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外国人に難しい日本語4

『外国人に難しい日本語』というテーマで定期的に発信している日本語シリーズ。

今回で4回目ですが、今回も、国際交流や日本語ボランティア、YouTube、日本語教師の仲間に協力してもらい、あらゆる視点から外国人にとって難しい日本語を集めてきました。

♦️前回の記事はコチラ⬇️♦️

外国人が戸惑う日本語6選

①いいんじゃない?
⇒良い?悪い?

良いのか悪いのか分からない

②おはし要りますか?ー大丈夫です
⇒要る?要らん?

お箸を欲しいのかどうか分からん

③いいです
(OK?不要?)

④また今度遊ぼうね
(今度っていつ?ほんとなの?)

⑤日曜日はちょっとなあ…
(来る?来ない?)

⑥どうなんでしょうね
(質問?否定?)

日本人がよく使う遠回しの表現は、外国人にとって、余計な混乱を招いてしまうため、YesかNo、どちらかをはっきりさせるようにしましょう。

発音が難しい日本語

日本語の表記は同じでも若干発音が異なる語

・かみ→髪/神/紙
・むし→虫/無視
・あめ→雨/飴
・きた→北/来た
・くも→雲/蜘蛛
・はし→橋/端/箸

アクセントの位置によって意味が異なるのが、日本語の難しいところ。

初めて学ぶ外国人にとっては『全部、同じやん』と悲観してしまう難しさ。

ごゆっくりどうぞ

ラーメン屋さんに行くと、ほぼ間違いなく聞くことが多い『ごゆっくりどうぞ。』

『ゆっくりして行ってね!』という意味を持つ表現だが、実はこの言葉

ごゆっくり味わって食べてくださいね。食べ終わったら、さっさと出て行ってね。』という意味を隠し持っている。

なかなか難しすぎる日本語。

街角

街角って何ですか?

外国人に聞かれたら、あなたなら、どう回答するだろうか?

辞書を開けば、街路の曲がり角、街頭 と書かれている。

ミラノの街角

例えば、例文として、あなたがテレビ局でADとして勤務しているという前提で、上司から

『街角の映像を撮ってきてくれない?』と指示されれば、この場合は

『街の風景を撮ってきて欲しい』と考えれば🆗

『日』という漢字は、「ひ」と読むため、『なるほど!簡単だ!』と思っていたら地獄を見ることになる。

どういうことか?

日本  にほん
一日  いちにち/ついたち
二日  ふつか
休日  きゅうじつ
日向  ひなた/ひゅうが

一見、漢字を覚えるのは難しい。
ただ、ある方法で学べば簡単に覚えることができる。

その方法とは?

異文化の壁を壊して、日本人の友達を作ったり、ご近所付き合いを大事にしたり、先輩と後輩を大切に思ったりする、

いわば、生活のなかで日本を好きになろうという姿勢さえあれば漢字なんて誰でも分かるようになる。

大丈夫!日本人でも漢字が苦手な人は沢山いるからこそ、漢字できないと嘆くのではなく、『あー日本人も漢字できないのか。』と思えれば、漢字の勉強が楽になるよ!

ほしょう

よくあるのが、読み方は同じなのにアクセントが違ったり、意味が全然違う漢字。

その例として、ほしょう。

保証
保障
補償

ここで挙げた「ほしょう」は、主に保険や金融関連の話題で多く出てくる言葉だが、外国人からしてみれば、『は?』と絶望してしまうのも理解できる。

今日は以上です。
最後まで読んで頂き有難う御座いました。

今後とも宜しくお願いします。

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