田川 悟郎

書家。1970年3月20日大阪生まれ。 2017年の夏に余命3ヶ月の末期がん宣告を受け…

田川 悟郎

書家。1970年3月20日大阪生まれ。 2017年の夏に余命3ヶ月の末期がん宣告を受け、現在は闘病しつつ書家としての活動を継続中です。 このボーナスステージが続く限り書き続けようとおもっています。 https://sho.goroh.net/

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  • がん闘病日記 / 2020年の365日

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    日々の習作の中から選んだ1枚に駄文を添えてデイリーでアップしています。

記事一覧

まそら

真空と書いて「まそら」。語源を調べてみましたが、WEBの検索では泉鏡花の用例が出てくるのみでよくわからず。 鏡花先生のいう「真空」って、どんな空だったんですかね。 …

田川 悟郎
3年前
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with clouds

迷いや不安が何ひとつない澄んだココロで朝をむかえたいなぁと、ついそんな絵空事を願ってしまったりするわけですが、まぁどんなに晴れていても雲のひとつやふたつ、かなら…

田川 悟郎
3年前
5

Life is

Life is about the people you meet and the things you create with them. 有名な禅語なのでお好きな方も多いんじゃないかなと思いますが、我逢人とは、「私の人生は人と…

田川 悟郎
3年前
6

家族同士でのそれ

ぼくたち日本人は愛情表現が苦手だとよくいわれますが、家族同士でのそれはたしかにそうかもしれないですね。両親への「I love you」は、照れくさくて「ありがとう」に置き…

田川 悟郎
3年前
6

volcano

カラダの内にふつふつとたぎるものがある今、 書きたくて書きたくてしょうがないんだけれど。 火山 volcano No.2,248 2020/07/02 – 184

田川 悟郎
3年前
5

core

芯は、あたらしい芽を生むコアです。 あなたの中にある「芯」に水をやり、ひかりをあて、 芽を出してあげてください。 芯 shin : core No.2,247 2020/07/01 – 183

田川 悟郎
3年前
6

IMPOSSIBLE IS NOTHING

この世には3種類のタイプのヒトがいます。 不可能なことんてない、と果敢に壁にむかって挑戦しつづけるタイプのヒト。無理なものは無理だ、とさっさと諦めて違う壁にむか…

田川 悟郎
3年前
6

unusual

願いつづければいつかは叶う、なんて青臭いことは信じてはいないけど、どうせ叶わないからとはじめから希望を捨ててしまうのはちょっと違う、とおもう。 希 mare : unusua…

田川 悟郎
3年前
4

燃やしつづける

火をつけるのはカンタンだけど、燃やしつづけるのはむずかしい。 まわりの後押しなんかも得てイキオイで着火。3年目くらいまでは無我夢中で燃やしつづけ、気がつけば惰性…

田川 悟郎
3年前
5

TOKYO

雅(MIYABI)の語源は「宮び」。 なので、「雅(みやび)だね」というのは、「ミヤコっぽいね」という意味になります。 まだ都が京都にあった頃(厳密にはまだ日本の都は…

田川 悟郎
3年前
4

suffering

難 suffering No.2,242 2020/06/26 – 178 病気の治療について、またいろいろと判断しなくちゃいけないタイミングがやってきました。 判断するのが「むずかしい」事柄…

田川 悟郎
3年前
5

delight

楽観、歓喜はココロの栄養。これ失くしてヒトは生きていくことができないと、かの中村天風御大がおっしゃっています。 逆に、憂愁、煩悶、恐怖、憤怒、悲観、苦労などの消…

田川 悟郎
3年前
7

冬夏青青

寒い冬も暑さ厳しい夏も、変わることなく青々と葉をたたえる常緑樹のように強固な信念。 そんなモノ自分にはないとおもっていたけれど、日に日にいろんなものがココロから…

田川 悟郎
3年前
5

steep

まだまだ。 厳山 steep mountain No.2,239 2020/06/23 – 175

田川 悟郎
3年前
4

On my beat

BEAT No.2,238 2020/06/22 – 174

田川 悟郎
3年前
5

かんべん

いいオトナの条件のひとつは、これのさじ加減がわかっていることだとおもいます。 勘辨 kanben : pardon No.2,237 2020/06/21 – 173 過ちや不都合などを許すこと。堪忍…

田川 悟郎
3年前
5
まそら

まそら

真空と書いて「まそら」。語源を調べてみましたが、WEBの検索では泉鏡花の用例が出てくるのみでよくわからず。
鏡花先生のいう「真空」って、どんな空だったんですかね。

今では使われなくなった言葉ですが、なんとなく語感が気に入り、遺しておきたいなと。

真空
masora : clear sky
No.2,251
2020/07/06 – 188

拝殿の裏崕には鬱々たるその公園の森を負いながら、広前

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with clouds

with clouds

迷いや不安が何ひとつない澄んだココロで朝をむかえたいなぁと、ついそんな絵空事を願ってしまったりするわけですが、まぁどんなに晴れていても雲のひとつやふたつ、かならずどこかにあるわけで。

見つけた雲をブツクサ文句言いながら消してみたり、ゲームでも楽しむみたいに攻略してみたり、逆に消さずにその雲を糧にして何かを作りだしてみたり。きっとそれが生きるってことなんだろうなぁとか、そんなことをかんがえながら。

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Life is

Life is

Life is about the people you meet and the things you create with them.

