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【2023読書】No.103『アースダイバー神社編』

本日もお読みいただきありがとうございます。
3年連続500冊の本を読んだ、五木田穣ごきたゆたかです。

2023年も引き続き、500冊を目安に読んでいく予定です。

そんな2023年103冊目の読書は、
『アースダイバー神社編』
でした。

※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。

あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。

そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考える
からです。

この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。

読もうと思った理由

本屋で見つけまして、面白そうだったので、買って読んでみました。

読んだ感想

面白い。

アースダイバーとは、

地質学年代上の第四紀(およそ258万8000年前から現在に至る時間軸。ヒト属の出現によって定義される)に起こった長期的な「人類と地形(景観)の相互交渉の過程」に光を当て、歴史のなかで実際に起こった出来事や、神話・伝説を含む人間の無意識レベルでの表現を、具体的な土地との関わりのなかから読み解いていく。

考察の内容は歴史学・考古学・神話学・人類学・民俗学・人文地理学といった諸科学から文化批評・都市論・建築論・エコロジー・芸能芸術論などの諸分野を含み、現地でのフィールドワークをもとに、その土地にまつわる歴史の古層や無意識的な景観知の次元があきらかにされる。またシリーズ全体を通して、アフリカに発生した現生人類の海洋・大陸移動というグローバルな視野のなかで、日本列島の住民がどのように各地の都市や地域をつくりあげていったか、というダイナミックな関心が貫かれている。

こちらは、神社編であり、前作にも興味が湧きました。

人類の起源、日本人の起源、貴重な視点で、大変参考になりました。

こんな目次でした。

プロローグ 聖地の起源
第一部 聖地の三つの層
 第一章 前宗教から宗教へ
 第二章 縄文原論
 第三章 弥生人の神道
第二部 縄文系神社
 第四章 大日霊貴神社(鹿角大日堂)
  東北の続縄文 地名起源伝説
  太陽神の聖地に建つ大日堂
 第五章 諏訪大社
  縄文の「王国」 蛇から王へ
  御柱祭りの意味
 第六章 出雲大社
  蛇 タマ
  神話の建築
 第七章 三輪神社
  ナラの原像 血と酒の蛇
  蛇と鑑の確執
第三部 海民系神社
 第八章 対馬神道
  はじまりの島 ムスビの神
  渚の神話学
第九章 アヅミ族の足跡
 海の民の末裔 日本海ルート
 太平洋ルート
第十章 伊勢湾の海民たち
 太陽の道 海人と鳥
エピローグ 伊勢神宮と新層の形成

こんな方にオススメです!

・人類の起源に興味がある方
・日本人の起源に興味がある方
・神社の起源に興味がある方

こちらもどうぞ。

興味がある方は、こちらもどうぞ。

【読書2019】 No.15 日本人として知っておきたい神道と神社 (2015年1月〜累計723冊) https://amzn.to/2CGSnYO 昨年の神在月に出雲に行った時に、購入したもの。かなりの情報量にもかかわらず、なんと950円!めちゃくちゃ面白い。神社検定の勉強にも活きそうな内容です(^^)

Posted by Yutaka Gokita on Thursday, January 24, 2019

【読書2019】 No.16 神社めぐりをしていたらエルサレムに立っていた/鶴田真由 (2015年1月〜累計724冊) https://amzn.to/2Ug0ySW 伊勢、諏訪、沖縄、、かなりの頻度で巡っている。どうやら、この流れはそのうちエルサレムに立つことになりそうです。 世界的ベストセラーの聖書、読む時がきたかな。

Posted by Yutaka Gokita on Thursday, January 24, 2019



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