女の子の日について知って欲しいこと

昨日、2021年最初の生理が来た。

生理中の辛さは人によってさまざまだ。私の場合「強い眠気」と「気怠さ」が特に酷い。一方で、腰痛や腹痛の症状はあまりない。ちなみに私は生理の「症状」を表現するのは好きではない。ここでは「体の変化」と表現する。

生理が始まってから今までずっと生理時の体の変化があったわけではない。中学・高校の時は友達が生理痛で苦しんでいる姿を見て全く理解ができなかった(世の男性と同じ状態だろう)。しかし20歳になって以降、かなり深刻になった。私のように、今まで体の変化がなかったのに急に変化が出てくる人もいる。

社会人になったら生理が理由で仕事できなかったなんて言い訳は通用しない。どうすれば良いのか。去年TV番組で男性社員向けに生理についての講習を行っている会社の話を見たことがあるが、そのような講習を行っている会社もごく一部である上に、そもそも体験したことがない男性に理解ができるのか疑問だ。まだ始まったばかりの取り組みとのことで、講習の効果がどれほどあるのかもまだ未知数。他には、したがって、周りの理解は期待できない。薬・食べ物・飲み物で自分に合う組み合わせを追求して、周りに気付かれないようなパフォーマンスができる状態に持っていかなければならない。

私の場合、生理の初めの2日間は完全に生産性がない日になってしまう。とにかく何も手につかない。頭が全く働かない。どれぐらい深刻かを具体的に言うと「ご飯を食べながら寝る」「電気をつけることができない」など。お手洗いに行くこと以外は本当にできないのだ。普段の自分と生理中の自分の差が酷すぎる。社会人として会社で働くことはできるのだろうか。心底不安だ。

花王の記事(PDF)に20代300人に調査した結果が掲載されているので時間があったらぜひ読んでほしい(下記URLから。「タイトル未設定」になっているが問題なく記事にアクセスできる。)

私が今日noteに書いたのは、「女性は生理中に仕事で十分に力を発揮できないことがある」ということをを少しでも多くの人に知ってもらいたいからだ。男女雇用機会均等法があったとしても、女性であることが原因で機会をもらえなかったりできることに制限があったりする。私はこの現実が少しでも改善されることを強く願っている。


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