見出し画像

軽度知的発達障害児が特別支援学校に居場所を見つけるまでの長すぎる軌跡〈7〉 新1年生保護者会

就学相談4-新1年生保護者会


 就学相談での流れ

 初回面談

 WISC(知能検査)

 集団行動観察

 就学支援会議の報告を踏まえての就学先の提案

   新1年生保護者会←今回はこれ


 ー新1年生保護者なのになぜ保護者会参加できない?

さてさて前回の続きですが、学校側との面談が行われるまで2週間も間が空くことになりました。それも随分長いなと思ってしまいました。早く決定してほしいという無言の圧力がかかった状態で一か月の半分待つって結構しんどいことでした。さらに、その間に新1年生の保護者会が開催されると友人から聞きましたが、案内が届いていなかったので就学相談の担当者に問い合わせました。

すると、
「在籍級が決まってないので参加できないんです」との回答が。

その時点で、普通級か特別支援学級かが決まってないだけで、就学する学校は決まっていて、そこの生徒と保護者になるのも決まっているのに、その理由はおかしくないですかと電話で質問すると確認しますと言われました。

しかしその後すぐに折り返しの電話がかかってきて、「名前をリストに追加してもらいましたのでどうぞご参加ください」とのことでした。

確かに夏休み明けに就学相談を開始したので遅かったのですが、相談していた当時、まだ就学相談の途中という人もいたのでそういう人たちはみんな保護者会に参加できないという状況だったのではないでしょうか。特別支援学校は基本的に都道府県管轄となるので、特別支援学校と特別支援学級で悩んでいるなら、いわゆる近所の学区の公立とは異なるので保護者会参加に関しての段取りも変わってくると思いますが、学区内の公立小学校に通うことが決まっているなら最初からリストに名前が載ってないのは差別的にも感じました。

 -保護者会に参加してみて

保護者会は参加して本当に良かったと思いました。学校の教育方針や1年生になるまでの心構え、こういうことができるようになっているといいなということなどの話がありましたし、今度面談をする管理職を知ることや、他の保護者の様子も見ることができたからです。

上の子たちは違う学校だったことや、幼稚園から一人も同じ学校に就学する子がいなかったので、保護者会で近所の知り合いにあいさつができたことも意味のあることでした。

さらに参加してみて余計に、在籍級が決まってないと保護者会に出られない理由がわからないと思いました。決まっていない上で参加したことで、困ったことは一つもありませんでした。

まだ在籍級は決まってないけど、保護者会に参加して学校の様子を見てきてくださいというような案内があってもよかったと感じます。保護者会があるならば前もってそれをアナウンスして参加するかしないかの選択は保護者にさせるということもできるのではと思いました。

次はいよいよ就学先小学校の管理職や就学相談担当者を含めた面談です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?