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近くて近い台湾 〜年末年始 台湾食べ歩き 北投温泉、台北101 年越し花火〜

今日は2019年12月31日、大晦日。

今年のケガレは今年のうちに!!

と、いうことで、北投温泉へ。

台北101から、淡水信義線で揺られること50分ほどで、北投駅へ到着。

そこから新北投線へ乗り換えて一駅の『新北投』が最寄りなので、ご注意を!

しかし、北投⇄新北投のみをつなぐ、

新北投線』って… 

こんだけピンポイントな線

あっていいのだろうか!?笑

混浴の温泉、千禧湯へ。水着は着用です。

ちっ

という男性陣の皆様、ご容赦くだせえ。

ちなみに水着は何でも良いというわけではなく、素材などに規定があるよう。私は持参していったが、何やら頑なに却下され、水着を買わされる羽目に陥ったのだった・・・ 

お湯は水源に近い順に、上から3種類あるが、温度も比例していた。

なので、一番上のお湯は、死ぬほど熱い!! 

これ、まともに入れる人はかなりの強者だろう…

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出典 魁!!男塾/宮下あきら/集英社

早々に下界のお湯へと避難しましたよ…

なんでもここの湯は強酸性らしく、出る際にはきちんと流せ、という情報が各所から入っていた。

が。

シャワーは水しか出ない

お湯は有料です。

うう、地獄の沙汰も、金次第…

アコギだぞ!!泣

と、いうわけで、

くだんの一番熱いお湯に浸かったのち、

水シャワーで流す

というやり方で強行突破

え? ヒートショック?

なんすかそれ?

爽やかな入浴後は、地熱谷へ。まあ、地獄谷的なやつですな。

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温泉街に来たなあ、という風情に浸れるので、悪くない。もちろん、温泉卵もあるでよー!

昼食は温泉街の『満客屋拉麺』へ。

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塩と醤油を頼んでみたが、系統で言えばライトな家系。旨味はそこそこあるので、ラーメンマニアの日本人でも、満足できる一杯だろう!

温泉、ラーメンと、まるで箱根に来たかのような満足感だ!

え? なら、箱根行けばいいじゃんって?

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北投温泉を後にし、東門エリアへ。

そこでは、主に食べ歩き

まあ、台湾ではそれ以外していない気もするが。

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まずは永康街の『天津葱抓餅 』へ。

そこそこの行列だが、どんどん焼きあがっていくので、臆せず並ぶのが吉

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こちらの葱餅、見た目はなんだかイマイチそうだが、、、うまい!!

表面のカリサク感と、中のモッチリ感が絶妙で、食べたことの無い代物だ!!

これは地味な見た目ながらかなりのインパクトなので、是非とも皆さんにも食べていただきたい!

生地自体の食感、風味がキモなので、何も挟まないプレーンな物(オリヅナル)がオススメ。

おりじなる』ではなく『おりづなる』です。

行けばわかります笑

『二枚買えばよかった・・・』

と、小学生のように痛切に後悔し、葱餅に後ろ髪を引かれながら西門へ歩いて向かう。

この辺りの街並みは、モロに現地感が漂い、昔のカンフー映画のワンシーンを見ているような錯覚に陥る。

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こんなようなやつですな。

きっと、

中はアヘンで

アヘアヘになってる姉ちゃん達でぎっしり

なんだろうな・・・

という、勘違いにもほどがある感傷に勝手に浸りながらそぞろ歩く。

途中、ちょいとオシャレな雰囲気のカフェで、豆花(トウファ)を食す。

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豆花は台湾の豆腐スイーツのようなものだが、甘さはごく控え目で、チュルンとした食感とも相まって、とても食べやすい!

普段、甘物に目もくれないようなハードボイルド野郎にもオススメだぜ!

のんびり歩いているうちに、西門紅楼へ到着。

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こちらは日本人が設計した建物で、八角形とラテン十字を組み合わせたような非常にユニークな設計。赤レンガと白いストライプの組み合わせもまた、目を引くデザインだ!

