市川博之

東京造形大学特任教授、シビックテックラボ 代表理事、市川電産CEOとしてICT全般の「デザイン×デジタル」を組み合わせコンサルティング〜開発実装を支援している。主な著書は「データ活用で地域のミライを変える!課題解決の7Step」。最近は自治体変革DXに取り組んでいる。

市川博之

東京造形大学特任教授、シビックテックラボ 代表理事、市川電産CEOとしてICT全般の「デザイン×デジタル」を組み合わせコンサルティング〜開発実装を支援している。主な著書は「データ活用で地域のミライを変える!課題解決の7Step」。最近は自治体変革DXに取り組んでいる。

    最近の記事

    自治体変革PJ-DXで実施している各層の研修(2022年夏版)

    DXは、各層ごとにマインドチェンジが必要であるというのは、ずっと話しているところですが、本年度だいぶ整理してきているのでまとめてご紹介。 これから、自治体DX計画や人材育成計画を立てるところは参考にしてくれるとよいのです。表面的なセミナー聞くだけとか、小手先のちょっとした知識だけでなんとかなるかというと、ダメなのです。だって、トランスフォーメーションですよ?そんなに、瞬間で人の心をマインドチェンジや定着・実行なんてできないのです。その辺りも含めて、長期戦をするためには核となる

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      • 「作業」と「業務」を取り違えない

        BPRは業務改革なのですが、業務フローがどうしても書けない人がいます。 それについて、今回は少し深掘りしたいと思います。 業務フローが書けないのではなく、業務として理解していない 業務フローのことをお話ししていると、一定数の現場の職員さんがよくわからないと答えてきます。 例えば、業務をどんな流れでやってますか?順番にストーリーを書いてくださいといっても止まってしまうのです。 これの主たる原因は、業務の単位で仕事をしていないからです。 下記の図にもあるように、複数の作業

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        • 課長級マインドチェンジ研修 2022年度

          課長級マインドチェンジ研修がなぜ必要かだって、この層に目覚めてもらわないと、動きが止まってしまうからです。例えば、最近言われたケースだと、他の自治体や国が標準化した物を自分のところで使えばいいのでは?個別にやるのは効率が悪いなどと、わけのわからないことを言い出す管理職がいるわけです(もちろん、標準化対象の20業務はそれに従ってやればよいのですよ)。なぜ、そうであれば自分の自治体からもその議論に参加させようとしないのか?その方がさらに早く効果が得られるわけだし、現場の状況も反映

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          • 利用者のところにサービスが届いてこそのEndToEnd

            住民は電子申請がしたいわけではない自治体変革PJ-DXを始め、多くの課題や取り組みたいことを私もみていますが、どうしても手段を目的としてしまう傾向の職員さんが一定数います。 たとえば、「電子申請」がしたいです。たとえば、「RPA」を入れたいです。 まあ、後者のRPAに関しては、本当に一部の個別の領域で、しばらく絶対に変化がない領域であれば良いのかもしれません。 が、前者の電子申請が目的になっている人をみると、本当に市民は「電子申請」という謎の機能がやりたいのだろうか。本当は

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            • 日本DX大賞 支援機関部門 優秀賞

              自治体変革PJ-DXの取り組みが、2022年の日本DX大賞支援機関部門で優秀賞となりました。 日本DX大賞「支援機関部門」、受賞企業決定! 自治体変革PJ-DXとは、こんなものです! 本年度は、袋井市、藤沢市、東京都庁、墨田区にオリジナル版を提供しており、カスタマイズをする形で浜松市などにも活用の幅を広げております!(まだまだ、増えていく予定)。 私のところにくる依頼のパターン 昨年度デジタル人材の研修で、DXやRPA、デザイン思考、先端技術などを「学んだ」が、概要や

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              • データアカデミートライアル! Day2

                データアカデミートライアル開始しました!(理由はDay1参考に)データアカデミートライアルと、Day1の説明はこちらになります。 https://note.com/h_ichikawa/n/n10c064424a9e 今回はDay2の内容を紹介します。 Day1の宿題を確認するデータアカデミー全般の特徴ですが、必ず毎回宿題が発生します。 なぜかというと、時間をかけなければ集められなかったり、裏が取れない情報が多いからです。 そして、この時間がないから困ると言われることもあ

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                • 創業は易く守成は難し(DXイベントは易くDX定着は難し)

                  創業は易く守成は難し唐の太宗李世民と名臣等の問答が納められた貞観政要より。 今草創之難既已往矣 守成之難者當思與公等愼之 事業は、始めることよりも、継続的に維持して進めていくことのほうが難しい。 事業の難しいところは継続させること休み中は誰からも横槍が入らないので、研修参加者の課題感とか期待値を10チーム分まとめる作業が捗る。 研修の際は、先にどんなことしてみたいの?というのを一緒に集めながらやっているのだけれど、今年の参加者は活躍場所についても、チームで取り組みたいこと

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                  • データアカデミートライアル! Day1

