僕の読書遍歴(後編)

というわけで後編です。

キミスイに端を発し、読書にハマった16ぐらい。
それからも色々な作品を読みました。

恋愛系

なんといっても自分は恋愛系の作品が好きです。
自分がそういうのとあまりにも無縁すぎるってのもあるのかもしれませんが、やはり登場人物の感情の起伏、表現が好きです。それに、こういう作品は大概情景描写も良い。上手く鮮やかに描くのはむつかしいことです。

夜が明けたら…

特に高校生の時にハマっていたのは汐見夏衛先生。きっかけはこれまた表紙買いだったと思います。
夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく
この作品を見つけて表紙の絵の綺麗さに思わず買って、読んでもう一回表紙を見て泣く。みたいな感じでした。
そして「だから私は、明日の君を描く」「海に願いを風に祈りをそして君に誓いを」などを読みました。

余命10年

あとはこれを恋愛系とくくるのもなんか違う気もしますが、
小坂流加先生の「余命10年」「生きてさえいれば
この作品も自分の中にかなり響きました。

他にも

その他にも聖いつき先生の「僕が恋した図書館の幽霊」や喜友名トト先生の「リバーシブルラブ」あたりは印象によく残っています。

ミステリ系

ミステリー、と言っても色々とあるので結構大雑把に書きますが、
一番初めに書きたいのはこれ!

スープ屋しずくの謎解き朝ごはん

友井羊先生のこのシリーズ。この作品が僕は大っ好きなんです!
多分初めて読んだのは高校生の時じゃないかなと思うのですが、当時から料理をするのも好きだった僕は一瞬でハマって一時期スープを作りまくってました笑
主人公のOL奥谷理恵があるひフラッと見つけたスープ屋「しずく」。
そこの店主麻野が料理をしながら、料理を交えて客の悩みや謎を綺麗に解決していく物語。
謎の回収の仕方が上手すぎるし、料理がおいしそうすぎるんです。
あとはやはり表現。登場人物の魅力や描写が全部良い。ずっと温かい作品です。
あとは同じフォーマットの作品で「スイーツレシピで謎解きを」という作品も書かれているのでそちらも是非。

ホームズ

これはもちろんのシャーロックホームズ。
こちらも言わずもがなで好きですね。
うん。特に書くことなし!面白いことは世界が証明しています!笑

他にも

他にもオリエント急行殺人事件とかも読みましたね。
それと最近だと話題の雨穴さんの「変な家」や道尾秀介先生の「きこえる」もかなり衝撃を受けました。
変な家は徐々に図の見え方が変わっていくあの感じがとても気持ちよかったです。
きこえるは初めて体験したもの過ぎて鳥肌が止まりませんでした。これは是非読んで、聴いてみてほしいです!

他ジャンル

正直ここまでジャンルで書いてますが、ジャンルで分けるのって結構にがてなので、上に書いていない系統のものをまとめます。

他じゃんる小説

読んだもので印象に残っているのもは湊かなえ先生の作品も挙げたいです。
初めて読んだのは「告白」。こっれを読んだ時の衝撃も凄かった・・・。
やっぱ人間って怖いね、といったところ。
他にも「高校入試」「絶唱」「望郷」「リバース」あたりは読みました。
おすすめあれば教えてください。

あとは前の夏に読んで超面白かったのが辻村深月先生の「この夏の星を見る」ですね。
コロナを上手い事使って小説を書いているのが自分は初めて読んだので衝撃でした。
かなり生々しかったけれど、その中、コロナ渦で懸命に光る話でとても感動しました。

他、文学。

文学もやはり自分にとっては大きい存在です。
初めて読んだ、というか感動したのは高校2年生の時の現代文の授業。
夏目漱石の「こころ」の授業がありました。(みなさんも受けましたよね?)
この時、教科書には全文が載っておらず、一部だけが書かれていたので、現代文の先生が夏休みの宿題として「こころ」を買って全文読むというものを出しました。
正直この時は惰性で全部読んで「よくわからないな」という感想でした。
しかし、二学期になり先生の授業を受けて、えらく感動しました。
細かいところは覚えていないのですが「こんなに深い作品なのか!」と驚いたことを覚えています。
それからいくつかの文学を読み、その中で宮沢賢治に出会いました

宮沢賢治の世界観に簡単に引き込まれ、自分の中で好きな本は?と聞かれた時に「銀河鉄道の夜」と出てくるぐらいに好きになりました。
あとは高校生の時に「星の王子様」も読み、今でも好きな作品です。

他、専門的

小説にハマったといえど、別に理系であることには変わりないので、小説の他にも専門書的なものも読んでました。
まあ、これについてはまた今度詳しく書くかな。

今日はこんな感じにしておきましょう。
オススメの作品があれば是非教えて欲しいです!


また次のnoteでお会いしましょう!


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