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【萩人図鑑Vol.7】秋山光里さん

今回の萩人は、じつはこのnoteではすでに登場されている方…!
「萩滞在日記」を読んでくれた萩隊ファンの方は、ピンと来ていますかね😀
まだの方はぜひ目をとおしていただけると(^^)


さてさて、今回も萩人図鑑のはじまり、はじまり~🚪

プロフィール
名前:秋山光里
身長:161cm
出身:広島県三次市
口癖:それ面白いね。
萩でよくいる場所:陶芸の村公園

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入萩経緯
退職後、様々な国や地域のリアルな暮らしを見るべく
世界を旅していた秋山さん。旅をするなかで、
「日本らしい」「自然が豊か」「小さくコンパクト」
この三拍子がそろった地域に住みたいと思ったといいます。
帰国後、全国をヒッチハイクしながら巡っているうちに、萩に出会い、
この条件に当てはまると感じたため、萩へ。
秋山さんの推しポイント
多彩なきっかけクリエイター✨

モノや作品だけでなく、外の人と萩とをつなげる「きっかけ」をも作っている秋山さん。そんな秋山さんの魅力は、そういったクリエイティブな一面にあると私たち萩隊は思っています(^^)
今回は、ごくわずかにはなりますが、みなさんに秋山さんの活動や思いを共有していきます!お楽しみください✨


現在の活動

2019年から地域おこし協力隊として活動をしています。
ミッションとしては、
①地域の人材育成
②地域産品(モノやヒト)のブランディングですね。

まず①について。
人材育成といっても、僕にはひとに何かを教えるスキルも能力もなくて…そもそも、「教育」って教えて、育んでもらうことだと思うんです。
なので、「きっかけを与えること」が自分の使命だと思って、活動しています。
具体的には、萩にクリエイターやアーティストを呼んで、滞在中に作品を作ってもらう活動をしています。
そういった方々に面白いものを萩で見つけてもらって、それを外に発信してもらえたら、それが「人材育成」になるのではないかと考えています。

⇩詳しくはこちらのHPから✨


②ブランディングについて
ふるさとツーリズムで日本人向けガイドの宮崎さんや河津さんとFURUSATOサイクリングというものを作っています。走るだけでなく、文化や自然に触れ合ってもらうことが目的ですね。


地方には、「コンテンツ」はあるのに、「コーディネーター」は不足しているんです。
この時期にこの花が、、酒蔵が、、産物が、、って。コンテンツは豊富。だけど、それらをつなげる人材がいないということです。

家にはねじがあるように、地方にもねじがあるけど、ねじ単体ってみんな買おうと思わないでしょ?(笑)
コンテンツがモジュール化されているからみんな買うんだよね!
ねじ単体でなくて、机とか椅子とかを買うのと同じです。

ただ課題もあって…コロナの影響で、いくらツアーを作っても売れないのよ~。
オンラインだけで、どうやってお客さんをつなぎとめるか。
オンラインツアーも検討してみたけど、それには限界があると感じてね。オンラインはあくまでお客さんをつなぎとめる手段にしかならないと思っています。

状況は苦しいですが、点と点をつなげるコーディネーターになるべく、体験プログラムを作っていきます!


今後のビジョン

秋山:
コロナを通して、お金のこと、交友関係、生き方、暮らし方、ひととのつながり方、幸せの価値観…などを見直すようになったんです。
今はそういった価値観を空き家改修を通して体現していこうとしています。

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その様子を同じく地域おこし協力隊のJOさん(萩人図鑑Vol3)たちが記録してくれています。

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ゆくゆくは、空き家改修の過程を記録したものをまとめて個展がしたいですね~。社会的な彫刻作品を作れたらなと思っていて。
新たな暮らし、コンセプトをつくる。場所は決まっていないけど、年末あたりに個展をしたいなぁって。

萩隊(これは観に行きたい…!!萩の地域おこし協力隊、改めてレベル高いなぁクリエイターぞろいでカッコイイ。)

秋山:
空き家改修を進めるなかで、トイレの改修や床はりなど、自分たちでできる範囲のことは自作・自給をしているのですが、何でもかんでも自分たちで完結させるのは違うと思っていて。
衣食住だけでも50%を越えないようにすることを心がけているんです。100%にしたら孤立しちゃうからね。地域のひと達に「なんかしてる?」としか思われないのは、あまりよろしくない。
新鮮な野菜を買ったり、草刈りしたり、困りごとを解決しながら、地域とつながる。孤立でなくて、溶け込める暮らしをつくっています。
あえてスキマ、余白をつくる。コレです。コレ。

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萩隊(自給自足って良いイメージだけど、たしかにその度数を上げると、孤立する…ごもっともすぎる。足りない部分や苦手なことがあったほうが案外ひととつながれるのかもなぁ)

秋山:
あとは、ワーケーションができるような施設もつくっていて。
アーティストだけでなく、翻訳家、Webデザイナーなど、一定期間萩にいれるようにしたいね。
地方の魅力は1週間から2週間くらいはおらんとわからないと思っているからこそ、長期滞在できる宿を作ろうと計画中です。


秋山:
あとは塩づくりかな!

