『書いて幸せになる』の集大成~「第10回京都ライター塾(動画視聴コース)第6回レポート~
京都ライター塾は、書くことをテーマに発信を続ける、『京都暮らしの編集室』主宰 江角悠子さんが開催する、ライターなど「書く」を仕事にすることを目指す人のための全6回の講座です。
講師の江角さん自身が、人脈もない中でフリーライターになり、
当時「喉から手が出るほど欲しかった」と話すライターとして仕事をしていくためのノウハウを伝授している本講座。
最終回のテーマは『新規仕事を得るために』
これまでの5回では、企画の立て方やインタビュー、取材の方法などを学んできました。
今回はどのように仕事を獲得していくのか、どのように安定した収入を得ていくのかについてのお話がありました。
フリーライターのメリット・デメリット
まず、フリーライターとして働くメリット、デメリットについて。
メリットとしてはやはり業務量や働き方を自身のライフスタイル等に合わせてコントロールできることかと感じました。
半面、収入が不安定であることなど、フリーランスならではの不安もあります。
私自身は現在未就学児を含む2人の子を持ちながら、フルタイムの正社員で働いていることもあり、今後の書くことと自分の働き方とのバランスのビジョンがはっきりとは見えていません。
講座の中で江角さんも、
「フルタイムで仕事をしながら子育てするのは難しい。」
「子どもの小さい時期は仕事量を減らすなどして調整していた」
と話されていましたが、本当にそのとおりに、本業と子育てで満身創痍になっている日々。
正直、書く時間の捻出すらままならないというのが今の課題です。
一方で、江角さん自身は最終的にフリーランスでの働き方を選んだものの、
会社員で安定した収入を得たうえで、副業で書きたいことを書いていくことも良いのではないかと話されていました。
今後自分がどうなりたいか、どのようなバランスで書くことを仕事にしていくか、どのようにワークライフバランスを組み立てていくかについては、しっかりと考えていかないといけないと思います。
仕事を依頼してもらうためにできること
〇公式サイト(ブログ)を持つ
→ブログ記事を書いておくことで実績となり、どんなことが好きで、どんな発信をしているかなどが伝わるとのこと。
実際に手掛けたお仕事の実績などもしっかりブログに載せて発信していくことが大切だそうです。
私自身、このnoteはライターとして働く練習になればとの思いから始めました。
雑記ブログになりがちではありますが、自分の書きたい分野に関する記事をもっと書いて発信していくことが大切だなぁと感じました。
〇クラウドソーシングに登録する
ライターの案件などで、業務を発注したい人と受注したい人をマッチングするサービスであるクラウドソーシングに登録して、まず案件をとって実績を作っていくこともお勧め。
クラウドソーシングでは安価な案件も多くあるようですが、実績がないとなかなか仕事をとっていけないこともあるようです。
講座の参加者の方からも、安価な案件でも、まず実績を作り、その実績をもって次のステップにつなげていくことが提案されていました。
〇誰かに紹介してもらう
ライター仲間を作るなどして、つながりを作っておくこと。
仕事は人を介してやってくると話されていました。
また、締め切りを守るなど、一緒に仕事をしたいなと思われる人になることが大切だそうです。
〇企画提案(営業)する
実績ファイルなどを持ち込み営業する方法と、企画を立てて持ち込む方法がありますが、後者の方が自身の書きたいことを仕事にしていくチャンスにつながるとのことで、京都ライター塾では第3回で企画の立て方について集中的に学んでいます。
仕事をすることになったら
事前にその仕事に含まれる内容(日時、拘束時間、締め切り、予算など)をしっかり確認しておくことが大切。
見積もりについても、内容によって労力が変わってくるため、自身がその作業にどのくらい時間がかかり、時給にするとどれくらい欲しいのか?などを基準に金額を設定することを提案されていました。
ライターが消耗しないように、時には仕事を断ったり、価格の交渉をしていくことも大切になります。
大事なのは、実践していくこと
今後書くことを仕事にしていくため、書いて幸せになるために大切なこととして、以上の5点を挙げられていました。
ライター塾受講期間は、2週間に一度の講座と、そのレポート作成の課題があり、必死に食らいついて書くことに取り組んできましたが、今後も書くことを継続していけるよう、努めていきたいと思います。
講座を終えて
動画視聴コースの私たちは、あと1回、オンラインでのセッションがありますが、講義は今回でおしまい。
〇今後取り組んでいきたいこと
・自身の書きたい媒体を知る。
→これまでそんなに雑誌やWEBを見てきていなかったので、どんな媒体があるのかを知らないのが致命的だと感じた。
まずそのリサーチをしていきたい。
・クラウドソーシングへの登録
→まず10本記事を書くを目標に。
・発信の継続
→最低週1回程度のブログ更新を続けていく。
・講座受講の継続
→京都ライター塾にはステップアップとして、アドバンスコースの講座も用意されています。
※詳細はこちら↓↓↓
…が、私は日程が合わないため、別のライターコミュニティの講座にも申し込みをしてみました。
ただ、不安から講座ジプシーになってる自覚もあるので、しっかり実践の方にも軸足をおいていきたいと思います。
京都暮らしの編集室のオンラインサロンにも加入しているので、そちらも活用していけたらと思います。
〇受講を通して踏み出せた一歩
私はまだ、十分に自分の進みたい方向が見えたわけではありません。
でも、昨年までは「書きたい」と思っていても、全く時間がないとあきらめていて、ブログの開設すらできていなかった私が、ライター塾の受講を決めてから、少しずつでも発信をすることができたり、様々な情報を得るために行動していくことができました。
まず一歩踏み出し、動き出せたことが何よりの成果かと思っています。
「いつか書くを仕事にしたい・・・」
ではなく、既に書いている人に。
実践できる人になっていけたらと思います。
江角さん、ありがとうございました。
第5回までの講座レポートは以下の記事に。
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