今夜、眠らないあなたと。
深夜にnoteを書くことをやってみたかった。
みんなが寝静まったころ、今夜眠れないどこかの誰かが覗いてくれたら嬉しい。
なんせ眠れないのだ、今わたしは。
あぁ眠れないな、、と思うと余計寝れないので、今夜私は眠らないんだ!ということにして実の無い話しでもしよう。
次の日の朝になってみたらきっと恥ずかしいようなことも書いてしまうだろうから、あとから見返すことはしないでおく。
お日様が登ったら、この文章は鮮度が落ちてしまうので、夜があけて読んでくれた人は胸焼けしちゃうかも。
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夜はちょっと気持ちがしんみりする。
私も眠れないことがある。
ベッドに横たわると、鎧を解いた戦士のような気分だ。
身体は楽でも、生身の自分と対峙しなければならない。
命をかけるような戦いをしたこともなければ、命をかけて何かを守ったこともないのだけど。
ときどき不安に押し潰されそうになる。
みんなもきっと、そんなことがあるのだろう。
そんなとき何を考えるのだろう。
どうやって過ごすのだろう。
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そんなとき、私はよくスマホの星座アプリを眺める。
(寝る前スマホ見るのヨクナイ、とか言う意見は無視する。)
確認したい方角にスマホをかざすと星の情報がたくさん出てくる優れもの。
(360度対応なのが素晴らしい)
目視で確認できる1等星から、光害で埋もれて認識しづらい星まで知ることが出来るから重宝している。
だからといってそれで何かを学ぶとかそういうことはない。
ただ頭の中を空っぽにしてぼーっと眺めるのだ。
それはちょっとした宇宙旅行気分を味わえる。
だから真っ暗な中でやるのがいい。
目には悪そうだけど。
かざす方向は空とは限らない。
私の個人的な楽しみ方は、端末を地面に向けること。
たとえそれがいつもの見慣れた床であっても、潜り込んだベッドの中であっても、それらを貫いた先にはちゃんと星が広がっているのだと教えてくれる。
それと同時に私は、太陽が今どこにあるのかを探す。
もちろん、昼とは反対側にいる。
だから言わば太陽を見下ろす形になるのだ。
太陽っていつも見上げて眩しい存在だからちょっと不思議な感覚だけど、そうやって地球は回っているんだなぁとか。
ただ重力に従って私はここにいるだけで、本当は天と地なんて概念ないんだなぁとか思う。
そして自分がちっぽけだなぁと思う。
それはネガティブな意味だけじゃなくて。
誰にも影響を与えないし、誰からも影響を受けない、自由でなんでもできるんじゃないかと思える。
何億年何光年という時間軸で語られる宇宙の生い立ちを考えると、私の人生は瞬きよりはるかに短い。
さっきたまたま知った情報によると、今日はオリオン座流星群が見えるらしい。
この記事とリンクしてて私宇宙とつながってるんじゃないかと思った。
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あなたの本当の言葉を教えて。
文章にするもっとずっと手前にあるもの。
かき消された小さな声を聞かせて。
夜ならきっとよく聞こえる。
ノートの切れ端に書くような、誰にも回収されない宙を漂った言葉がいい。
胸の内を垂れ流した言葉がいい。
それを拾ってかき集めて今日の夜空に撒き散らしたい。
きっと何よりもきれいだ。
切実であるほど光り輝くだろう。
多勢に向けられた励ましより、
それらはよっぽどひとりでないと教えてくれる。
私にとって必要な星空である。
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そうやって、ときに誰かのひとりごとやつぶやきを眺める。
みんなもがいている、同じだなぁと思う。
この文章に結論はない。
だから何も答えてくれなくていいし、反応してくれなくてもいい。
ただちょっとだけ、あなたと同じ星空を見れたら。
今日流星群に会えたなら、と思う。
今夜は、そんな気分である。
ここまで読んでいただいたこと、とても嬉しく思います。