有名な禅語なのでお好きな方も多いんじゃないかなと思いますが、我逢人とは、「私の人生は人と出逢うことからはじまる」という意味の語です。

外出も自粛しろ、集まってわいわいするのも自重しろと、あたらしい出逢いの機会がめっきり減ってしまった今日このごろ。新型ウイ

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家族同士でのそれ

家族同士でのそれ

ぼくたち日本人は愛情表現が苦手だとよくいわれますが、家族同士でのそれはたしかにそうかもしれないですね。両親への「I love you」は、照れくさくて「ありがとう」に置きかえてしまいます。

我愛你
I love you
No.2,249
2020/07/03 – 185

追記:
ご心配をおかけしております。
今日はなんとか書を更新できるくらいにまで復活。
明日も好調であることを祈りつつ。
まだ

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volcano

volcano

カラダの内にふつふつとたぎるものがある今、
書きたくて書きたくてしょうがないんだけれど。

火山
volcano
No.2,248
2020/07/02 – 184

core

core

芯は、あたらしい芽を生むコアです。

あなたの中にある「芯」に水をやり、ひかりをあて、
芽を出してあげてください。


shin : core
No.2,247
2020/07/01 – 183

IMPOSSIBLE IS NOTHING

IMPOSSIBLE IS NOTHING

この世には3種類のタイプのヒトがいます。

不可能なことんてない、と果敢に壁にむかって挑戦しつづけるタイプのヒト。無理なものは無理だ、とさっさと諦めて違う壁にむかって挑戦をはじめるタイプのヒト。
そして最後は、不可能ではないとおもうんだけどむずかしいよね、と言いながらなにもしないタイプのヒト。

今日のお題はモハメド・アリのコトバです。
2000年ころに話題になったアディダス社の広告より。

不可

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unusual

unusual

願いつづければいつかは叶う、なんて青臭いことは信じてはいないけど、どうせ叶わないからとはじめから希望を捨ててしまうのはちょっと違う、とおもう。


mare : unusual
No.2,245
2020/06/29 – 181

燃やしつづける

燃やしつづける

火をつけるのはカンタンだけど、燃やしつづけるのはむずかしい。

まわりの後押しなんかも得てイキオイで着火。3年目くらいまでは無我夢中で燃やしつづけ、気がつけば惰性で5年目。このあたりまではふつう。

けれどむずかしいのはそのあたりから。火種がくすぶってしまわないようしっかり薪を焚べ、つもった灰をかきだして焚き木を組み直し、ということをまじめにコツコツできる人間だけが10年、20年と炎を灯すことがで

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TOKYO

TOKYO

雅(MIYABI)の語源は「宮び」。

なので、「雅(みやび)だね」というのは、「ミヤコっぽいね」という意味になります。

まだ都が京都にあった頃(厳密にはまだ日本の都は京都なのですが、長くなるのでそのハナシはまたいつか…)、宮廷と、それをとりまく市中の絢爛豪華であでやかなカルチャーへのあこがれが込められたコトバだったんでしょうね。

現代の都、TOKYOにもそんな綺羅びやかさがあるかなぁ、とか、

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suffering

suffering




suffering
No.2,242
2020/06/26 – 178

病気の治療について、またいろいろと判断しなくちゃいけないタイミングがやってきました。

判断するのが「むずかしい」事柄については、例によって「どうでもいいこと」フォルダに格納して放置することにします。
どうしても判断しなくちゃいけない時が来たら、きっと向こうからやって来るでしょう。

今は、今できることをひとつひとつ

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delight

delight

楽観、歓喜はココロの栄養。これ失くしてヒトは生きていくことができないと、かの中村天風御大がおっしゃっています。

逆に、憂愁、煩悶、恐怖、憤怒、悲観、苦労などの消極的観念は命を腐らす毒錆のようなものだとも。

みなさんも、くよくよせずに楽しいこと、
気持ちいいこと探してくださいね。
Let’s tumblin’ dice!

楽観歓喜
delight
No.2,241
2020/06/25 – 1

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冬夏青青

冬夏青青

寒い冬も暑さ厳しい夏も、変わることなく青々と葉をたたえる常緑樹のように強固な信念。

そんなモノ自分にはないとおもっていたけれど、日に日にいろんなものがココロから剥がれ落ちてくる過程で少しづつ見えてきたような。

きっとみなさんのコアにもありますよ。

冬夏青青
toukaseisei : firm belief
No.2,240
2020/06/24 – 176

steep

steep

まだまだ。

厳山
steep mountain
No.2,239
2020/06/23 – 175

かんべん

かんべん

いいオトナの条件のひとつは、これのさじ加減がわかっていることだとおもいます。

勘辨
kanben : pardon
No.2,237
2020/06/21 – 173

過ちや不都合などを許すこと。堪忍。
十分に考えること。
事の善悪、当否などをよく考え、わきまえること。
… 大辞林より