Ruka Nakaura

京都ライター塾10期生・大阪ものかき隊17期生。 社会福祉士・精神保健福祉士・公認心理…

Ruka Nakaura

京都ライター塾10期生・大阪ものかき隊17期生。 社会福祉士・精神保健福祉士・公認心理師。 10年以上ソーシャルワーカーとして働いています。今一度昔から好きだった「書くこと」に向き合うために、発信を続けながら、「書く」を仕事にしてけたらなと思っています。

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書くことを始めます

幼い頃から文章を書くことが好きで、中学生くらいまでは、将来の夢は小説家になることと思って生きていました。 でも思春期のいろいろな経験を経て、いつしか私は何を書きたいのかも分からなくなって、書きたいこともなくなってしまったような感じになって、創作欲もなくなってしまって、筆を折り、全く別の道を歩んでいました。 しかし30代を後半に迎え、自分はどう生きたいのか、改めて考えた時に、大好きだった「書く」ことをもう一度してみたいと思いました。 そんな中で出会ったライター佐藤友美(さ

    • どんな経験も、その人にしかできない大切なもの

      私は現在、ソーシャルワーカーとして、障害のある方と接する仕事をしている。 その中で、学生時代不登校だった経験を持つ方、ひきこもりだった経験を持つ方と関わることもしばしばある。 そうした人に対し、支援者が 「彼、彼女たちは経験不足だから(未熟である)」 「社会経験がないから、もっといろいろな経験をするべき」 といった見解を述べることがある。 私はそれが強烈に違和感だった。 確かに、人はいろいろな経験をすることで成長できると思う。 しかし、その支援者たちの指す「い

      • 『書いて幸せになる』の集大成~「第10回京都ライター塾(動画視聴コース)第6回レポート~

        京都ライター塾は、書くことをテーマに発信を続ける、『京都暮らしの編集室』主宰 江角悠子さんが開催する、ライターなど「書く」を仕事にすることを目指す人のための全6回の講座です。 講師の江角さん自身が、人脈もない中でフリーライターになり、 当時「喉から手が出るほど欲しかった」と話すライターとして仕事をしていくためのノウハウを伝授している本講座。 最終回のテーマは『新規仕事を得るために』 これまでの5回では、企画の立て方やインタビュー、取材の方法などを学んできました。 今回は

        • 「インタビュー原稿の書き方その2」~第10期 京都ライター塾(動画視聴コース)第5回レポート

          京都ライター塾は、書くことをテーマに発信を続ける、『京都暮らしの編集室』主宰 江角悠子さんが開催する、ライターなど「書く」を仕事にすることを目指す人のための全6回の講座です。 リアルタイムでオンライン受講されるコースと、講座部分のみ録画配信で受講できる動画視聴コースが用意されており、現在私が受講しているのは動画視聴コースです。 第5回のテーマは『インタビュー原稿の書き方 その2』 本講座では、講師の江角さんにインタビューをする企画書を作成。そして実際に江角さんにインタビ

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          【書評】まじめに生きる人に贈るエール『わたしは、まじめちゃん』/江角悠子

          皆さんは、「まじめ」と聞くとどのような印象を抱くであろうか。 その生き方は時に人から揶揄されたり、面白みのない人間であるかのような反応をされることがあることは、「まじめ」に生きてきた私も体感している。 破天荒なエピソードや面白おかしい話題の展開とは無縁のように思える、「まじめな生き方」をテーマにしたエッセイ。 タイトルを見た瞬間、私は強烈な興味を惹かれた。 本書はライター江角悠子氏が「まじめ」に生きていた半生を振り返り、その生き方を肯定し、同じように生きている人にエールを

          【書評】まじめに生きる人に贈るエール『わたしは、まじめちゃん』/江角悠子

          キャラ弁が伝える、誉め言葉を素直に受け取ることの大切さ

          今回は、子どものお弁当作りで感じた、「誉め言葉を素直に受け取ることの大切さ」について書こうと思う。 料理が苦手私は大の料理嫌い。 家庭を持ってからは、家族の生命維持だけをモットーに、何とか最低限の食事を作ってはいるけど、本当に苦手。 どんなささやかな料理を作るのにもパーティーでもするのか!?というくらい時間がかかってしまうし、どんな簡単なメニューを作るのにも、いちいちクックパッドで検索しないと作れない。 そう、カレーを作るのさえ、カレールーの箱の裏を見ながら、そこに書いて

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          「魅力を引き出すインタビューのやり方」~第10期 京都ライター塾(動画視聴コース) 第4回レポート~

          京都ライター塾は、書くことをテーマに発信を続ける、『京都暮らしの編集室』主宰 江角悠子さんが開催する、ライターなど「書く」を仕事にすることを目指す人のための全6回の講座です。 第4回のテーマは『インタビュー講座』。 記事の制作のための材料・素材を集めるために、人のお話を聞くのがインタビューです。 今回は、そのために必要な準備や、アポ入れの方法、質問リストの作り方、インタビューの流れなど、講師の江角さんが18年のライター経験で培ったノウハウを教わります。 今回の講座のポ

          「魅力を引き出すインタビューのやり方」~第10期 京都ライター塾(動画視聴コース) 第4回レポート~

          【書評】「文章を書いて、生きていきたい」/江角悠子

          本書は筆者の江角悠子氏が、ライターとして歩んできた17年(当時)で得た知識や経験をもとに、「文章を書いて生きていきたい」と思う人へ送るメッセージの数々である。 書くことが好きな人、書くことを始めたい人、すでに書いている人。 そうした人々の抱く、 「何を書いていいのか分からない。」 「書きたいのに書けない。」 「書いても意味があるのだろうか。」 といった悩みの一つ一つに触れ、それら一つ一つに丁寧に寄り添う、励ましのメッセージが編まれている。 例えば、「書きたいけど、文章を公

