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音楽家達よ...ちょっと待て、それって誹謗中傷?

あーーーーー!
GPおか、Pこだよぉ
最近、インドカレーが食べたくて一人カリーに行ったのはどこのどいつだぁ~い?
アタシだよ!!!
最近、お昼ご飯が煙草だけになっているのは、どこのどいつだぁ〜い?
アタシだよ!!!
最近、音楽ブログの書き過ぎて手が腱鞘炎になっているのはどこのどいつだぁ〜い?
アタシだよ!!!
満足かい?!この豚野郎!
はい もう令和だと言うのに気持ちがエンタの神様なGPPでございます
エンタの神様ってお笑い番組、覚えてます?
え?!覚えてないの?!
も、もしかして…き、記憶喪失系の人?
ち、違うよね!良かった…
いやさ、あの番組に出演していたお笑い芸人に付けられていたキャッチコピーが中々好きだったんだよね
三つ巴の笑劇場!東京03
バカテンポで夜踊!アクセルホッパー
ベリーグッドなアラフォー芸人!エド・はるみ
こう言うの考えてお金貰えないかな
貰えないか 貰えるわけないか
はい そろそろ時間も時間だし…
じゃあ、音楽ブログを書いていきましょうかね
早速ですが…今、主にインターネット上で問題になっている事って何か分かります?
ん?#新宿で飲み #終電逃した などが例として挙げられる、ハッシュタグを繋げて文章みたいにするインスタ女子が増えてる件?
いや、それもそれで大問題ではあるけど…
今回書きたいことは違います
もっと大きな問題があるだろ
え?今、誰が言った?一番後ろの席の子?
なんて言った? ん?そう!それ!
誹謗中傷だよね!これ、大問題になってるよね
そこで今回は…これを音楽と絡めたい
ってことで、題して!
音楽家達よ...ちょっと待て、それって誹謗中傷?
我ながら面白そうなタイトルだな
あ!そこのお前、つまんないって言ったな!
誹謗中傷だ!誹謗中傷だ、コレは!
あれ?誹謗中傷か?
って感じで…どうぞ




【誹謗中傷ってなーに?】


誹謗中傷って言葉は最近、よく耳にするよね
だけど、意味をちゃんと知っているかい?
と言うことで、今回のブログを書く上で必要な事でもあるのでこの言葉の意味を整理しよう
では、この世における信用出来ない物ランキング第5位にランクインしてそうな日本版Wikipediaから引用してみましょう

誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)は、根拠のない悪口を言いふらして、他人を傷つける行為である
引用:誹謗中傷-Wikipedia-

らしいです
これに該当するコメントなどは誹謗中傷に当たるわけだが…
ここで音楽と絡めたい
ズバリ、音楽家の世界においてこの誹謗中傷と言うヤツが非常に曖昧になってきている実情がある
例えばこんな感じ(M→ミュージシャン本人)
A・「今回の新曲はイマイチだったな」
B・「ありきたりな歌詞じゃね?」
C・「このボーカルの歌い方、好きじゃない」
D・「ミックスもう少し頑張れよ」

M・「こ、これは誹謗中傷だ!」

え? ちょっと待った…
これって誹謗中傷…ですかね?
もう、言っちゃうわ
これは誹謗中傷じゃないよね
これって批評じゃないですか?

批評とは…
事物の美点や欠点をあげて、その価値を検討、評価すること
狭義に芸術批評、ことに文芸批評をさすことも多いが、広義には政治、経済、科学、スポーツから日常生活に至るまで、人間営為のすべてを対象とする
引用:コトバンク

これでしょ
例えば逆に誹謗中傷ってのはどんな感じのヤツなのかと言うと…
A・「お前みたいなブスが歌うな」
B・「クソみてえな曲だな、死ね」
C・「お前キモいんだよ ニ度と曲作るな」
こう言うのは誹謗中傷です
違いとしては、何に対してどんな事を言っているのかである
んで、今回のテーマは以下となる
音楽の場合なら作品に対して何か意見をするのは批評で単に相手を傷付ける発言や悪口は誹謗中傷こうやって批評と誹謗中傷はちゃんと分けないといけないよね?って話
では、もう少しこのテーマは掘り下げでいきましょうか 読むの面倒臭くなったら朝倉未来のYouTubeでも観てください Go!