萩隊(このひとは一体、何者…(笑))

秋山:
萩には1軒だけ塩屋さんがあって、二人の職人さんが海水を汲んで40時間も窯焚きで作っています。

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この塩づくりをね、もう少しやってみたい。シンプルだけど奥深くて!
70~80種類の成分が入っているから、ただしょっぱいだけでなくて、苦みや甘みもある。複雑な味なんです。


萩の魅力

秋山:
コンパクトなサイズ感!これが一番かな。

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三角州のなかに、消防署、役所、商店街、農業、萩焼の文化、漁業…
とにかくコンパクトにまとまっているところが魅力。
市内にありとあらゆるものが集まっているのが面白い。

これは住む前から思っていた魅力だけど、移住してから気づいた魅力は…「人」かなぁ。
田舎には排他的なイメージがあったけど、萩のひと達はすごくウェルカム!
「ありがとうね」「来てくれて嬉しいよ」と変人の僕でも受け入れてもらえました(笑)
歴史的背景を考えたときに、もう既に変人を受け入れる土壌が出来上がっていたのかもしれません(^^)👍

萩隊(変人を受け入れるまち、萩。いいなぁ(笑)こうやって外と内とが混ざり合っていくなかで、さらなる地域の魅力や交流が生まれそうですね!)

秋山:
そんな地域の人とのコミュニケーション術、実は2つあって。
1つ目は、「すべてのことに終わりがある」と思うこと。
こう思うと、「あとで聞けばいいや」が通じなくなる。だから、今聞こう!今話そう!とすぐ地域の人のところに行ける。
もう1つは、「わかってても聞く」これに尽きる。(笑)
ひとを頼ることでコミュニケーションが生まれるし、
自分でやるほうが早いと思っていても、たとえもう既にわかっていることでも、「教えてくださ~い」と話しかける。
地域の人たち、承認欲求の塊だからね(笑)ほめてあげること、大事です。そうすることで、逆にすごく良くしてくれるからね~
「すべてのことに終わりがある」
「わかってても聞く」

この2つ。コミュニティに入るコツです👍

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最後にひとこと

秋山:
3人とも、ぜひ萩へお越しください。また飲みましょう。(笑)

…ってこの記事の読者にかぁ~!

あっ、、、
おもしろ…いっちがうな、、
むずいなぁ~どうしよっかな、、って考えちゃだめなのか

萩隊(悩みながら超真剣にこのコーナーと向き合ってくれた秋山さん、この姿勢に涙がでそうでした。)

秋山:
…そうね。今はいろんなひとに会いに行きたいです!!萩は良いところだけど、萩の良さは長くいるとわからなくなってくるからね。
外に出て、みんなのところにも行きたいです!!

おわりに

自分には何もできないと言いながら、空き家購入、リノベーション、養蜂…さまざまなことにチャレンジされ、何でもじぶんで作ってしまう秋山さん。

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さらに、このインタビュー中にも数々の名言を生み出されていました。

とくに、「教育は教えて、育んでもらうこと」「全部をひとりでやらない」といった言葉は私たち大学生の胸にじーーんと響き渡りました。そういう見方もあるのかと大きな気づきでした。

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秋山さんが、誰かの「きっかけ」をつくるクリエイターでもありながら、そもそも秋山さん自身が多彩で、最高のクリエイターだということが、読んでいるみなさんにも届いていたら嬉しいです✨

とっても活動的な秋山さんと同じく地域おこし協力隊のJOさんをゲストに招き、オンラインイベントを開催しちゃいます!いきなり告知です📣


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少しでも\オッ/と目に留まったそこのあなた😊👉🏽ぜひぜひご参加お待ちしております〜!

参加申し込みはこちらから👇✨

萩隊一同、皆さまのご参加をお待ちしております〜☺️

記事から告知まで目を通していただき、感謝です😌🙏これからも萩隊の応援をよろしくお願いいたします!

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