Green beans

コーヒーが好き。日常の中で感じたことを綴ります。

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    夏のおわる夜。

    「これは絶対私にしか分からない、っていう感情があるんです」 数年前のお盆の集まり、法要で来てもらっていたお坊さんが言っていた。 この悲しみは この苦しみは 怒りは 喜びは 「誰だってそういうの、ありますよ」 お経の後、ちょっとした小話をするのがお決まりのお坊さんだった。 身の上話を織り交ぜて語られるその言葉に、周りのおばさま方は毎度深くうなずいていらっしゃる。 おぼろげながら、その時も何かの話の流れで冒頭の言葉に至ったのだと思う。 最終的にどんなオチだったのかは覚えて

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      • おうち最適化計画。

        近頃いろいろと断捨離している。 最近とくに片付けに関しての書籍や動画を目にすることが多く、それらに見事触発された。私は虫が苦手なので出来るだけキレイな部屋を日ごろから心がけてはいたけれど、それにしても必要のないものが多すぎる。 ブランド物で何となく捨てきれなかった財布やバッグ、生活に役立つ便利グッズや掃除道具。なくても過ごせるけどあったら便利、という甘い考えから物の量がどんどんと膨らんでいく。 本来、生活や心を豊かにするために買ったものたちなのに、適切な役目を与えられてい

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        • ワガママな大人。

          子どもの頃より、今の自分の方がずっとワガママになったという自覚がある。 ここ数年ふんわりと感じていたことだけど、明確にそんな自分に気づいたのがつい先日のことで、これは今月のトピックとして挙げられる事柄かもしれない。 普通は逆なんじゃないか。 子どもの頃はワガママも許される。というか逆に聞き分けが良すぎる子を見ると我慢してるんじゃない?とかちょっと心配になっちゃうし。 私は聞き分けが良い子というわけではなかったけれど、空気を読む子どもだったとは思う。それはもう抜群の嗅覚を研ぎ

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          • 家族というもの。

            大好きなんだけどな、家族のこと。 でも距離感を間違えると途端に苦しくもなる。 他人との程よい距離感を作るのは割と得意な方だし、面倒くさい揉め事なんかに巻き込まれることは今までそんなになかった。 けれどそのスキルが家族に対して活かせるかというとそうでもない。家族だとなぜだか、好きとか嫌いとか合うとか合わないとかの次元の話しではなくなってくるのだ。 神や仏に手を合わせるとき、いちばんに家族の健康と幸せを祈る。 多くのことは望まないから、せめてそれだけは。という感じで。 そうい

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            作品に恵まれた6月。

            ああ~今月はもう名作に出会いすぎて胸がいっぱい。 アニメを見てハマった『亜人(デミ)ちゃんは語りたい』の10巻を、つい先日ようやく読み終えた。いよいよ次が最終巻らしい。 つくづく思う、ああやっぱりこの作品大好きだ。。と。 コミカルで楽しい雰囲気だけど、ひとつひとつの内容は深くていろいろと考えさせられることも多い。 だから頻繁に読み返したくもなる。 2年程前にもこの漫画については書いたけど、あのときの熱量がまた戻ってきた。 特殊な性質を持った亜人として学校生活を送る女の子

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            私の救世主。

            いま自分がやってること、誰も知ることないんだろうな。とふと思うときがある。称賛されるでもなく、労いの言葉をかけてもらう訳でもなく、でもやらなきゃいけない人がいて、それをやっているとき。 今日、そういう作業を黙々とひとりでやっている瞬間、ひゅっと孤独感に包まれてしまった。まだまだ一日は長いというのに。 そんな気持ちでいる自分に渇を入れたかったので、早すぎる休憩タイムを朝から自分で設けることにした。 そういう時にはやっぱりコーヒーに限る。 私の救世主は、私の作る時間でしか現れて

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            甘くて苦い暇な時間。

            暇だなぁ。と最近感じたのはいつだろう? うーむ、、と考えてみると、今年3月に行ったキャンプでかなと振り返る。 暇と言ってもネガティブなものじゃなくて、時間の流れが心地よく感じられた一日だった。まだキャンプデビューして間もないので、周りのいろんなテントを観察しながら過ごすのも楽しい。 春といえどそのときは結構肌寒かった。 テントを張って火を起こしたら、夜ご飯の準備にとりかかるまで時間がある。そして食べ終わったあとも時間がある。暇だ。どうやって過ごそう。 …そっか、何もしなくて

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            プレゼントは突然に。

            プレゼントは、予期せぬところからやってくるからプレゼントなのかもしれない。 近頃、同僚や後輩から心温まるメッセージをもらう、という珍事が立て続けに起きている。 いやさすがに珍事は言い過ぎだけど、そんな機会はここ最近なかったから受け取る側のリアクションが上手くできてるか不安。 というのも最近は自分のことで精一杯で(いやいつも)周りに対して大したサポートもできず、自分の不甲斐なさをこれでもかと感じていたので、そんな言葉を受け取れる資格なんてない!と思ったり、いやでも頑張ってた

