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音楽・作曲・音楽ソフト_葉羽

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私の音楽活動の話、使っている音楽ソフトの話など。
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#自作曲

切ない曲、桜乃そらに歌ってもらいました

切ない曲、桜乃そらに歌ってもらいました

Synthesizer V の新キャラ、桜乃そら(はるのそら)を購入しました。
お姉さんぽい綺麗な声で使いやすいかと思ったら、意外にもかなりの癖強。時々語尾に「ん」がつく。「悲しくて」と入力すると「悲しくてーん」となるのです。あと、ちょっと鼻につくほどのしゃくりが・・・。そのあたりをカバーしつつ表情を付けました。
英単語の部分は同じキャラの英語に切り替えて歌わせています。発音が異常に良すぎて何言っ

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『イオナ』夜這いの歌_歌声合成ソフトSynthesizer V Saki

『イオナ』夜這いの歌_歌声合成ソフトSynthesizer V Saki

コンプレッサーで整えきれないボーカルのデコボコは、今回はメロダインとボリュームオートメーションと両方で頑張りました。あとはイコライザーを部分的にかけてみたり。よくわからないけどあの手この手。
「い」が飛び出ちゃうんだよね。メロダインで1音1音シューーーッと小さくするの気持ちいい。
最後のほうにちょっとだけ自分の声も入れました。

[歌詞]

白い白い月の夜 窓から忍び込む
冷たい夜風がこの部屋流れ

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『9th tear』歌声合成ソフトSynthesizer V Sakiにまた歌っていただきました。

『9th tear』歌声合成ソフトSynthesizer V Sakiにまた歌っていただきました。

グラウンドゼロからの再生がテーマ、ロック調です。
ボーカルは全体にSaki Standardを使っているけど、息継ぎだけSaki AIのほうを使いました。Standardの息継ぎは、なんか吐いてるように聴こえるので。

息継ぎって歌のノリだから大事だよね、実際に息吸いながらタイミングを打ち込んでいくもんで、過呼吸ぎみ。

ボーカルの処理は人間と変わらないので手間暇かかる。コンプレッサーだけではデコ

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そして私はここへ還る、10代の街

そして私はここへ還る、10代の街

それこそ10代の頃、バンド仲間に「聴きたまえ!」とこの音楽を渡されて以来、私の一部になった。

Teen Town

Harlequin

ピアノのぱらぱら感がいいよね。私も無理に普通の指使いのピアノ曲作らないで、ぱらぱら指でしっくり作ろう。と、最近思い始めた。自身の音楽歴が透けて見えるようなものは作りたくないと粋がっていたけど、バックグラウンドを隠す必要もないかなと、少し大人になったね。

「古

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自然科学の詩人とSakiのコラボレーション

自然科学の詩人とSakiのコラボレーション

鳴き砂で有名な ”姉子の浜”(福岡県)をイメージして曲を作りました。
この曲、『さらさらと、さらさらと』は、私が歌声合成ソフトに歌わせた初めての曲です。なので、表情とかあまり細かく打ち込んでいないんだけど、それでもこれだけ豊かに歌ってくれて感動。ちょっと気怠い雰囲気がいいです。Synthesizer V Saki_Standardのナチュラルな声質は、素朴でしっとりとした曲にもよく合うなと思います

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ふたりの録れコン2021

ふたりの録れコン2021

以前記事にした杉原明さんとの合作曲『NaNa』が、島村楽器録れコン2021の最終審査会まで残った。

入賞には至らなかったけれど、録れコンのサイトに音源、プロ審査員のコメントが掲載され、公の形に残るものとなった。

去年ひとりでの録れコン入賞より、今年ふたりでの高評価のほうが数倍も嬉しい。
一緒にひとつの作品を作り、一緒に喜びを分かち合えるってこんなに幸せなの?!
お互い顔も知らない、会ったことも

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