思うんだけど。 この為なら、時間を捧げられるという趣味や特技がない。 最近YouTubeで、プロゲーマーの動画を見る事にハマってるんだけど、 当たり前の事だけど、 プロゲーマーの人達って めちゃくちゃ楽しそうにゲームをプレイするし めちゃくちゃ悔しそうにゲームをプレイする。 こんなにも感情が揺さぶられることって、 僕にはないなあと思うね。 その代わりと言っては何だが 何でもそれなりに楽しめるし、 どんな事にも興味を持てるし そう思うと、

          5/23 そんな夜を探してる

          3月にフルマラソン完走して、 その反動で飯食ってたら ものの見事にたった2ヶ月で5キロぐらい太りました。 年齢って残酷ですね。 どんだけ食うてん。 痩せます。

          3月にフルマラソン完走して、 その反動で飯食ってたら ものの見事にたった2ヶ月で5キロぐらい太りました。 年齢って残酷ですね。 どんだけ食うてん。 痩せます。

          5/21 KYOTO SUNRISE

          もうちょっとだけ、京都の話。 ハンナさんのお店を訪ねた時に、 「ああ、そういえば吹山くん、知り合いから良ければって言われた話があるんだけど」 「ん?」 「平安神宮で京都サンライズって音楽イベントがあって、そのチケットあるんだけど、行く?」 「あー、土曜なら空いてるから是非」 「友達いれば、他の人も誘っていいよ、友達いればね、友達いればだけど」 「友達はいねえ!てか知ってて言ってない?笑」 平安神宮でライブ。 いいじゃない、素敵じゃない。 と言うわけで、人生

          5/21 KYOTO SUNRISE

          5/20 タイムスリップフリーハグ

          柄にもなく、 小説っぽいのを書いたものですから、 何だかその世界がずっとまだ残ってて、 抜け出せていません。 俳優さんが「その世界に入り込んで、役が抜けない」というのはこういう感覚なのでしょうか。 なんにしても、 デトックス期間が必要そうです。 この話を書くにあたって、 しばらく京都にいたのですが、 舞台となる飲み屋さんを久々覗いたら、 10年前にいた何人かの常連さんと再会することができました。 「あ!吹山くん!マジで!?ほんとに!?」 突然始まるハグ。 死ぬほど

          5/20 タイムスリップフリーハグ

          あいまいな夜 あとがき

          人は過去を美化しようとする やっぱりそんな気がしています。 前々から形にしたいなと思ってきた事でしたが 物語とは言え過去の恋愛ベースなんて「誰が興味あんねん」と 物語にすることで「美化」して「良かったもの」として出すことに 違和感を覚えていて、ずっと書けずにいました。 未だに、こうやって形にしてよかったのかという葛藤があります。 物語の結末は、いくらでもハッピーエンドにすることは出来たのですが、 それこそ「過去の美化」であり 物語の初めに手招きしてお店の中に入れてくれ

          あいまいな夜 あとがき

          あいまいな夜 ⑦

          え、ここもタバコ吸えなくなってる ここも喫煙所ない... あのデイリーヤマザキも無くなってる... 10年という月日は、京都の街を変えていた。 「お久しぶりです、ハンナさん」 「ああ、吹山くん、久しぶり、奥座って」 「甘いやつが好きだったっけ?」 「そうですね」 「元気だった?」 「何も変わってないです、10年前と」 「結婚とか、子供は?」 「いや、俄然独身」 「あれ?彼女いたよね?」 「あー、とっくの昔に別れました」 「そうなの?仲良かったのに」

          あいまいな夜 ⑦

          あいまいな夜 ⑥

          「私の話はざっとこんな感じかな。さ、どうだ!私のこと怖くなった?笑」 「いや、怖くはなってない」 「怖くは、なってない?」 「ああ、なるほど、怖くも、なってない」 「ふふん」 「ちょうどいい言葉が見つからない。そもそも僕が言葉に表していいほど、軽いもんじゃない」 「いいよ、大丈夫。山さん、もし私のこと嫌になったら言ってね」 「嫌になったらね」 「嫌にならないよ、とは言ってくれないの?」 「ここで、嫌にならないよ、ずっと隣にいるよ、なんて言う奴は信用ならんでし

          あいまいな夜 ⑥

          あいまいな夜 ⑤

          「山さん、こんばんは」 「笹川さん、こんばんは、お久しぶり」 「さて、てくてく歩きますか」 「あ、笹川さんが貸してくれた本、めっちゃ面白かった!他の作品も読んだよ!新訳走れメロスとか!」 「ああ!あれも面白いよねえ」 「京都が舞台だから、我々にとっては読みやすいね、ありがたい」 「うんうん、喜んでくれて何より。山さんにとって良きことがありますように、なむなむ!」 「あ!万能のおまじないだ!なむなむ!」 「んでさ、一個聞きたい事があったんだけど」 「なに?」

          あいまいな夜 ⑤

          あいまいな夜 ④

          「もしもし、ごめんね、こんな遅くに」 「いいよ、どうしたん?」 電話は苦手だ。 相手の表情や空気感 それらが見えない状態で 汲み取らなければならない。 今何をしてて、 どういう状態で電話をしてるのか。 何も分からない所から始まる。 「この前ね、ハンナさんのとこに一人で行ったの、何か悲しくなってしまって、勢いでハンナさんに喋ってしまって、困らせてしまった」 「そっか、そんなことがあったんだね」 我ながら、白々しい滑り出しだなと思うが、 まあそれはいい。 「ハンナ

          あいまいな夜 ④

          あいまいな夜 ③

          「ハンナさん、こんばんは。それと頼まれてた九条ねぎ」 「ああ、ありがとう、座って。何飲む?」 「えーと、じゃあ、あの北島ください」 「はいはい、ちょっと待ってね」 「で、どうかしたんですか?」 「あのさ、この前めぐみちゃんが1人で来たの」 「うん、それで?」 「あの子、その日はすごい飲んでね、閉店の時間だったんだけど、もうちょっといさせてくれって言っててね」 「ほう」 「仕事での不安とか、家族との事とか、ブワーって喋り出して、大泣きして抱きついてきて」 「

          あいまいな夜 ③