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            表現者たち。

            夜更けに眠くなるという、当たり前にやってくる生理現象が遠ざかる時期がたまにあって、とても困る。 眠らなきゃと思うほど意識が冴え冴えとしてくるもんだから、副交感神経よ今こそ活動せよとその都度強く念じている。 でも深夜には深夜の良さがあって、その時間帯でしか感じられない空気感は嫌いじゃない。 今日は横にならずに起きていようかと思った日の夜に、たまたま読んでいた本が、ああこれはこのタイミングで読めてよかったなと感じられる本だった。 思えば、本を読むタイミングや場所、そのとき周

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            おいしい給食を求めて。

            最近、急な空き時間ができてしまうことが多い。 こんなご時世で人と会う約束もキャンセルになってしまったり。 それもあって、本やら映画やらドラマやらに時間をつぎ込んでいる。 せっかくならいい作品に出会いたい。そう思いすぎるとスマホをスクロールするだけで多くの時間を費やしてしまう。 だから、これにしよ。とサクッと決めることを意識して最近は見始めるようにしている。 その効果もあってか1月2月はとくに私のなかで当たり作品とたくさん出会えたなと思う。 特に良かったのが、『おいしい給

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            分母をどうするか。

            あの人いまこんな状況かな、いやそれともこうかな、とか考えることが普段からたくさんあって。 気づけば年齢を重ねるごとに考えることの分母が増え続けてる。 あの人のことと、この人のことと、あと自分のことと、、となって 「いつの間にか考えてることたくさん!」となっている。 分母のうち本当に大切で必要なものを分子に上げていかなきゃいけないよなって思いながらも抗えない時間に翻弄されてる。 これはきっと有意義な時間を意識する上で大事なことなんだけど、私は毎日そんなものと戦っているように思

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            書き納め2021。

            今年の書き納めnote。 今年もなんとか細々とnoteを続けられた。 私自身、投稿頻度はあまり意識していないのだけど、月一では書いていきたいなぁ、これからも。 note以外にも書き留めたメモや日記を読み返すと、平凡な日々を過ごしながらもいろんな変化に囲まれた一年だったなと思う。 その中でも、出会えた本は私のなかで数えきれないほどの癒しと気づきを与えてくれた。 今年もいくつか感想文を書いてきたけど、その時間はすごく楽しいものだった。 学生の頃勝手に感じていた窮屈さを取り

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            味わう空気。

            今年の寒さは例年に比べてどうなのだろう。 私は正直、12月という感じがしない。 大体この季節になると、年末の慌ただしさや、いかに寒さをしのぐかということばかりに気がいくのだけれど、今年は少し気持ち的に余裕がある。 ここ数年で、冬も悪くないなと思い始めた。 虫の声も聞こえず、花の香りもせず、生き物たちが息を潜める季節なのに。 閉め切った窓の結露さえ健気に見えて、外の厳しさを感じずにはいられないというのに。 この季節、外はしんとして静かだけど、全てを包み込むような大気は、さな

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            記憶する手紙。

            誰かの人生に立ち会う という経験を、本ですることがある。 読み終わって本をとじるとき、そう思うのだ。 神のような視点から作中の人物を見つめ続け、秘密を共有し、他人事が自分事へとなりつつあることに気づいてしまう。 「読書の秋」と言える季節があっという間に過ぎ去ってしまいそうなので、少し前から気になっていた本のことを書く。 『ののはな通信』 「のの」と「はな」は、女子高に通う友だち同士。 ふたりの往復書簡が綴られているのが『ののはな通信』だ。 まだメールも携帯電話も普及す

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            出力最適解。

            最近、自己プロデュースが上手な人が多いな、とよく感じる。 マーケティングとか、営業みたいなことを生活の中できちんとやってて、もうみんな社長だよね。何かの。このnoteも然り。 責任も気概もやりがいも、あらゆることを網羅的に分析しながら表現していて、もはやクリエイターの枠では収まらないのでは、と思う。 私はそこまで器用に自分をコーディネートできないけれど、まぁぼちぼちやっている。 人ってつくづく、表現せずにはいられない生き物だなと常々感じているけど、これは私も当てはまる。 文

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            秋の日記。

            最近、いろんな人からコーヒーをいただく。 私がコーヒー好きというのを知っててくれているのだ。 新しいカフェが出来たら教えてくれるし、コーヒーと言えばあの人、みたいな認識をしてくれているのだろう。 私はたいして知識はないのだけど、コーヒーを飲むとき、きっと分かりやすく良い顔をしているんだろう。ありがたい。 正直、コーヒーの細かな情報とかはすぐに忘れちゃうんだけど、その人だけの飲んだときの感想とかエピソードとかを聞くと、ずっと忘れない。 だからそういうのを土産話にしてくれる人に

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