高崎市の交通について
前回、まちづくりに関する11のポイントを挙げました。https://note.com/h1976k/n/n1e008c0dff96
今回は、そのひとつ
交通について
書いてみようと思います。
私の住む群馬県高崎市は、新幹線や在来線の鉄道網、高速道路などによる比較的良好な交通インフラが整っており、地元では有名な上毛かるたでは、
『関東と信越つなぐ高崎市』という札があるほど、旧くから交通の要衝と呼ばれて来ました。
参考:高崎の交通(高崎市役所HP)
近年では北関東自動車道、県内の大型幹線道路の整備も進んでいる地域ではありますが、同時に様々な課題も存在します。ここでは、経済、生活、福祉、文化などの視点から地域の交通について記していきます。
・経済の視点
高崎市でも人口減少や産業の衰退等の課題があり、経済の活性化のためには交通アクセスの更なる向上が求められています。観光地や産業地域へのアクセス向上はもとより、物流インフラについても、都心部との物流を考えた場合、より迅速で効率的な物流インフラが必要です。現在の道路網の改善や、交通渋滞の問題の解消などが求められます。
・生活の視点
公共交通の利便性の面では若干弱さが目立つ印象があります。市内の民間路線バスはどんどん廃線にり、運行本数が減少しています。行政主導での地域循環バスや市街地無料循環タクシーなどの整備もされてはいますが、公共交通の利便性については更なる向上が求められます。特に、郊外や離れた地域へのバス路線の拡充や、夜間や早朝の交通手段の確保が課題となります。
・福祉の視点
高齢者の移動手段:高齢者が安心して移動できる交通手段の確保が必要です。先ほども書いたコミュニティバスのような移動手段の提供や、タクシーなどの公共交通の補助などについても同様に考えられます。
また、鉄道駅やバス停などの公共交通施設における更なるバリアフリー化、視覚・聴覚障害者向けのサポート必要です。
・文化の視点
群馬県の文化遺産や観光地へのアクセスの向観光アクセスについて、地域固有の文化資源を活用した観光振興のためには、それらの観光地への交通手段の充実が必要です。そのためには、公共交通機関のルートやスケジュールの改善、観光バスの設定等が課題となるでしょう。
コンベンション施設や、国際大会も開催されるスポーツアリーナ、大型の芸術劇場を有する高崎市では、そこで開催される文化イベントへのアクセス改善も必要です。イベント開催時の公共交通の増便や、駐車場の整備、シャトルバスの運行等が考えられます。これらの対策が、市民や観光客がイベントを楽しむための重要な要素となります。
以上のように、経済、生活、福祉、文化の各視点から見ると、高崎市には多様な交通の課題が存在します。これらの課題に対して具体的な解決策を見つけ出し、適切な施策を推進することが重要となります。
次回は交通に関する取り組みや、今後の課題解決に向けた取り組み(DXの可能性など)について考えてみたいと思います。
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それではまた。
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