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東京都デジタルシフト推進リーダー研修2023

今年で4年目

東京都庁のデジタルシフト推進リーダー研修も4年目です。
この中で学んだ方が、新課長向けのプロジェクトマネジメント研修を受けた時にしっかりとDXの仕組みを理解してリードしていたり感慨深い研修でもあります。都庁で唯一、DX研修としての成果を出している研修でもあります。

本年度の特徴

本年度は、都庁のご推薦のFigmaも取り入れて研修を進めています(ただし、推奨されているのにアカウントはなかったので私のところで払い出す仕組み)。実際に触って使いこなし始めると、いい感じで進めることができます。あれ、うまいな?と思う人は広報の経験者でイラストレーターを使ったことがある方であったり相性はありますが、類似のツールを使ったことのある人は早いですね。

また、単にデジタル化で終わらないような仕組みを各所で取り扱っています。これは、都庁の研修が終日研修×6日ならではのところです(少し間延びするので、午前2時間、午後3時間ぐらいでもいいかとは思っている)。
6ヶ月間、毎月1回徹底的にテーマを決めて実施することで、今はこれについて考えてゆけ、それを身につけよ、そして形にせよという感じです。
細かい内容を聞きたい方は、問い合わせしてください。

体験させてアウトプットさせる

毎年新しいツールや、実際に体験だけではなく、単に発表させるわけではなく実践で進めているのが評価されるポイントでもあり、ついていけない職員が出てくる所以でもあります。研修は能力開発でもあるので、新しいことをトライさせます(わかってることをやっても能力開発にはならないし、アウトプットがなければ意味がない)。そのため、人から教えてもらうことを前提とする人には向かないと思います。
まあ、4年前に設計した時に、1日座学を何日間も聞いてる研修だと話す方も聞く方も修行になるからやめようね、というのを毎年ブラッシュアップしてアウトプットの最大化もテーマに進めています。

いつものように、流れも可視化する。学びはその日のその時のだけのものではない。

そして、本年度をラストとする

来年度は、継続してやってほしいと言われたけれど、研修のすべてのテーブルにサブ講師を入れるという仕様になっていたためやる気がなくなったので辞退するので、次の人たち頑張ってね。というところです。都庁本体が研修を計画した方がいいのだけれど、担当するのが外郭団体になってしまっているので、ここの職員がイマイチなのでまずはこの職員さんたちがデジタルシフトしない限りは、都庁に明日はないでしょう。いつも言ってるところの、まずは人事部門から始めよなのですよね、自分たちが理解していない研修を企画したところでフィットするわけがないので。
また、時間単位・役職単位(1時間いくら)で研修の報酬を計算するのではなく、準備や企画、資料の作成なども含めての業務として捉えることができるようにしないと、良い講師は来ないです。時間単位で働くという考えから脱出しないとDXなんていうのは夢のまた夢です。


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