          【書評】「文章を書いて、生きていきたい」/江角悠子

          【旅レポ】ホテルで完結の充実アクティビティ ~湯快リゾートプレミアム ホテル千畳~

          1400年の歴史を持つ、関西屈指のリゾート地、白浜温泉。 名勝千畳敷のすぐそばに、海を臨み佇むのが 「湯快リゾートプレミアム ホテル千畳」です。 元々は大型観光ホテルだったホテル千畳。 その後、湯快リゾートが運営することになり、2018年にはリニューアルし、おしゃれなリゾートホテルに生まれ変わりました。 今回は8歳、5歳、4歳の子どもたちを含む三世代親戚旅行で感じた ホテルの魅力をレポートをしたいと思います。 魅力①三世代で楽しめる 名勝千畳敷 千畳敷とは、白浜の観光名所

          【旅レポ】ホテルで完結の充実アクティビティ ~湯快リゾートプレミアム ホテル千畳~

          書くことを通して、何がしたいか

          書くことを仕事にしたい。 自分の中では夢のまた夢だったことである。 でも、そう考え始めてから、私は、なるべくそれを発信していくようにしていて、人と話す機会があれば、「実はライターに関心がある」と伝えていた。 その中で「知り合いにライターがいる」 と言ってくださる方がいて、 とあるライターさんに、お話を伺うことができた。 そのライターさんが、本当に素敵な方だった。 紆余曲折を経て、都会から農村に移住。 現在はその住まう地域で、 行政や住民と連携しながら、 その町やそこで

          書くことを通して、何がしたいか

          「企画を立てて、スキを仕事に」~第10期京都ライター塾(動画視聴コース)第3回レポート

          京都ライター塾は、書くことをテーマに発信を続ける、『京都暮らしの編集室』主宰 江角悠子さんが開催する、ライターなど「書く」を仕事にすることを目指す人のための全6回の講座です。 第2回までの講座レポートは以下の記事に。 本記事は同講座 第3回「企画の立て方」の受講レポートです。 企画提案をすることの大切さライターは自ら名乗れば、誰でもなれる仕事。 ですが、依頼がなければ仕事になりません。 依頼してもらうための方法はいろいろありますが、「1番強力」と江角さんが語るのが、 「

          「企画を立てて、スキを仕事に」~第10期京都ライター塾(動画視聴コース)第3回レポート

          京都ライター塾 オンラインセッション①

          京都ライター塾は、書くことをテーマに発信を続ける、『京都暮らしの編集室』主宰 ライター江角悠子さんが開催する「書く」を仕事にすることを目指す人のための講座です。 京都ライター塾にはリアルタイムのオンライン受講(最終回は対面)と、後日配信される動画視聴コースの2種の受講スタイルがあります。 私の受講している動画視聴コースでは、全6回の講義動画の視聴と60分のオンラインセッションが2回セットになっています。 本記事ではオンラインセッションを受けて感じたことをお伝えできればと

          京都ライター塾 オンラインセッション①

          知ってほしい デザインマンホールの魅力

          町中いたるところにある、マンホール。 実は自治体によって、デザインが違うことを知っていましたか? その町の名物や名所、自治体の花や鳥、特産品がデザインされているものから、アニメやゲームのキャラクターとコラボしたものまで、そのデザインは本当に多様。 たとえば、大阪市のマンホールには大阪城が描かれています。最近では開催間近の大阪・関西万博イメージキャラクターが描かれたマンホールも登場しました。 自治体では、公共施設等で入手できる「マンホールカード」を発行するなど、観光や町おこしに

          知ってほしい デザインマンホールの魅力

          「インタビュー原稿は素材が命」~第10期京都ライター塾(動画視聴コース)第2回レポート~

          京都ライター塾は、書くことをテーマに発信を続ける、『京都暮らしの編集室』主宰 江角悠子さんが開催する「書く」を仕事にすることを目指す人のための講座です。 第1回講座レポートは以下の記事に。 第2回は「インタビュー原稿の書き方」です。 〇インタビュー原稿とは 商業ライターとは「誰かの伝えたいことを言語化して、伝える人」です。 インタビュー原稿の作成は、インタビューして聞き出したお話を、文章にして伝える作業です。 たとえば、お店などのスポットを紹介するときはお店の人やお客

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          【書評】ワークで知る子どもの気持ち 『子どもの感情表現ワークブック』

          今回ご紹介するのは、法政大学で教授を務める渡辺弥生氏編著 『子どもの感情表現ワークブック』 です。 本書は子どもの『感情』を発達心理学の観点から解説する準備編と、実際にそうした感情を育てるワークやゲームが36例紹介されている実践編に分かれています。 感情を育てるトレーニング 『感情を育てる』と聞くと、どのようなイメージを抱くでしょうか。 感情とは勝手に湧いてくるものであり、育てたり訓練したりするイメージはあまりないかも知れません。 コミュニケーションの難しい子どもの増加や

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          5歳の娘に甘えることの是非

          先日、仕事でとても辛いことがあった。 いい大人なのに、仕事中こっそり人目のつかないところに移動して泣いてしまい、その後も思い出しても涙があふれ出すようなこと。 なんとか仕事を終え、娘の迎えに保育園に向かう。 教室に行くといつも通りに娘が、「もっと遊びたかった」だとか、「お母さんはいつも迎えに来るタイミングが遅い」だとか「早い」だとか、ぶつくさ言いながら走ってくる。 玄関で靴を履かせているときに、「今日のご飯は何?」と聞かれるのもいつものこと。 たいがいは偏食の娘があまり好

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