Goopa 発達の気になる子と楽しむイベントサークル

軽度知的発達障害の小学生男子を育てています。 障害を持つ子たちが安心して楽しく過ごせ…

Goopa 発達の気になる子と楽しむイベントサークル

軽度知的発達障害の小学生男子を育てています。 障害を持つ子たちが安心して楽しく過ごせる 居場所を目指して、Goopaを主催しています。 特別支援学校への転校を機に本人も家族も笑顔が増えるようになりました。3児の母、小学校教諭一種、日本LD学会会員

マガジン

  • 軽度知的発達障害児が特別支援学校に居場所を見つけるまで

    就学相談では特別支援学級との判断だった、我が子がなぜ特別支援学校に転校することになったのかの軌跡です。通常級,特別支援学級、特別支援学校のどこで自分の子を学ばせたいかと迷ってる方にも是非読んでほしいです。

  • 今だから笑えるかもしれないことー幼稚園時代ー

    あの頃は、上の子たちもまだ幼くお世話もたくさんある中で、末っ子は想像もつかないことをたくさん繰り広げてきたけど今思い返すとやっと少しは笑って話せるかなと思うことをまとめていきます。笑えるかもしれないくらいで、思い出したくないこともたくさんあるんですけどね。

  • 生涯発達するための私の本箱

    子どもに障害があるとわかってから、自分も生涯発達を目指して読みだした本の紹介です。

  • 今だから笑えるかもしれないことー小学校低学年時代ー

    ほんの数年前の大変だったけど今だから笑えるかもしれないことを記録を遡ってまとめていきたいと思います。特性のある子だからこその大変さ、想像を遥かに超えることがいろいろ起きていました。笑えないほど大変だったことも今は笑えるネタにして同じような子どもを育ててる親御さんにエールを送りたいです。

最近の記事

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軽度知的発達障害児が特別支援学校に居場所を見つけるまでの長すぎる軌跡〈1〉概略

はじめまして。Goopaママです。この時期就学相談を経て4月からの進学先が決まり新しい始まりに胸を膨らませている保護者だけでなく、思っていた進学先と違う決定が出て戸惑っている保護者などいろんな方がいらっしゃると思います。 進学先が決まれば普通は安心ですよね。ところが我が子の場合は、進学先の小学校が決まってからもそこが彼にとっての居場所にはなることはありませんでした。親子ともに本当に切羽詰まった状態になり、やっと特別支援学校への転校が認められるまでなんと4年。今は、恵まれた環

    • 軽度知的発達障害児が特別支援学校に居場所を見つけるまでの長すぎる軌跡〈13〉学校生活のための服薬開始

      学校生活のための服薬開始コロナ禍でのストレス 前回のnoteは、2年生になり特別支援学級に在籍がかわって最初の数日のことを書きました。大人でさえ大きなストレスのかかったコロナ禍での外出自粛要請などは、突然の大きな環境の変化の中、特性のある子にとっては耐え難いストレスとの闘いでした。実際、コロナ禍の休校中は公園の遊具には規制線が貼られ遊べず、オープンエアーで今思うと全く安全な場所でも外で大きな声で遊んでいたりすると、訝し気な視線を向けられることも頻繁にありましたし、帰りなさ

      • 軽度知的発達障害児が特別支援学校に居場所を見つけるまでの長すぎる軌跡〈12〉普通級から特別支援学級へ

        普通学級最後の日担任の力 前回のnoteは、2年生からの特別支援学級在籍に向けての支援会議についてでした。就学相談で特別支援学級適との判断が出ましたが、1年生の間、普通級で学んだことにより得たものがたくさんあったので悩んだ末に普通級を選択したことは大きな実りとなったのは間違いありません。また、特別支援学級適の子どもが普通学級を希望すると加配支援員は付かないという現実を乗り切れたのは、紛れもなく担任の先生の力と言っても過言ではないのではと思うくらいでした。 1年間担任を受け

        • まさかの場所で発見された幼稚園児

          世の中のお母さんは忙しい 世の中のお母さんは忙しい。子どもを起して朝食の準備をしながらお弁当作り。そして送り出し。自分のことをするのはいつも後回し。トイレだって我慢しなくてはならないときもあるくらいです。 あの日もいつも通り、上の子どもたちを送り出して、次は末っ子を幼稚園に自転車で連れて行く番でした。自分の身支度を整え、お弁当を持たせて出かけようとしたときのことでした。 たった5分の間でいなくなった息子 「さあ出かけるよ」とお化粧をしながら、声をかけるも返事が無く、ト

