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135. 身を粉にするな、頭を粉にせよ。最悪のあとには必ず最善がある。いかなる苦境にも屈しない強さを身につけていれば、おのずと道は開ける。〜藤田田〜

羽原秀剛

みなさんこんにちは。


今回は、日本マクドナルドの初代会長として、創業から12年で外食産業売上高日本一を達成した藤田田さんの格言について紹介します。


藤田田とは

1926年、大阪府の淀川区に生まれました。

名前は、母がキリスト教だったことから「口」に「十字架」で良い言葉を語るようにという意味で田という名前になりました。

千里第二尋常小学校では成績は優秀だったものの、母が教師に賄賂を渡さなかったため、内申書をあまりよく書いてもらえず、一浪して北野中学校に入学しました。

卒業後は戦火が激しくなり大阪を離れ、1944年に松江高等学校に入学し、
東京大学法学部へ入学しました。

高校や大学では頭はよく、発想の良い天才でしたが、受験勉強や学校の秀才を徹底的に馬鹿にしていたらしく、周囲からは敬遠されていました。

学校にいてもつまらなかったらしく、マッカーサーの司令部へ行き、下士官や兵隊相手の通訳として雇ってもらいました。

大蔵省(現:財務省)のビルの地下に寝泊まりして軍曹や伍長の通訳を3年し、入省通知も来ていたそうですが、
公務員は前例のないことはやりたくなく、自身は前例のないことをやりたかったらしく、入っていたらすぐにクビにされていただろうと語っています。

平凡は嫌い、属人を馬鹿にする傾向で東大法学部は面白味のないところだったそうですが、
東大というパスポートの重みは知っており、とりあえず持っておこうというずる賢さも持っていたようです。

そんな時、GHQでアメリカの文化に触れ、ハンバーガーやコンビーフ、コーラやクリームソーダなどの食文化や冷蔵庫、タイプライター、大型のアメ車などの豊かな文化やキリスト教文化を知りました。

そんな中、東大在学中の24歳で通訳をしながら貿易会社「藤田商店」を設立、
米軍の売店に雑貨や食料品を卸す仕事でした。

創業のきっかけはユダヤ人軍曹と出会い、
大企業に入って見栄を張るよりも金を儲けることが人生の目標になり、就職するという気持ちは無くなったようです。

ウィルキンソンという親しい軍曹がおり、下士官なのに将校よりいい服を着て、いい車に乗って、下北沢に大きな家を持ち、綺麗な女性まで囲っていました。

それは金貸しで儲けていたらしく、給料日になると他の兵隊から集金していたそうです。

大切なのは「大金を貸さない」ことで、10ドルや20ドルといった少額にすれば貸倒れが少なくなり、手間はかかるがリスクは少ない、それがユダヤ人のビジネスの基本だと言います。

ユダヤ人にとっては一攫千金はビジネスではなく、あっちから100円、こっちから200円とコツコツ集めるのがビジネスで、それだけは忘れるなと言われました。


また、藤田商店でダイヤの輸入をしており、
「マッソーバーブラザーズ」というディーラーへ約束の時間にいった時、
若いカップルが結婚するということでダイヤを買いたいと言い、
一時間以上待たされた時がありました。

その時に、
「ごみみたいなダイヤを買う客を相手にするな」と口を滑らせたときに、
「小さなダイヤを一個買いに来た客をいかに大切にするかが大事で、
これが成功するかしないかの分かれ道だ。
若いカップルだから最初は小さいダイヤかもしれないが、来年はそのダイヤを原価で引き取り、少し大きなダイヤを買ってくれる。
そして毎年少しずつ大きなダイヤを買ったら、何十年もしたら大きなダイヤを買ってくれる。
ビジネスとはそのような小さなことの積み重ねだ。」
と金貸しのウィルキンソンと同じことを言われたそうです。

これが、マクドナルドのハンバーガーを1つ売って、10円20円という、
小さなことの積み重ねを大事にする商売に繋がっているそうです。

藤田さんのビジネスの命題があり、それは「勝てば官軍」というもので、
「敗者の美学」は文学の世界だけで、ビジネスでは百害あって一利なし、
文学では飯は食えないとし、金儲けを死ぬまでやり続けたそうです。


身を粉にするな、頭を粉にせよ。最悪のあとには必ず最善がある。いかなる苦境にも屈しない強さを身につけていれば、おのずと道は開ける。

身を粉にして働け、ということは誰しも聞いたことがあると思いますが、
仕事をやる上では頭を動かすことが大事で、
どれだけ頭を使うかが売り上げに繋がるというのは確かになと思います。

また、いかなる苦境にも屈しないというのは、
他の経営者の方にも共通していると思いますが、
何があっても成功するまで続けるということに繋がっていると思います。

最悪なことがあるということは、その後はいいことしかないということで、
夜明けの前が一番暗いというのもよく言われます。

成功する前にはどん底のような暗い瞬間もあるかもしれませんが、
そんな時でも踏ん張って続ける強さを身につければ、
おのずと道が開けるはずです。

そんなどれだけ行き詰まった時にも立ち上がる強さを身につけていこうと思います。


最後に

今回は、日本マクドナルドの初代会長として、創業から12年で外食産業売上高日本一を達成した藤田田さんの格言について紹介してきました。

ビジネスにおいても小さなことの積み重ねを大事にする精神や、
実際に日本のマクドナルドでも一番の売り上げはスタンダードのハンバーガーやビッグマックが高くなっていますが、
そのような小さなことをコツコツと積み上げてきたことにより、
誰にでも手の取れる商品を生み出しているんだなと思いました。

また、一回来たお客様をどれだけ大事にし、
次もまた来たくなるかということにも重きを置いているところが、
ビジネスマンとしてかっこいいなと思います。

一つの商売をそれで終わりだと思わず、その先を見て努力するかが大事だなと自分も思ったので、
一つ一つのことをその先にも繋がっていくんだと思って、
丁寧な仕事につなげようと思いました。

三方良しで、誰からも喜ばれるようなことをしていこうと思います。


それではまたどこかで。

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