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小説作家志望の思うことを徒然なるままに綴ってみようかと。part2 『若者向け』って。。。

 徒然なるままに。再び。案外大人向けっていいのかも、と最近気づいたことを書きたいと思います。ちょっと遠回りな論調ですが、お付き合いいただければ幸いです。  最近、私もいい加減高校生や大学生には、おっさん、おばさん呼ばわりされる年齢だと痛感するようになりました。特に自覚するのが説教臭さがでてしまうこと。これがいけないな、と最近特に思います。  っていうか、苦悩があって、成長があって、という流れが書く側は簡単なんですよ。実際。起承転結で表すと、起で人物と事件の発端、承で主人公

    • 小説作家志望の徒然なるままに。ラノベ的創作論。part8   物語のテーマ性

       今回もなるべく建設的な論調で行きたいと思います。物語のテーマ性についてしばしば思うことを綴ってみたいです。  個人的には小説というものは娯楽の一つだと考えていますが、映像作品との最大の違いは読者が能動的な媒体だと思うのです。もちろん文字を与えられて読むというのは受動的に見えますが、その実、文字を追っていても頭に入らないことがよくあります。積極的に文字から情景を思い浮かべたり、心情に共感したり、結構読む側に労力が必要な娯楽でもあります。  前回ウェブ小説について書きました

      • 小説作家志望の徒然なるままに。文芸界のここが不親切だ、ジャンル分け!

         さて、毒を吐くコーナー再び。なるべく読書離れをテーマに建設的な論調にはしておりますが、やはり心の醜さは隠せないです。キモイと思う方は早々にご遠慮ください。なにかの役に立つわけでもないと思います。  まぁでもここはいち読書愛好家としてここは書いてみたいと思います。出版業界の縮小を嘆くのは読者も一緒です。ぜひ一緒に問題に取り組みたいものです。  特に昨今読書人口が減っており、マンガを除いて出版不況などといわれたりします。事実そうなのでしょう。何が原因なのかは、娯楽の多様化、余

        • 小説家志望作家の徒然なるままに。ちょっとラノベ的創作論。part7   web小説のとりくみ

           さてちょちょい毒が出て、皆様を不快にさせているのではと最近反省しています。なるべく有意義な読み物になるように心がけたいと思います。  十数年前からウェブ小説というものが流行り始めましたよね。一大ブームを築いたのが『小説家になろう』。その後、雨後の筍のようにカクヨムだとかアルファポリスだとかが出てきました。そこからヒット作も数多く出現して、いまとなっては『なろう系』という一大分野を築き上げてしまいました。  しかし、うーん、、、いい取り組みだとは感じるのですが、ちょっと私

        小説作家志望の思うことを徒然なるままに綴ってみようかと。part2 『若者向け』って。。。

        • 小説作家志望の徒然なるままに。ラノベ的創作論。part8   物語のテーマ性

        • 小説作家志望の徒然なるままに。文芸界のここが不親切だ、ジャンル分け!

        • 小説家志望作家の徒然なるままに。ちょっとラノベ的創作論。part7   web小説のとりくみ

          小説作家志望の徒然なるままに。ラノベ界隈衰退に毒を吐く。ラノベ界のシュリンクフレーション!

           はい。個人的趣味でダークサイドを書きなぐりたいです。作家志望のくせして生意気だ。とみなさんお思いでしょう。そうです生意気です。誰しもそんなもんです。愛ゆえの毒です。愛の反対は無関心ですから。愛しているがゆえに毒を吐いてしまうのです。キモっ、読みたくないと思った方は早々にご遠慮願います。個人的趣味の無料の読み物ですから。もちろんただの主観なので、賛否受け付けます。長文なので気を付けてください。  さて、かつて隆盛を極めたラノベ界隈。00年~10年くらいがもっとも売れていた時

          小説作家志望の徒然なるままに。ラノベ界隈衰退に毒を吐く。ラノベ界のシュリンクフレーション!

          小説家志望作家の徒然なるままに。ちょっとブレイクpart1  おススメ本

          ここらでちょっとブレイクを挟みたいと思います。せっかっくなので私のおすすめ本をジャンルごとに分けて書いてみたいと思います。ただ、やっぱり物語の好みって人それぞれなので、難しいところです。一つだけ私の傾向を前提として、頭を空っぽにして読めるようなのは苦手です。なにか少しでも重い感情になったり、考えさせられる背景があるものが好きです。ただ重すぎる作風は嫌いです。ものすごく作者に偏りがあります。ご注意を。 怪奇小説 1、森見登美彦先生の『きつねのはなし』  これはなんというのか、

          小説家志望作家の徒然なるままに。ちょっとブレイクpart1  おススメ本

          小説家志望作家の徒然なるままに。ちょっとラノベ的創作論。part6     ラブコメという一大分野

           こんにちは。今日も徒然なるままに書いていきたいと思います。最近どんどん乱造されているラブコメという分野。私は実は苦手ですが、しれっとラブコメ系の物語を書いて、さる新人賞に応募していたりします。結果は一年くらい先までわからないので何とも言えないのですが、ラブコメを書いていて思ったことをづづってみたいと思います。  最近はラブコメ全盛期といった感じで一般文芸もラノベも乱造されています。表紙からしてジュブナイルな青っぽいようなピンクっぽいようなアニメ絵の表紙が書店の一般文芸コー

