ヘルシー志向はお断り! の食べ歩き 〜 新宿 古き良き町中華 『岐阜屋』〜
今日はタンメンの気分!
誰が何と言おうとタンメン!!
新宿駅から程近い『岐阜屋』へ。有名店です。
近年脚光を浴びつつある、町中華ってやつですな。
喰わせそうな店構え!
店内もコの字カウンターで、中華というよりは大衆酒場感が色濃い。
類センセー!
店内は
禁煙? なんすかソレ!?
という荒野…
煙が目に染みるぜ…
昼飲みに精を出すオヤジ達の群れの中にも、家族連れが混じり、ガヤガヤしつつも妙に落ち着いてしまう。
あの幼気な子供も、この店の煙に燻され、立派なオヤジに成り果てていくのだろう…
我に返り、焼き餃子、チャーハン、そしてもちろんタンメンを所望。
餃子はニンニクのしっかりと効いた餡で、ホロホロ崩れるタイプ。皮はへろへろ系(どんな系だ)。一言で旨い!
チャーハンはパラパラと無縁のウェットな仕上がりだが、やり過ぎない範囲の中で、旨味が押し寄せて来る!
チャーハンというと、とかく
『パラパラでグー!』
のような表現を目にするが、、、
なんでだろう?
と思っている。
重要なのは
『パラパラかどうか』ではなく『旨いかどうか』の筈だ。
折り目正しい中華料理店のパラパラのチャーハンももちろんアリだが、町場の中華料理屋の、ウェットだが、味の素・ラードの風味コッテリの下衆いチャーハンが無性に食いたくなることだってあるじゃないか!!
こちとら
『パラパラチャーハン原理主義』
に異を唱えるものじゃい!
こちらのチャーハンは、下町風の気取らない路線だが、下衆に触れ過ぎない、いい〜🧡塩梅にまとまっている一品だ!
さて、真打のタンメンの登場だ。
だが… アレ? おかしいな…
ニンニクの風味が効いたガッツリ系のタンメンを勝手に想像していたためか、、、
スープは存外にアッサリ。良く言えば優しい、悪く言えばペラペラ… 麺は弾力がありつつも硬過ぎない、面白い食感だが、味自体は極く普通。 具の野菜炒めも、優しい〜🧡、穏やかな味わい。
なんだろう、この感覚…
バリバリのヤンキーと思っていたあの娘が、
ずぶ濡れの捨て猫を拾っているのを
見てしまったような感じ?
(絶対違う)
こちらは麺類ではなく、炒め物を中心に攻めるのが良いのかもしれない。
一見強面の大将の暖かさ、お客さん達の人間模様に触れながら、チャーハンをかっこんで欲しい一軒だ!
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