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        軽度知的発達障害児が特別支援学校に居場所を見つけるまでの長すぎる軌跡〈1〉概略

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        • 軽度知的発達障害児が特別支援学校に居場所を見つけるまで
          13本
        • 今だから笑えるかもしれないことー幼稚園時代ー
          1本
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        記事

          特別支援学級と特別支援学校の授業参観を経ての気付き

          特別支援学級から特別支援学校に転校してから初めての授業参観がありました。転校前にも体験で何度か参観する機会はありましたが、二つの学校を経験したがゆえに気づいたことがたくさんありました。 授業参観の心構えの指導 支援学級在籍時は授業参観は、土曜日に学校公開という形で行われていましたが、それに合わせて授業が組み立てられていたように感じます。 発表であったりグループ活動のような、保護者に見てもらうための授業もありました。 支援学校の授業参観はどうでしょうか。平日に行われいつも

          特別支援学級と特別支援学校の授業参観を経ての気付き

          特別支援学級の先生が薬説明?!

          1年生の終わりころ、2年生から特別支援学級に異動する前に、担任と支援級主任との面談がありました。 熱心な先生でいろんな説明をスライドでしてくださいました。途中から専門的な脳の仕組みなどの話になり、発達障害の子の脳のメカニズムのようなことを脳科学の観点から図や表などを使って解説してくれました。 学生の頃から知的障害や発達障害のある子どもたちと関わる仕事をしていたことや、自分の子どもがそうだとわかりさらに専門書などの書籍も多岐にわたり読んでいましたが、実際育てている上では、脳

          就学相談後に抽選?!

          就学相談が終わったら就学先も決まり一安心と思っていたのは、我が家の場合で、就学相談関係を検索していたら、たまたま足立区のこんな資料が見つかりました。 特別支援学級は全ての公立小学校中学校に設置されているわけではないので、自宅から一番近い学校に通えない場合はあります。兄弟が希望する知的固定学級に在籍していたり、居住地から最も近い学校を希望した人優先と書いてありましたが、現住の市区町村ではうちの子どもが特別支援学級に在籍していたときに、兄弟で在籍していた人はかなり少なく、さらに

          軽度知的発達障害児が特別支援学校に居場所を見つけるまでの長すぎる軌跡〈11〉在籍学級の決定と不適切発言

          前回のnoteは2年生からの学級をどうするかを話し合う関係者会議での教育センター担当の発言が理解しがたかったことを書いたのですが、その後もまだまだ話題は目白押しでした。 授業を参観しての報告 教育センター担当が授業を参観した時のことを報告する段となりました。 先生のおかげ、担任の力とこの会議の中で教育センター担当がいうのは3回目で、そのたびに私は横に座る担任に本当にそうです。感謝してますと頭を下げっぱなしで、担任の先生もさすがに3回目で気まずそうにしていました。 ただ

          軽度知的発達障害児が特別支援学校に居場所を見つけるまでの長すぎる軌跡〈11〉在籍学級の決定と不適切発言

          軽度知的発達障害児が特別支援学校に居場所を見つけるまでの長すぎる軌跡〈10〉普通級から特別支援学級への手続き

          普通級在籍が決まり小学校に進学してから半年を過ぎたころ、今度は2年生をどう過ごすかを考える時期となりました。11月の終わりに、教育センターより電話があり、学校での様子を参観した旨の報告がありました。 2年生からの在籍級に関しての関係者会議 その時の様子をお話したいので学校を交えて話をする時間を設けましょう」と提案がありました。2年生からは特別支援学級に行く前提で1年生は普通級で過ごしていたのでその話し合いかなと思っていました。この時電話をくれたのは、教育センターで今まで担

          軽度知的発達障害児が特別支援学校に居場所を見つけるまでの長すぎる軌跡〈10〉普通級から特別支援学級への手続き

          軽度知的発達障害児が特別支援学校に居場所を見つけるまでの長すぎる軌跡〈9〉フェアじゃない現実

          就学相談6-在籍級を決める時にネックになっていたこと ー加配支援員がつかないということ 就学相談で、私が言われたことは特別支援学校適の子が特別支援学級を希望する場合や、特別支援学級適の子が普通級を希望するとき、支援員は配置されないということでした。行政の判断した学級に所属しないならば、適切な支援は受けれませんよと暗に言われるのと同じことです。学校全体に教育支援員はいますが、その先生方は1年生から6年生全クラスで何か問題が起きていたり課題がある場合にそこのクラスを支援する役