          小説家志望作家の徒然なるままに。ちょっとラノベ的創作論。part6     ラブコメという一大分野

          小説家志望作家の徒然なるままに。ちょっとラノベ的創作論。part5     キャラクター小説なるもの

          さて、続々行きましょう。パート4が舞台設定だったので、次にキャラ設定について書いていきたいと思います。やっぱり定期的に恥ずかしくなるので、あくまで素人ワナビの駄文だと思ってくださいネ。批判も肯定も自由です。ではでは。  キャラ設定、私もとても苦手です。どこまで作りこめばいいのか、と日頃思います。ですが、ラノベはキャラクター小説だと言われたりもしますよね。それ以外のレーベルでもキャラクター文庫とかくくって、本屋でワンコーナー作ってあったりします。っていうかキャラクター小説って

          小説家志望作家の徒然なるままに。ちょっとラノベ的創作論。part5     キャラクター小説なるもの

          小説家志望作家の徒然なるままに。ちょっとラノベ的創作論。part4     舞台設定のリアリズム

          さてさて前回はちょっとセンチメンタルな愚痴を書きなぐってしまって反省です。もっと建設的な話題にしなければ。折角読んでくれた読者を感情のどろ沼に引きずり込むようなことは避けたいところ。気を取り直します。 ということで舞台設定について今回は書きなぐりたいと思います。よく聞く設定のリアルさ、作りこみ、という話。ファンタジーなんかだとこれが欠かせないですよね。面倒くさい人は現代学園ラブコメにすればいいと思います。楽なので。そして異世界ものとかオレTUEE系なんかも、らくちんですよね

          小説家志望作家の徒然なるままに。ちょっとラノベ的創作論。part4     舞台設定のリアリズム

          小説家志望作家の徒然なるままに。ちょっとラノベ的創作論part3        アニメ化やコミカライズの是非と限界

          さて、なんだかんだ勢いのままパート3。小説家を夢見ているとどうしても先のことを考えてしまってアニメ化や映画化、コミカライズなんか考えてしまいます。捕らぬ狸の皮算用というか、バカなことだと自分でも思います。 でも、古参のアニメや映画好きでもあるワタクシに言わせて下さい。やっぱ映像化って別モノだよな、と感じずにはいられません。 というのも、やっぱりアニメはアニメクリエーターの作品で、コミックは漫画家の作品で、映画は映画監督の作品でしょう。森見登美彦先生の『夜は短し歩けよ乙女』だ

          小説家志望作家の徒然なるままに。ちょっとラノベ的創作論part3        アニメ化やコミカライズの是非と限界

          小説作家志望の徒然なるままに。ちょっとラノベ的創作論part2          会話テンションと盛り上げ

          さて、今回は会話を中心に話の盛り上げについて語ってみようと思います。今更ながら、ぺらぺらと独論を語って恥ずかしくなってきましたが、完全な自分視点の気づきです。悪しからずご覧いただいて、ちょっとでも面白がってもらえれば幸いです。とてもじゃないですが、ただのワナビである素人の意見を押し付けようなどとおこがましいことは考えておりません。 ではでは。会話について。基本的に小説は『』だけでは盛り上がりません。アニメとかと違って言葉に起伏がないので、会話は作者が思っている以上に読者にと

          小説作家志望の徒然なるままに。ちょっとラノベ的創作論part2          会話テンションと盛り上げ

          小説作家志望の徒然なるままに。ちょっとラノベ的創作論part1       一人称主人公の限界

          さてさて、今回はちょっと最近壁を感じる一人称主人公の限界を書き綴ってみたいと思います。特にラノベ、一般文芸もわりとあるかも。 小説のスタイルってのは限られていて、一人称視点、三人称視点の基本どちらかですよね。主人公目線で感情の起伏や叙述がたっぷりなのが一人称。三人称が神の目線というやつですね。構造上どうしても一人称で書いたほうが感情移入しやすく、主人公の理論なんかを伝えやすいです。三人称は複数の人物を比較的客観的描くことができる文体です。ここまでが前知識。 一人称って結構

          小説作家志望の徒然なるままに。ちょっとラノベ的創作論part1       一人称主人公の限界

          小説作家志望の思うことを徒然なるままに綴ってみようかと。

          はじめまして。note初心者です。小説作家を志望して日々投稿作品を書いたりしています。ラノベだったりライトな文芸ものの文学賞に投稿して見たりしています。初心者故、いろいろ見にくいところや、至らぬところがあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。特に同志のかたがいらっしゃったらコメントいただけると嬉しいです。 昔っから小説はそこまでだったのですが、京極夏彦先生の『魍魎の匣』の映画にハマって、それから小説が好きになったクチです。個人的には森見登美彦先生の大ファンであり

          小説作家志望の思うことを徒然なるままに綴ってみようかと。