混沌【自由詩】
日々のカオティックに触れて
宛ら想像を膨らませる
大切なモノとそうでないモノが
入り混じり存在する世界
主観的に物事を捉えては
俯瞰する客観性を必要とされる
天秤の様な感覚に陥る
決定的にこれだと言う事は無い
光差す時あればそれを刻み
影に落ち着く時は明日を観る
複雑だった人生ゲームは
貴方の様に進む事は出来なくて
やるべき事がエンドレス
続けば続く程いいらしいです
今宵もまた品格を忘れ
大事だった事が薄れて流れる
不幸など無い幸福も無い
ただの言葉だと思ってしまえば
希望も絶望も綺麗な唄になる
それを聴くと感情には漣が立つ
チープな着地点に差し掛かり
今までは何だったのかと思わせる
答えなど無いのかも
抜き打ちテストの連続性には
思う様にして思う様になる
そんな人々の夢現な日々では
混沌とは何かが生まれる序章で
何かが終わる前触れでもある
-完-
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