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軽度知的発達障害児が特別支援学校に居場所を見つけるまでの長すぎる軌跡〈13〉学校生活のための服薬開始


学校生活のための服薬開始

コロナ禍でのストレス

前回のnoteは、2年生になり特別支援学級に在籍がかわって最初の数日のことを書きました。大人でさえ大きなストレスのかかったコロナ禍での外出自粛要請などは、突然の大きな環境の変化の中、特性のある子にとっては耐え難いストレスとの闘いでした。実際、コロナ禍の休校中は公園の遊具には規制線が貼られ遊べず、オープンエアーで今思うと全く安全な場所でも外で大きな声で遊んでいたりすると、訝し気な視線を向けられることも頻繁にありましたし、帰りなさいと言われたこともありました。そんな中、どんどんストレスをためて行った息子は、それまでなかった爪噛みや、洋服の襟元を噛むなどのチック症状が出るようになっていました。そんな状態で始まった学校生活最初の一週間は1年生の時の30人学級でできていたことができなくなっていました。

例えば、授業中に廊下へ出てしまい脱走したり、先生の眼鏡をとって投げてしまったり、二階の教室からハンドソープを校庭に投げたり、禁止されてる梯子を上ったりなどです。さらに、理由もなく急に泣き出してしまったりすることがあるとも言われました。理由もなくというわけではなく、周りから見たら理由がわからない。本人からしたら泣き出す理由がわかってもらえず余計につらかったと思います。

服薬開始しようと思ったきっかけ

この頃からものを投げたり、買ってきた食べ物を床にばらまいたり、暴言やイライラの矛先が母親の私に向かうようになりました。1年生の時は、学校で頑張って家に帰ってくると疲れて不安定になることはありましたが、学校でもうまくいかない、さらに自宅に帰ってきてからも疲れたまま休み方もわからずずっとイライラした状態のまま一日を無理やり終えて寝かせるような生活が続いていました。そんな中、他の子どもたちの話も聞いてあげたい、世話も家事もしなくてはならない中で起きる毎日のトラブルにこのままでは私がつぶれると思ったので、服薬の力を借りてコロナ後の生活を少し良くしたいと思ったことが服薬を開始しようと思ったきっかけでした。

もともと服薬に関しては慎重派だったことと、主治医が初診の時からすぐに薬を服薬しようと思わなくても良いとの見解を示していたので本当に必要になった時に開始しようと思っていました。そこには主治医の次の言葉がありました。

「親がもうつぶれてしまうとなる前に相談してください。その時が本当に薬が必要なタイミングとか考えなくてはならない時期かもしれないから」

これを言われていたので、このまま家族がネガティブな影響を受けるのを避けたかったので受診時に服薬の相談をしました。この時から服薬が始まるのですが、服薬開始当初に言われていた服薬の調整つまり体に合う薬を調整していくのは本当に難しいことというのを数年経った今でも経験している途中です。合う薬と出会い生活レベルが数段上がる経験をできる子は、sns上では多く見えるかもしれませんが、実際はそんなに簡単ではないということも
服薬開始して数年経った今だから言えることであり、学校の保護者と話しても劇的に変わったという人の方が圧倒的に少ないかなという気はします。

とにかく、小学2年生の夏前からまずは1日の大半を過ごす学校生活を落ち着いて過ごせるようにすることに照準を当てて服薬を開始することになりました。服薬開始後の変化についてはまた後日


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