【音楽に優劣はあるのか】

引用:BookLive

ちょっと話を飛躍させちゃいます
まあ、お付き合い願います
単刀直入に聞きますね
ズバリ、音楽に優劣ってあると思います?
良いですよ じっくり考えてください
ラーメンセットにするかラーメン単品とチャーハンを普通に頼むか迷うぐらい悩んでください
いや、やっぱり即答してください
僕って待つの苦手じゃないですかぁ
知らんがな 一日中空気椅子しときます はい
あのですね…僕は音楽に優劣ってあると思います
だけど、それは音楽を聴く上での基本的な内容に限ると思います
何が言いたいのかっていうと…
例えば明らかにボーカリストがピッチを外しているバンドのライブとそうじゃないバンドのライブを比較した場合、そこには優劣が生じますよね?
敢えてピッチをズラして歌を歌うって概念は基本的に考えて存在しないと1リスナーは取ります
勿論、音楽の世界は広大な海原みたいなもんですから様々な信条のもとで日夜、曲作りやライブが行われているのは事実ですが"リズムが合ってる"とか"ミスタッチがない"とか"マスタリング処理に手抜きがない"みたいな項目って音楽を届ける上で基礎となる部分であり、そこに欠点があると他の音楽家と比較した時に優劣は生まれるはずです
例えばですけど、速弾きを売りとするヘビィメタルバンド同士を聴き分けて、どっちのバンドのギターソロが上手か的な内容は優劣に関わる話
んで、なんでこんな話を持ち出したかと言うと…
この優劣が誹謗中傷をややこしくしている気がするわけです
よくこんなことを言う人がいます
「音楽は所詮、好み 好きか嫌いか」
はい それはその通りだと思います
The Beatlesが好きかThe Rolling Stonesが好きかって話は好みでしかありません
だけど、先程の優劣の話を好みで押し通す人がいたりします
そうなると批評自体がブレてくるんですよ
上手いか下手か&よく作り込まれているか、それとも作りが荒いのか
これは優劣の話をしているはずです
これを音楽家やその音楽家のファンたちは理解するべきです
「もう少しドラムのリズムキープ、意識したほうがよくない?走ってるように聴こえる」
「いや、こう言う音楽だから 音楽は好みだから」
「??????」
で、こんなトークが延長すると「誹謗中傷だ!」と誰も望んでいない展開になったりします
ここはちゃんとお互い整理するべき内容です
そして、もう一つの押し通し方があります
「お前、出来るのかよ やってみせろよ」
これです これは頂けません
例えばサッカーの試合を見ていたとして
テレビの前で文句言ってるやつがいたとします
その人に対して「そこまで言うならやってみろや」って言えますかね?
僕は言えません 何故かと言うとそれが通ってしまうとサッカーの試合中のプレーに文句言えるのはプロのサッカー選手と同じレベルの技術を持っている経験者のみに限られてしまいます
我々、視聴者には発言する自由があります
そして、逆に言うと自分自身を世に放つってことは何か意見を言われる立場になるってことです
これは音楽も同じで楽器経験者や作曲家じゃない一般的なリスナーにもこの世の作品に意見することは自由です
なので世に作品を放つ以上、個人を脅したり人格否定したりする発言以外の音楽に対する感想は受け止める覚悟を持つ必要があるのです
僕のこのブログが「クソつまんねえ!」と野次られてもそれは仕方のないことです
僕がもっと皆んなの求める面白い音楽ブログを書くように努力すればいい話です
この項目をまとめると…

その1・好みと優劣は分けて考えるべき
その2・やってみろ理論には無理がある
その3・作品を放つ以上、批評される覚悟を持つ

この考えを踏まえた上で誹謗中傷と批評を区別して音楽活動をするべきだし、リスナーサイドもそれを意識してコメント等を残すべきなのでは…と思う次第です
では、次は意見を受け取るシチュエーションについて語ります




【直接的なのか、間接的なのか】

引用:123RF

これによっても受け取り方って違いますよね
例えば嬉しいことを言われるのって直接的 or 間接的、どっちが良いかね
人にもよるけど僕は直接言われた方が嬉しい
友達と会って「この前出してた曲、超良かったよ」って言われるのはもはやエクスタシーです
逆に「イマイチだった」と言われるのも直接吐かれた方がダメージ大だったりする
ただ、これって文字として残るわけじゃないから良くも悪くもいつの間にか言われたことを忘れたりする
しかし、これがSNSやYouTubeになるとコメントに変わるので文字として記録されてしまう
言われて「ヴッ グハッ」ってなる内容は何度でも読み返せるから引きずるし、「ドゥフフフ」ってなる嬉ション系コメはいつまでも味がしたりするわけですよ
つまり、どのような形で意見が自分に届いているのかって大事ですよね
なので直接、自分の出した新譜に関して友達に毒を吐かれてもお互いの信頼関係等が相まって批評に聞こえたりするし、ネットの訳わからん匿名のヤツに毒を吐かれると誹謗中傷っぽく写ったりすることはあると思います
なので、意見が自分の目や耳に届くルートをしっかりと確認して上手に批評と向き合っていきましょうやってことです では、次



