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2020年の365文字

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日々の習作の中から選んだ1枚に駄文を添えてデイリーでアップしています。
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記事一覧

まそら

真空と書いて「まそら」。語源を調べてみましたが、WEBの検索では泉鏡花の用例が出てくるのみでよくわからず。 鏡花先生のいう「真空」って、どんな空だったんですかね。 今では使われなくなった言葉ですが、なんとなく語感が気に入り、遺しておきたいなと。 真空 masora : clear sky No.2,251 2020/07/06 – 188 拝殿の裏崕には鬱々たるその公園の森を負いながら、広前は一面、真空(まそら)なる太陽に、礫の影一つなく、ただ白紙を敷詰めた光景なのが、

with clouds

迷いや不安が何ひとつない澄んだココロで朝をむかえたいなぁと、ついそんな絵空事を願ってしまったりするわけですが、まぁどんなに晴れていても雲のひとつやふたつ、かならずどこかにあるわけで。 見つけた雲をブツクサ文句言いながら消してみたり、ゲームでも楽しむみたいに攻略してみたり、逆に消さずにその雲を糧にして何かを作りだしてみたり。きっとそれが生きるってことなんだろうなぁとか、そんなことをかんがえながら。 もし、晴れ間が見えないくらい雲に覆われてしまったら、布団をかぶってしばらく寝

Life is

Life is about the people you meet and the things you create with them. 有名な禅語なのでお好きな方も多いんじゃないかなと思いますが、我逢人とは、「私の人生は人と出逢うことからはじまる」という意味の語です。 外出も自粛しろ、集まってわいわいするのも自重しろと、あたらしい出逢いの機会がめっきり減ってしまった今日このごろ。新型ウイルスがもたらしたいちばんの罪は、もしかしたらそのあたりにあるのかもしれないなぁと

volcano

カラダの内にふつふつとたぎるものがある今、 書きたくて書きたくてしょうがないんだけれど。 火山 volcano No.2,248 2020/07/02 – 184

core

芯は、あたらしい芽を生むコアです。 あなたの中にある「芯」に水をやり、ひかりをあて、 芽を出してあげてください。 芯 shin : core No.2,247 2020/07/01 – 183

IMPOSSIBLE IS NOTHING

この世には3種類のタイプのヒトがいます。 不可能なことんてない、と果敢に壁にむかって挑戦しつづけるタイプのヒト。無理なものは無理だ、とさっさと諦めて違う壁にむかって挑戦をはじめるタイプのヒト。 そして最後は、不可能ではないとおもうんだけどむずかしいよね、と言いながらなにもしないタイプのヒト。 今日のお題はモハメド・アリのコトバです。 2000年ころに話題になったアディダス社の広告より。 不可能 impossibility No.2,246 2020/06/30 – 18

unusual

願いつづければいつかは叶う、なんて青臭いことは信じてはいないけど、どうせ叶わないからとはじめから希望を捨ててしまうのはちょっと違う、とおもう。 希 mare : unusual No.2,245 2020/06/29 – 181

燃やしつづける

火をつけるのはカンタンだけど、燃やしつづけるのはむずかしい。 まわりの後押しなんかも得てイキオイで着火。3年目くらいまでは無我夢中で燃やしつづけ、気がつけば惰性で5年目。このあたりまではふつう。 けれどむずかしいのはそのあたりから。火種がくすぶってしまわないようしっかり薪を焚べ、つもった灰をかきだして焚き木を組み直し、ということをまじめにコツコツできる人間だけが10年、20年と炎を灯すことができる。 あ、でもまじめにコツコツ取り組めばいいだけだから、 逆にカンタンなのか

TOKYO

雅(MIYABI)の語源は「宮び」。 なので、「雅(みやび)だね」というのは、「ミヤコっぽいね」という意味になります。 まだ都が京都にあった頃(厳密にはまだ日本の都は京都なのですが、長くなるのでそのハナシはまたいつか…)、宮廷と、それをとりまく市中の絢爛豪華であでやかなカルチャーへのあこがれが込められたコトバだったんでしょうね。 現代の都、TOKYOにもそんな綺羅びやかさがあるかなぁ、とか、そんなことをかんがえながら。 厳密に言うと、天皇陛下は東京に視察に来られているだ

suffering

難 suffering No.2,242 2020/06/26 – 178 病気の治療について、またいろいろと判断しなくちゃいけないタイミングがやってきました。 判断するのが「むずかしい」事柄については、例によって「どうでもいいこと」フォルダに格納して放置することにします。 どうしても判断しなくちゃいけない時が来たら、きっと向こうからやって来るでしょう。 今は、今できることをひとつひとつ、コツコツと。  ……… 以下、2018年9月に書いた「難」の記事より ht

delight

楽観、歓喜はココロの栄養。これ失くしてヒトは生きていくことができないと、かの中村天風御大がおっしゃっています。 逆に、憂愁、煩悶、恐怖、憤怒、悲観、苦労などの消極的観念は命を腐らす毒錆のようなものだとも。 みなさんも、くよくよせずに楽しいこと、 気持ちいいこと探してくださいね。 Let’s tumblin’ dice! 楽観歓喜 delight No.2,241 2020/06/25 – 177

冬夏青青

寒い冬も暑さ厳しい夏も、変わることなく青々と葉をたたえる常緑樹のように強固な信念。 そんなモノ自分にはないとおもっていたけれど、日に日にいろんなものがココロから剥がれ落ちてくる過程で少しづつ見えてきたような。 きっとみなさんのコアにもありますよ。 冬夏青青 toukaseisei : firm belief No.2,240 2020/06/24 – 176

steep

まだまだ。 厳山 steep mountain No.2,239 2020/06/23 – 175

On my beat

BEAT No.2,238 2020/06/22 – 174