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コミュニティ・ガーデンを作りたい

ガーデニングが好きすぎるので、地域のコミュニティーガーデンを作りたいなあと思っています。

植物の栽培を通して自然の営みについて学び、自分たちが食べているものに意識を向ける、健康的な食生活ってなんなのか考える機会を作ること。
そして植物に触れることで、精神的な安らぎや癒しを感じられるそんな場所を作りたいのです。
もしかしたら一人暮らしの誰かの孤独感が薄まるかもしれません。

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最初にバルコニーで植物を育てたのは5年前。ブルーベリー の苗木を買ったことがきっかけでした。それからというもの今では15種類の野菜やハーブが所狭しと並んでいます。

コロナの影響で仕事が減り、家で過ごす時間が増えてきてこれまで以上に植物と過ごす時間が増えました。そりゃあ嬉しいのなんのって、植物をいじっていると時間を忘れ夢中になっています。

ミニトマトの葉っぱがアシンメトリなことや、環境を整えてあげると植物はスクスク育つこと、クロオオアリはアブラムシを食べてくれること。どんなふうに根を張って、芽が出て、、、毎日新しい発見があって、そして気づくと心が解けています。
植物の成長やそれを取り巻く環境、生き物をみていると、ちっちゃなベランダガーデンなのにもかかわらず、自然の循環を感じずにはいられません。
好きすぎて、農業や造園関係の仕事に就こうかとも考えました。
でも、なんだか少し違うんです。

 美味しい野菜を生産して、消費者に届けたいのか?否。

 注文を受けて、その通りにガーデンを作りたいのか?否。

私がしたいことは、コミュニティ作りでした。

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スーパーマーケットで、有機食品コーナーにプラスチック包装された有機野菜が並んでいることにとても違和感を感じてきました。
有機栽培農家がスーパーで売られているパック詰めの安い豚肉を使っていることも。生活全てをクリーンにすることは現代では到底無理だし、そういう商品を買っちゃうことも私自身結構あります。

一方でオフグリッドライフのエキスパートなんかが主宰する高い料金のワークショップに賛同できるかというと、それも少し違う気がしています。彼らの生活スタイルは素晴らしいし、やってみたいなとも思います。でも私みたいな意気地なしにはハードルが高過ぎます。

もっと身近に気軽に。みんなが少しずつ、生活の中のほんの少し、スーパーでお肉を買うときにそのお肉がどうやって作られたのかに興味を持ったり、百円高くてもオーガニック野菜を選んで行ったら、何かが変わるんじゃないかなと思うんです。

そのためのきっかけを作るのが、コミュニティガーデンです。
でもじゃあ何から始めようか?
土地を買うお金もないし、そんなのリスクが大きすぎます。
なのでとりあえずできることから始めようと思います。

植物のこと、遺伝子組み換え食品のこと、心について、健康のこと。
調べたことを少しずつ記録していきます。

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