元エンタメ就活生が思う「エンタメの定義」


私は現在大学4年生で、先の夏ごろまでガッツリ就活をやっていました。

「自分が一番ワクワクする瞬間を仕事にしたい!」「面白い作品をつくりたい!」とエンタメ業界を志望し、ありがたく春から志望業界で働きます。

言い換えると、私は元エンタメ就活生です。

---

ところで就活をする時、色々な対策をします。
面接練習、エントリーシート提出、業界研究などなど…。

そのうちの一つにOB訪問というのがありまして、要は社会人や内定者といった先輩に話を聞く、というものです。私もこのOB訪問をけっこう活用していました。
(逆にめちゃめちゃOB訪問をされてもいます。この話はpodcastの初回で話しているので、ご興味がある方はぜひ)

就活の中でエンタメ業界関係の方というのは比較的少なく貴重なのですが、その中で「自分なりのエンタメの定義を持っておくといい」と言われ、考えてみたことがあります。

エンタメとは何か

「人の心を楽しませるもの」
「無くても生きていけるけど、あれば人生が充実するもの」

的な答えがパッと浮かびますが、どうも腑に落ちません。楽しくない・不快なエンタメもあるし、なんだかそもそも有る/無いの次元では括れない存在のような…。


…と ここで、自分にとってエンタメで、一般にはそうではないものを思い出しました。

私にとって、文房具はエンタメです。

ペンのデザインを見るのも好きだし、インクの書き味や新色を試すのは楽しいし、文房具屋はソワソワワクワクする空間です。


しかし大抵の人にとって、文房具はエンタメではないでしょう。

ペンはものを書く手段だし、消しゴムはものを消す手段です。


反対に言い換えると、私にとっての文房具は、それ自体が目的になっています。


これ、正にエンタメの定義になるじゃん…

エンタメ=それ自体が目的であるもの。


これが、私の見つけたエンタメの定義です。

--


のちのち調べたりしてみると、「趣味=自目的なもの」というのはチラホラ言われることのようです。

やっぱりそうだよね!と思えて嬉しいです。



春から社会人になるので、今けっこう意気込んでいます。たぶん一番ワクワクしてる時期ですよね〜


当分は
「それ自体が目的であるエンタメを、翻って手段として扱える位になりたい。そのためにまずは、とにかく面白いエンタメを作れるようになる!」

が、目標です。


がんばるぞ〜!



この記事が参加している募集

コンテンツ会議

就活体験記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?