散策を堪能し、西門駅から帰路に就く。

台北の大晦日と言えば、台北101でのカウントダウン花火らしい。それを目当てに宿をとった節もあるので、楽しみだ。

それまでの間、夕食を摂りに、ホテルから歩いて20分弱の臨江街夜市へ。

そこでは、まずは『ウズラの卵の目玉焼き串』のようなものを食す。

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こんな感じの物です。

これ、見た目は情けないが、旨い! アツアツをハフハフするのがオススメ! しかも、一本50円くらいだったと思う。

その後、お姉さんがその場で揚げて、ハサミで切ってくれる唐揚げのような物をパクつく。

画像は、無いけど、、、これも旨い! 

まあ、この世に

唐揚げを超える完全体など、

そうそうあるもんでもない

わけだが。

続いて、色々な種類の焼そばを作ってくれる店へ。 牛塩焼きそばのような物を頼んでみたが、まあ、それなりでしたな(エラそう)。 ベースはインスタント塩焼きそばだが、台湾料理特有のスパイス香が加わり、悪くない。

最後は、

なぜかミシュランマークの輝く臭豆腐の店

へ…

ええ、イヤでしたよ。でも、でも…

抵抗虚しく、一撃で押し切られました…

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出典 北斗の拳/武論尊・原哲夫/集英社

彼女は『過去最高の臭豆腐で、臭みも無くて旨い!!」と絶賛していたが、、、

フツーに激臭くて食えませんでした。

この豆腐、呪われてない!?

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臭豆腐はもう二度と食べまいと、固く心に誓った四十路の冬であった…

宿へ戻りしばしくつろいだのち、23時半過ぎに、

そろそろ外に出て

カウントダウンを待つとするかねえ

のんびり部屋を出て、エレベーターホールへ。

『チーン』

下りエレベーターの扉が開くと、ギッチギチの満員の人で、見送らざるを得ない。

『チーン』

……あれ? デジャブ?

扉が開くと、またもやギッチギチの満員の人で、見送らざるを得ない。

『チーン』

…またもやギッチギチの満員の人。

『チーン』

…またもや(以下略)

これは、無限ループにハマっている!

トンチを利かせて上りエレベーターをキャッチし、そのまま降りる作戦に変更。

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閃いたね!!

などと思ったのが、甘かった…

最上階の27階から、一階降りると

『チーン』

扉が開き、満員であることはわかりきっているが、勇者達は乗り込んでくるのだ。

が、無情に響く、重量オーバーのアラーム音。

しかし、音が小さすぎて、勇者達の耳には届かない!

ここで、エレベーターの中には、さらなる猛者がいた。

『over!!』

この一言で勇者達を斬り捨て、扉は閉じられていった。

ありがとう、猛者。

そして伝説へ…

などと言うのは、またもや甘かった!!

26階から25階へ降りると、

『チーン』

新たな勇者が突撃してくるではないか!!

こ、これは…

これがあと、20回以上繰り返されるのか!?

壮絶な死闘を覚悟し、実際その通りであった…

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途中、

見るからに『over!!!!』

なおばちゃんが堂々と突入してきたが、案の定跳ね返され、『だと思ったわ!!』的な捨て台詞を吐いて、笑いながら去っていったのは、一服の清涼剤であった(そうかあ?)

とにもかくにも、這々の体で一階へ到着。

23:55くらいの到着だったが、ホテルの前は人、人、人!

芋の子を洗うとは、このこと。

何とか居場所を確保し、台北101を見上げながら、みんなでカウントダウン開始!

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しかし、中国語、英語、日本語などが入り乱れ、統一感の無さがまた、旅情を掻き立てる笑

3、2、1、

HAPPY NEW YEAR!!

と叫んだ瞬間、花火が開始!

これが、

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これもんで、

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これですよ。

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ご覧いただいておわかりのように、

これ、もはや花火というより

ビル爆破です。

す、すげえなあ…

という感慨に浸りながら、異国の地で迎える新年も、悪くなかったのだった。

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