『目と葉なのさ』木談 最終回【マンガ】【小説】
いつも通り登校するためにバスに乗っただけなのに、居眠りしたらいつの間にか見知らぬバスに乗っていた。降りるとそこは声も音も匂いも知らない見知らぬ土地。気づくと制服もカバンも身体も変わっていて、私は誰かになってしまった・・・。
昭和26年にタイムトラベルをした女子高生。彼女はどうしてここにいるの?
右側からバサリと何かが落ちる音がした。そちらを振り向くと、そこに老人が立っていた。
私の全身が反応した。全身に鳥肌が立って、全ての毛穴からおさげが結えるような長毛が生えるかのよう