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俺か、俺以外か。ローランドという生き方

はじめてましての人も、そうでない人もここに来てくれてありがとう。

この記事は自分に暗示をかけるために書いています。

ローランド師匠の本、読んだので感想を。秒どころか瞬で読めるし響く。結論、ローランドを大好きになってしまう一冊。

価値観を強制するような言葉は何一つ載っていなくて、あくまでローランドの価値観がこうだよ。と綴られているのみという代物。
人(ローランド)の価値観を読んでいるだけなのに、なぜか背筋が伸びたし、自分はどうありたいかを考えさせられた。

これから響いた言葉を一つ挙げて、感じたことを書いていこうと思う。


自分の人生は自分でクリエイトしたい。

その言葉には強い共感がありました。
アートは自分の人生は誰かにこう描きなさい、こう筆を進めなさいって決められるものじゃない。
そんなん旅行先で見かける量産型工芸品じゃん。決められた色で決められた手法で作られたそれは、個性と意志が排除されてアートとしての尊厳すら結果的に放棄してる。

なんの魅力もない作品=自分だなんて、私なら死にたくなってしまう。
想像しただけでサブイボがたつ。
でもこの感覚が、誰しも同じじゃないんだなと感じるエピソードがありました。

そういえば、昔々あるとき年上の恋人がいたときのエピソード。
彼は忙しくて自分の時間がない。「人に時間を奪われる」と毎日のように嘆いておりました。私は全くピンとこなくて、嫌だったらキャンセルしたら?空けたい時間はブロックしたら?って素直に思ったの。
私は、この人はなんでそんなに他人に予定を決められてるんだろう?あなたの人生なのに!って不思議でしょうがなかった。

だから思わず「え、あなたは自分の人生の主導権握ってないの?」と聞きました。当然です。じゃあ、誰の人生なんだよって思ったわけですよ。

しかしながら、彼にとってはマリーアントワネットが
「パンがなければ、ケーキ食べればいいじゃない?」          と言ったかように聞こえたようです。
私はさぞ、世間知らずの他人の状況を慮れない人に映ったことでしょう。

大きなため息と共に、そう言えるのも今のうちだけだよ。年取るとそういう訳にはいかない。と言われました。

だから私は、
へー、オトナッテタイヘンナンダネ⭐️

と、オトナじゃない対応をしました。何いってんの。と思ったの。

この人は自分の人生の主導権を、人に明け渡しちゃってたんだ。今しんどくて明け渡した方が楽だったのかな。。

私も本当は、大事な人だから「そんなことないよ。自分の人生の主導権は自分のものだよ。明け渡すのやめよう?」ってあげるのが愛だったなと今では思うし、きっと本当に忙しかったんだろうな。寄り添ってあげられなかったのは、私の事なかれ主義が招いた不誠実さと愛の少なさ故です。

話戻すとね、ローランド先生がいうには

選択した道を間違って無かったと言えるまでやればいいだけ。シンプル。

ローランドと元恋人との思い出によって、
改めて人生の主導権問題における自分の立場を明確にすることができました。


あなたは自分の人生の主導権、

自分で握っていますか?


自分だけの人生、創れてますか?

最後まで読んでくれてありがとう。


2020128


 







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