                    データアカデミートライアル開始しました!トライアルの前に、データアカデミーの説明を入れましょうか。 データアカデミーは、総務省が作成した地方公共団体のためのデータ利活用ガイドブック(2018年当時)に掲載されている「データ分析を用いた政策立案」「データを活用した行政サービスの立案」の2つの研修プログラムです。 「データアカデミートライアル!」は、シビックテック・ラボにて実戦でブラッシュアップし、データアカデミー3.0として運用している「データ分析を用いた政策立案」の体験版で

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                    • 非同期のゼミ型で行うLMSを使った業務フロー研修開始

                      LMSって何?シビックテック・ラボでは研修やワークショップにもLMSを使っているので少しご紹介。 LMSとは、学習管理システム:Learning Management Systemの略称で、教材と受講履歴・成績、学生の管理が一緒にできるものとなっていいます。 今、eラーニングの仕組みも、数多く出回っていますが、下手すると動画の共有サイトのようになってしまって、学びや定着したかが非常にわかりにくい状態になってしまいがちです。そこで、今回はLMSを活用して研修にトライしようとして

                      • 藤沢市のプロジェクトマネジメント支援(PJ推進のポエム)

                        2021年の12月から2022年の3月末まで、藤沢市の自治体変革PJ-DXの公募チーム4チーム(介護認定、照会業務、消防申請、市民意見)についてプロジェクトとしての具体的なロードマップと課題やリスクを潰すこと、要件定義を進めることを支援してきたので、その内容をちょっとまとめてみようと思います。 まずはキックオフあるべき姿の業務を要求としてまとめたプロジェクトの提案書を、実際のプロジェクトとして進めていくときに必要となるプロセスやこの工程で作成する成果物などを示しながら、プロ

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                        • デジタルツイン時代のシナリオ構築能力

                          分析だけがデータ利活用にあらず、効果につなげてこそのデータ利活用 今週は、デジタル裾野研究会もあり、データを利用した政策・施策立案について、改めて考える機会があったのでまとめておきます。 課題の分析は大事、でもその後は?課題を引き起こしている原因を明らかにするために、データ分析することは有用です。しかし、よくあるEBPMでは、ここで止まってしまっていることが多い。原因がわかったから、この方法だ!と飛びついてしまうのは、せっかく分析したことに対して最大限の効果を出していること

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                          • DX推進は、PJ推進である

                            DXは一足飛びに行かない、普通にフェーズがある。だからこそ、各フェーズに即した支援が必要となる。というのは、以前書いた概要中の概要の言葉ですが、今回はフェーズ2の部分にフォーカスして記事を書きます。 価値と効果が出てこそのDX自治体DX、なんのためにやってますか? デジタル化や企画だけのDXになってはいませんか? 違うんですよ、企画をプロジェクトにして、導入して・・・そこからが勝負です。ちゃんと効果の刈り取りは計画されていますか、PJとなったときに、ロードマップと効果の試算

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                            • 東京都区市町村向け自治体変革PJ-DX研修2021

                              東京都庁のデジタルサービス局さんと一緒に東京都区市町村研修を実施しました。5自治体1チームを5グループ作成しての、広域自治体かつ、すべての自治体が全5回をフルオンラインで実施です。 毎回のことですが、今回も区市町村ということで100万人規模から町レベルまで混成チームで進めるということを元にトライすることを考えて研修を進めていきました。 1、多くの自治体DX研修が、「座学のみ」であったり「現場に行かないとできない」ということをそもそも打ち砕く 2、今後、広域で進めていくとき

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                              • 合意形成に必要な「地域」ファシリテータ育成 in 会津若松市

                                スマートシティの会津でアナログなファシリテーターが必要な理由ファシリテーションは、これからの世の中、特に地域自体が決断しなければいけないことを地域の人たちがすべきとき、そして新しいこと・・・例えば、スマートシティ含めて地域が何を決めていくのかを考えていくときにも有効ですし、痛みを伴う合意(公共施設の統廃合など)も、これに当てはまるでしょう、そんな基礎スキルをつけようということでやっています。 なぜ、アナログのファシリテーション講座をやるのか。 それは、デジタルでってのが流

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                                • 会津地方振興局 自治体変革PJ-DXの開催報告

                                  今回のPJ-DX研修で取り組みたかったこと既に袋井市や藤沢市、東京都庁、東京都区市町村でも実施している「自治体変革PJ-DX」について、会津地方の13市町村向けに実施しました。なぜ、このエリアで行ったかというと、小規模の自治体が多く協力の機運があったことと、下記の内容を試しても大丈夫!というところがあったからである。 1、複数自治体で業務の標準化やDXをするときにも活用できるか? 2、その際に、普段と違い何が必要となるか? 3、課題の粒度はすり合わせることができるのか?

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                                  • DXを育てる(概要中の概要)

                                    DXは一足飛びに行かない、普通にフェーズがある。 だからこそ、各フェーズに即した支援が必要となる。 今回は、そのイロハのイだけ話してみよう。 1、芽を出すための力を付ける まず、芽を出さなければどうにもできないので、これをやるのが、自治体変革PJ-DXです。筋の良い「業務要求・業務要件」の提案を作り出せることが大事。  これは、目先のデジタル化の支援の段階と、そうではなく組織を超えたやるべきところを見据えた提案がある。同じく研修と言われるけれど、どこがターゲットか見る

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