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noteサークルイベントでモタスポのお話をする機会をもらいます!

こんにちは、ドイツレースチームで働く山下です。
とても光栄&嬉しい報告があります。
下記の記事で告知して頂いているのですが、スポーツコミュニケーターの西原さんが運営するnoteサークルにゲスト出演させてもらうことになりました!

上の記事では西原さんが、ゲスト出演に至るまでの背景、過去に僕が書いた記事を取り上げて頂いています。この様なチャンスを頂けて本当に嬉しいです。そのため自分の頭の整理を含めて、僕視点での背景を少し書かせてもらいます。

(1) 招待して頂いたnoteサークル

出演させて頂くのはスポーツコミュニケーターの西原さんが運営している "勝ち負けだけじゃないスポーツの勉強会"になります。このサークルではサッカー、バスケ、陸上など様々なフィールドからゲストのお話が聞けます。これまで出演したゲストは選手に限らず、スポーツアナリストの金沢慧さんや、スポーツ写真を専門に扱う高橋誠さんなど、スポーツの土台を支えているメンバーも多く登場します。

僕は自動車産業と極めて近いモータースポーツは、「レースの勝敗も大事ですが、それ以上の社会的価値を生むことができるスポーツ」だと考えています。他スポーツの視点を学ぶつもりで、僕もサークルメンバーに入りました。そして、ひっそりと聴いておくつもりが、光栄なことにゲスト出演させて頂くことになりました 笑

(2) モータースポーツが他スポーツに比べて進んでいる点

僕は西原さんとnote上でつながりました。実はオフラインで会ったことがありません。そのため出演することが決まった後、事前に打ち合わせをお願いしました。

事前打ち合わせで興味深かったは、西原さんが興味を持つモータースポーツの分野です。最近は他スポーツでもデータ分析が盛んに行われている一方で、データをフィジカルな世界に落とし込むのに苦戦する場面も多いようです。その点、モータースポーツでは従来からレース車両にデータロガーが搭載され、ラップタイムを短縮するための肝の一つとしてデータ活用があります。ここが他スポーツより進んでいると教えてもらいました。

実は僕もモータースポーツの独自性を考察した際に、似たような考えに至り、レーシングカーとドライバーを、アニメ "新世紀エヴァンゲリオン"に例えて記事を書いたことがあります (結構ふざけた記事ですいません…)。

発想の起点は違っても、似たような視点に辿り着くのは面白いなと感じました。

(3) レースエンジニアのキャリアとモータースポーツの未来

事前打ち合わせを行い、議題は“レースエンジニアのキャリアとモータースポーツの未来“になりました。

キャリアについては、大学1年生の時に「Honda F1エンジニアになる!」と目標を立てた時からの体験談と現職のデータエンジニアの仕事を中心にお話しさせてもらいます。10年以上経ってもこの目標には未達ですが、色んなご縁や周りの方のサポートにより貴重な体験をさせて頂いてます。

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モータースポーツの未来に関しても、個人的にすごく興味がある分野です。これは僕が大学生だった頃に発生した2009年リーマンショックが発端です。世界的な景気後退が生じ、Honda, ToyotaはF1撤退、スバル、三菱もWRCから撤退するなど世界中のレース活動が停止、縮小されました。僕は当時Honda F1エンジニアを目指していたので、Honda F1撤退により目標としていたポジションが無くなり本当に落ち込みました。

実はこの経験から、僕のレース業界での最終目標は"社会に価値を生むモータースポーツを創ること"になりました。本場欧州のモータースポーツを経験して、上述の目標達成に活かそうと思いドイツにも来ました。

正直、目標が壮大すぎてアプローチの仕方に悩んでいたのですが、最近になりようやく最初の一歩を踏み出し方が見えてきました。そのため、スポーツとビジネス両方のフィールドでご活躍されている西原さんとモータースポーツの未来について議論出来るのは、僕にとって新しい視点を得るチャンスだと思っています。とっても楽しみです。

僕が書いたnote記事は何度も書き直してから公開しています。正直、人前で喋るのは苦手なので、本番はうまく喋れるか不安もあります。ただ、せっかくチャンスを頂いたので、僕なりの体験や意見を話せるようにしっかり準備して臨みたいと思います。

このチャンスを頂けたのは西原さんのご好意と、記事を読んで頂いているフォロワーの皆様のおかげだと思っています。

またイベント後に、議論した内容、学んだこと、感じたことをnote記事で書こうと思います。
よろしくお願いします。

自動運転とモータースポーツのテクノロジーについての記事を書きます! 未来に繋がるモータースポーツを創りたいです!