そろそろヤバい
「そろそろヤバいぞ」という声が聞こえてくる。
いい歳をして「ヤバい」なんていう言葉を連呼するのもいささか気が引けるが、それほど今の私の部屋は酷いことになっている。
便宜的に”部屋”とは言ったが、正確には”私の手の届く範囲”である。
部屋自体にはまだ若干の余裕はあるが、私は24時間ベッド上で過ごしているため、モノを取るには誰かに頼まねばならない。
我が家には私の他に母しかおらず、彼女もそこそこいい歳なので、立ってるものは親でも使える状態ではない。
かくして、私の手の届くせいぜい幅1m×高さ50cm奥行45cm程度のスペースに、生活用品から趣味のものまでごちゃっと置くことになる。
それなのに、先日久しぶりに買い物に行き、使うあれやこれやと、使ってみたいあれやこれやを買い込んでしまったため、「そろそろヤバい」状態になっているのである。
それならば片づけてから買い物をすれば良いのだが、どれもこれも不要ではないし、まとまった時間が取れていないというよくある言い訳もさせてほしい。
普段、訪問介護や訪問リハビリ、そして仕事と、私の生活は細切れだ。その合間に別の突発的なことも入ってくる。
加えて、この数か月、とある”仕事”のためにずっと時間を使っていた。
吟味しながら取捨選択をして行かねばならない片づけという作業は、私の中で優先度が低くなってしまう。
片づけの才能がある人は、きっと細切れ時間のそのまた細切れ時間を使って、ササっと片づけをしてしまうに違いない。
もし生まれ変わったら片づけ上手になりたい。もしも○○だったら…ここは条件法だ、現実でないことを話したいときに使うあの文法だ、などと考えていると、ああそうだ、復習と宿題をしておかなければ…というように、片づけるより先に別のことに頭がいってしまうのである。
ただ、基本的に自室には食べ物を置かない(時々グミや飴はあるものの)ため、不潔というわけではない。
床にもモノを置いていない。
という言い訳を残して、noteを閉じておこう。
ああ、ヤバいヤバい…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?