          軽度知的発達障害児が特別支援学校に居場所を見つけるまでの長すぎる軌跡〈9〉フェアじゃない現実

          軽度知的発達障害児が特別支援学校に居場所を見つけるまでの長すぎる軌跡〈8〉校長面談

          就学相談5-小学校管理職との面談そして就学先の決定 就学支援会議の報告を聞くための2回目の面談で、就学先が「特別支援学級」と判断されましたが、近所に友達を作りたいからということで1年生のうちは普通学級で学ばせたいということを伝えたらそれに関しては就学予定の小学校の校長等管理職と就学相談担当者を含んでの面談にて直接校長にその旨を伝えてほしいと言われました。2週間後と言われた面談の日がやってきました。 就学相談の流れ  初回面談  WISC(知能検査)  集団行動観察

          軽度知的発達障害児が特別支援学校に居場所を見つけるまでの長すぎる軌跡〈8〉校長面談

          軽度知的発達障害児が特別支援学校に居場所を見つけるまでの長すぎる軌跡〈7〉 新1年生保護者会

          就学相談4-新1年生保護者会 就学相談での流れ  初回面談  WISC(知能検査)  集団行動観察  就学支援会議の報告を踏まえての就学先の提案 新1年生保護者会←今回はこれ  ー新1年生保護者なのになぜ保護者会参加できない? さてさて前回の続きですが、学校側との面談が行われるまで2週間も間が空くことになりました。それも随分長いなと思ってしまいました。早く決定してほしいという無言の圧力がかかった状態で一か月の半分待つって結構しんどいことでした。さらに、

          軽度知的発達障害児が特別支援学校に居場所を見つけるまでの長すぎる軌跡〈7〉 新1年生保護者会

          アメリカの場合の就学相談

          前回の軽度知的発達障害児が特別支援学校に居場所を見つけるまでの長すぎる軌跡-5-を読んだアメリカに住む友人が、アメリカの就学相談について教えてくれたので簡単にですが、紹介したいと思います。彼女は3人の子どもを育てる母親で、そのうちの一人に知的障害があります。日本で就学相談を受けしばらく日本に住んだあと渡米しているので、両方の就学支援を経験しているのでとても興味深いことがたくさん聞けました。 日本では、指定された検査は基本的に受けなければならなかったと思います。その検査は受け

          軽度知的発達障害児が特別支援学校に居場所を見つけるまでの長すぎる軌跡〈6〉就学支援会議の報告

          就学相談4-集団行動観察/就学支援会議の報告・就学先の提案 就学相談での流れ 初回面談 WISC(知能検査) 集団行動観察   就学支援会議の報告を踏まえての就学の提案←今回はここ WISC、集団行動観察と就学支援会議の結果を踏まえて、2度目の面談が行われました。面談は就学相談の担当者2名と臨床心理士、私の4人で行われました。最初に臨床心理士によるWISC結果の説明があり、今の発達状況の課題を詳しく把握し、保護者に対して具体的な支援策を提案してきましたが、1年前に

          軽度知的発達障害児が特別支援学校に居場所を見つけるまでの長すぎる軌跡〈6〉就学支援会議の報告

          軽度知的発達障害児が特別支援学校に居場所を見つけるまでの長すぎる軌跡〈5〉集団行動観察

          就学相談3-集団行動観察 就学相談での流れ   初回面談   WISC(知能検査)   集団行動観察←今回はここ   集団行動観察報告・就学支援会議の報告・就学先の提案 集団行動観察 最初は控室で親子で待機 担当者が子どもをプレイルームのような部屋に連れて行く 5~6人の小集団で1時間ほど遊んだり質問をされたりする 就学支援委員らがマジックミラー越しに子どもを観察する 息子の時は10人ほどの専門家がお子さんたちを拝見しますということでした。この時は、

          軽度知的発達障害児が特別支援学校に居場所を見つけるまでの長すぎる軌跡〈5〉集団行動観察

          軽度知的発達障害児が特別支援学校に居場所を見つけるまでの長すぎる軌跡〈4〉知能検査

          就学相談2-知能検査 就学相談での流れ   初回面談←前回のnote   WISC(知能検査)←今回はここ   行動観察   行動観察報告・就学支援会議の報告・就学先の提案 WISC(知能検査) 保護者面談が終わると、次は本人の出番です。WISCは全体的な認知能力を表す全検査IQと「言語理解」「知覚推理」「ワーキングメモリー」「処理速度」をそれぞれ数値化した結果が見られる検査で、発達状況やこどもの得意・不得意を把握するための検査です。この検査の数値は同年齢の

          軽度知的発達障害児が特別支援学校に居場所を見つけるまでの長すぎる軌跡〈4〉知能検査