GOTO

後藤悠介|1992年生まれ|東京都在住|日々感じた事を自由詩として投稿|絵はアプリで描…

GOTO

後藤悠介|1992年生まれ|東京都在住|日々感じた事を自由詩として投稿|絵はアプリで描いた心象画というオリジナルのデジタル抽象画|詩も絵も一つ一つ想いを込めて書いています|ご興味ある方はフォロー良いなと思ったらスキお願いします

マガジン

  • art

    iPadや携帯で描いた絵を展示します。お気に召されたら幸いです。※無断転載は禁止です。使用する際はコメントを下さい。

最近の記事

いつも私の詩や文章を読んで頂きありがとうございます。スキとても嬉しいです。励みになります。 大した事では無いですが、 【詩】また逢える日は、下からでも何となく読めます。意味はそんなに変わりませんけれども。 良いと思える詩を書ける様に日々精進して参ります。

    • 【詩】また逢える日

      そう あの時 繋ぐ手は 温かかった 間違いだったの? 熱を持つ 細胞 深くなる 戯言 あったんだ 何が 希望の島 輝きを取り戻して そんなに急いで どうしようと言うの 今でもどこかで生まれる想い 突然の夕立に立ち止まる 音を立てる雷鳴が地表を打ち付ける 濡れてしまったシャツが乾く迄 人生なんて思ったよりドラマティックじゃない 束の間 ここは未だ古代ギリシア 白線が黒と交互に連続する しじまの中 独走する 主人公 僕は創る新しい事を そう、いつも君たちの為に 宝物をありがとう

      • 【詩と記録】Übermensch

         大体の人の中には幾つかの実在がある。その胸中で積極性と消極性を使い分けて目の前の世間をバランス良く見極め、思惟を持って判断して渡り歩いている。  その判別を含み全ては人間の構成要素として必然的なその場合わせに過ぎない。  基準になるのは環境的要因が最も強い。家族や教育と言った概念構成の場で培う。観念の代償もあるが見聞きした事が、人間性を作り上げる要因となりうる。  個人の形成は自覚無くして行われない、しかし感性の受諾は自然体で行われる。  衣食住などによる生活、娯楽的音

        • 【詩】溺生

          広がっては 収束する  様々な 事象が   例え仮初 だとしても   私と言う存在は そこで    絶えず 息づいている 刺激的な 音が響く イヤホン   道を 確かめている 人の群れ    思わせ振りな その 行動  光へ と向かう 途中に あなたと出逢う   誰かが 扉を叩いて  待っているのは 今   その先に在る 未来     そうして 近くなる愛    知らぬ内に 進んで行く生   確かに溢れ出た 涙は  今はもう 無い 少なからず

        いつも私の詩や文章を読んで頂きありがとうございます。スキとても嬉しいです。励みになります。 大した事では無いですが、 【詩】また逢える日は、下からでも何となく読めます。意味はそんなに変わりませんけれども。 良いと思える詩を書ける様に日々精進して参ります。

        マガジン

        • art
          6本

        記事

          【詩】Unknown

          〈道〉 理由も知らないままに この果てしなく続く道では 進む程に様々への興味は薄くなり 導き出した答えは無かった と言うより見つけられ無かった 見当たらず見出せなかった 〈残照〉 照らされ照らす事象を見ようとして 絡まってしまった空の虚像を映す瞳達は 錆びついた傷を大切そうに撫でている 海に浸す度に濡れて行く姿が哀れで ただ漂うだけの雲の行先は誰も解らない 遠くに在る何かと混じり合い消えるのだろう 〈常灯〉 日常的な変化を光が捉え同調して 再

          【詩】Unknown

          【詩】溜息

          煙草の煙の様に白く 空気に混じるのが遅くとも 薄く馴染んでは行く 詰まらない繰り返しを 惰性的に行った罪 それもまた宿命の様に 感じ取った事さえも 何も残らないみたいに 通り過ぎて行く 立ち上がるには ある程度の傷を負う 覚悟が必要だったと言う 時代が変わる度 視線は移ろい 意識も変化している 傍にあった 大事な事も 忘却の彼方に いずれ見えなくなる事も いつの間にか 知っていた 囁く様に 呼ばれている 無意識に反応して 新しくなる 何をしなくとも 都合良く変

          【詩】溜息

          note縦書きにならないかな? スクロールは横で 本読んでる感じになれば良いなぁ

          note縦書きにならないかな? スクロールは横で 本読んでる感じになれば良いなぁ

          【詩】色彩

          朱い橋を渡る 自分が正しい様に 嘘も無く振る舞った 蒼い空が見えた 私にも心があったんだって 今の学問でも解明出来ない事 賑やかな街燈り 興味の無い事ばかりすれ違い 橙に照らしては染め上げる 藍碧たる水面から 白き鳥が飛び立てば煌めき 揺れて混じる境界線 光景が紫紺の瞳に映る 見えないふりをして いられなくなる あの頃を重ねて夢に見た 伸びる影はカラフルに 此処へと続いた筈 忘却させられて馳せる ふと思い出したみたいに 薄浅葱の風が吹けば 全てが波間に揺れた 歓

