『出来なくていいこと』もある

がんばっても出来ないこと。

努力しても出来ないこと。

どうしてもできないこと。

このようなことにぶつかったとき、

なんで自分はできないんだろう…

自分はやっぱりだめなんだ…

って思ってしまうことがあるかもしれない。

でも、そんなふうに自分を責める必要はない。

世の中には「できなくていいこと」もある。

もちろん頑張ることはすごく大切なことだし、
努力することも必要。

一生懸命に頑張ることで自分が成長したり、

努力することでできることがたくさん増えたり、

新しい自分を見つけることができるかもしれない。

私自身、
死に物狂いで何かを頑張っていた時期はあったし、その時期は私を成長させてくれたとは思っている。

だから、努力することを否定しているわけではない。

私が言いたいのは、

「努力すること」や、

「頑張ること」や、

「挑戦すること」はとても大切。

でも、

だからといって、

全部できるようになるわけじゃない。

だからといって、

全員ができるようになるわけじゃないということ。

『がんばれ！がんばれ！』

という人は

「自分が頑張れる」から人に頑張れって言うし、

『努力しろ！努力しろ！』

という人は

「自分が努力できる」から人に努力しろって言うんだよ。

要するにその人たちは、

そもそも「頑張れる人」「努力できる人」なんだよ。

頑張ったり、努力した先に、

沢山の成功体験を積んできている人。

だから、

頑張ればなんとかなるってことを信じてるし、

努力は報われるってことを信じている。

だってその人たちは結果として「出来ちゃった」わけだから。

結果としてできちゃった人たちは

結果として「できなかった人」のことはきっと死ぬまで理解できない。

頑張ることも大切だし、

努力することも大切だし、

挑戦することも大切。

とっても素敵なこと。

でも、

結果として「できちゃった人」の言うことだけを真に受けて、

自分ができなかったときに

なんでじぶんはできないんだろう

自分はやっぱり駄目なんだ

ってどんどん苦しくなるくらいなら、

出来ないことが合ってもいいんだ

出来なくていいこともあるんだ

って自分を許してあげることも大切だよ。

出来なくたっていいんだ。

私は私のままでいい。

あなたはあなたのままでいい。

自分が今目の前にあるやりたいこと、

好きなものにまっすぐ向き合ったらいい。

好きなものは一つじゃなくていい。

やりたいことも一つじゃなくていい。

好きなものもやりたいことも変わっていい。

ぜんぶ素敵なことだ。

その素敵なことが集まって、

一人のあなたになっている。

同じ人なんていない。

すでにある概念に自分を当てはめて

その他大勢になるんじゃなくて、

この世にたった一人のあなたで、

そんなあなたが私は好きです。