【そもそも、音楽に批評は必要か】

そもそも論になりますが音楽批評って必要なのか否かって議論になったりすることがあります
「別にどんな音楽もそれぞれの魅力があって素晴らしい!ってことにすればいいだろ 音楽に批評なんかなくて良いよ」的な意見も出てくると…
んー、難しい内容ではありますが…
今から書くことはあくまで僕はこう思うってだけですよ?
僕としては音楽に批評は必要だと思います
それは何故かと言うとアートに批評がなくなるとそれはただのビジネスになってしまうからです
からです!って言い切りは良くないな
僕はそう思います これは個人的な意見です
音楽なんかは特にそうですが新譜にしろ旧譜にしろ批評が書かれてこそ、その作品に価値がつくと思います
僕は売上=価値ではないと考えています
売上ってのは統計上の成績でしかないですよね
スポーツ選手だったらその成績で価値が付いたりするんでしょうけどアーティストは芸術を生み出しているわけですから数字だけで片付けるわけにはいきません
だから、誹謗中傷はあってはならないけれど批評はあるべきです
「誹謗中傷への対策として、いっそのこと批評もなくしてしまえ!」って考え方はちょっとズレてるのかなと思います
ただ、難しい点が1つあってですね…
皆さんは映画のレビューサイトの存在をご存知でしょうか?

まあ、映画の世界ではこんなサイトがあったりするんですよ
シネフィルが好き勝手に作品のレビューを書き込めるサイトなんですが、これに似たような感じのシステムはアニメやドラマの世界にもあったりします つまり、映像媒体に関してはレビュー文化が珍しくないわけです
ですが、音楽はどうでしょうか?
音楽のレビュー専門サイトって大々的なモノはないですよね
一部あったにせよイマイチ広がりを見せてないと… AmazonのCDのレビューが精々ですよね
はい では、それは何故でしょうか
これはですねぇ… 僕なりの答えにはなりますがズバリ、音楽は聴きゃ分かるってことです
映画って僕みたいなアホの場合、一回見ただけではどう言うストーリーで、この作品はどんなメッセージを我々に伝えたかったのかと言う真意を一発では読み取れなかったりします
だから、レビューって機能すると思うんですよ
音楽と違って映像作品なので情報量も多いし、語られる内容も豊富ですよね
しかし、音楽って映画等よりもライトに楽しめるエンタメなわけです
テレビで流れてるBGMであっても、サブスクで再生させるにしても、お店の有線で耳にするにしても音楽を聴いたことには変わりありません
それぐらい他の娯楽に比べてフットワークの軽いジャンルなんですよ
聴くだけである程度の概要は掴めちゃうのだ
そして、もっと分解すると音楽は曲単位で数えることが出来ます
そうなると、音楽にレビューって機能しなくなる
つまり、レビューサイト等は存在意味をなくすので開設されない
すると、どうなるか…
SNSに各々の感情を短文でぶつけるわけです
GPPとしては、それがレビューの域を超えて誹謗中傷になってしまっているケースもあるんじゃないかなと分析しているのです
なので、僕は音楽にレビューレベルのものを垂れ流す場が必要だとは思わないです
レビューの質と量が映画やアニメのようにはいかない傾向にあると推測出来るので…
ただ、それぞれが解釈をした上での批評と言う文章は適切な形で存在するべきだと思います
長文になりましたがまとめると…

・音楽にレビューは機能しないと思う
・SNS等を通したレビューは最終的に誹謗中傷になりやすい傾向にある
・ちゃんと論じられた批評は必要だと思う
・批評がないと音楽等のアートはただのビジネスになるのでは?

こんな感じです すいません、説明下手で
謝るのは上手なんですけどね うるさいわ
では、ここからは音楽に対して批評を述べるリスナー側の誹謗中傷回避に向けた最低限の心掛け、コツなんかを書いていこうかなと思います
なんか他人の音楽の批評が上手くまとめられないんだよなって方は是非、読んでみてください
別に僕は批評のプロではないですが、素人でもないのでそこんとこ4649




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