          【詩】色彩

          【詩】ambient

          大切で忘れられない事すら 不要だとわかって手放したとしても またいつかふと現れるのを信じている 色んな事も混じってあの時とは違うけど 時の働きの刹那に情景を象っては 心とは裏腹に静かに変わりゆくのは切ない 思い描いていた夢も直ぐそこを通り過ぎて 少しずつ変化する街角には希望を乗せ 軽やかな足取りと重い運命により 辺り一面に咲く花を見る事は無いが ここまで来た理由は必ず有るのだろう 生命はぽっかりと明けた空に揺らぐ 人として古くなる事象に郷愁浸る 先を見るのも結局はあの

          【詩】ambient

          【詩】慧白

          遠い遠い 果てに見える 君の理想に 完膚なきまで やられて 崩れかけた 現実は 裏腹に 忙しなく 進んで行く 仄暗い 影で償う 日々の生活に 対価は無い あるのは 大きく積もる 感情を 冷めたふりして 払い除ける 日常 頂きの限界迄 登る昇る 知っている その先はもうない 後ろにも誰も居ない どんどん大きく 肥大して行く 締まりの無い 身体は限界を示す 精神すら蝕んでゆく そんな旅途中 嶮しい闇でさえ 君の声は通り 私の記憶で 響き渡る 本の中みたいに 綻ぶ命の

          【詩】慧白

          【詩】新しい世界で

          揺れる心が いつまでも続く 彼方に行けば此方へと 素直に成ればもっと嬉しい ここまで来た事は定められた奇跡 光と共に鳴り止まない未来 そこであの時の確かな愛を見つける 純粋な涙は波になって押し寄せる 散りばめられた欠片を集めながら 君の元へと行きたい私は いつも空を見上げる 癖になってる事もわかっている 本当だけではなくなった現実も 揺るぎない想いが彼方へと 残すことの出来た思い出 いつかまた観たいけど さよならと初めましての毎日を 深く理解

          【詩】新しい世界で

          【詩】それは

          いつも側にあった 欠片を失った 無くなってから 初めてそれの大切さを知る 無くならなければわからないのなら 最初から無ければ良かったのにと 現実を否定する様に 私は無慈悲な言葉を口にする それは生まれた時から いつもそばにあった 楽しかった時も 悲しかった時も すぐ隣に 何の拍子も無く 触れてみた事もあった ただそこにあるだけのそれは 無機質な質感と 微動だにしない姿で まるで石膏像の様だった でも少し違う 色は灰色っぽくて 形状も日

          【詩】それは

          【詩】空が綺麗と

          画面の中で行われて居る事はいつも何処か関係のない世界みたいだった。映し出されるメッセージを読み解けばいいだけなら簡単ではある。感じ取った事を元に動き出すのは、そこから飛び立つ意味を持つ事であり決して容易では無い。そう易々と人生というものはかけるものではなく、流れるままに柔軟に対応出来る立ち位置を常に持っておかないといけない。そうしなければ、直ぐに足元をすくわれてこの身諸共地獄に真っ逆さまである。何気なく日常を過ごしているけれど、その中でも選択を迫られ続けている。正解があるなら

          【詩】空が綺麗と

          【詩】空への郷愁

          幾つもの星座を本で見た 何度も夜に空を見上げたが この街にそんな星は見つけられなかった 初めてその時失望した気がする 何もかも信じられなかったあの頃 ただ時が経つのを待っては 感情も希薄な中で息を潜めて じっとそこに佇んで居るだけの私 川辺に行くと柵越しに覗き込んだ 水面に映る顔は波に揺らめいていた ふにゃふにゃと形を変える反射した空と 夕陽の煌めきが目に映り込む この世界は何故だか馴染め無くて いつも通り過ぎてから気付くのです 大切な事と言われて

          【詩】空への郷愁

          【詩】ある日の事

          永い間繰り返されて来た日々の交々に 反応して心に蓄積されて行くものが大切だった それを意識するには少し時間がかかった 惑わされて失ったものも多い 訳のわからないままに流されるのにも慣れ 人波をかき分けて掴むだろう事すらも いずれ明かされると思っていた 誰かが信じていた事も私には関係ない様だった そう思って終始の世界を更新しては 確かな労働を行う為だけに起きる朝と 帰ればただ眠るだけの虚しい夜に ピリオドを打てば 独り解ったふりをしても 空々しいだけの

          【詩】ある日の事

          【詩】意味なくなっても

          しんとした空気を吸い込むと肺が強く反応する 目に映る圧倒的な景色との境い目も醒めない夢 それを現実と受け入れる事が勇気と思い込んで 空に浮かぶ雑多な空気と丸い月に散って行く星 忙しなく駆ける雲は時にこの地に影を落として どこまでも遠く続く彼方へと導かれる様に進む あなたと見れない事がとても切なくて思い出す 私は独りきりこの世をただ一人で生きていると 迷い込んだのは私の方で彼方は決して悪くない 深淵の様な真実を知っても尚広がる大海の一雫 その程度の事象を手で

          【詩】意味なくなっても