自分の仕事に没頭し、更に上を目指す
「何かを極めるとはどういうことか」の旅シリーズ第3段は、
すし職人の小野二郎さんです。
きっかけはこちら
無駄が極上を生む
寝かせたり、塩や酢でしめる「手当て」を施した魚のすべてがお客に出されるわけではなく、味を見て、お客さんに出せると思った魚だけをお鮨として握るのだそうです。
こうした「無駄」が、美味しい鮨を握るために欠かせないそうです。
でも、その失敗した分も、コストは同じだけかかるから、
お寿司屋さんの値段は、出されたものだけの価値じゃなくて、無駄になってしまった分も含んでいるからその値段なのかなと思いました。
考え抜かれた20巻の「おまかせ」
二郎の鮨は、20カンの「おまかせ」というコース仕立てになっている。それは、半世紀以上鮨を握り続けてきた二郎が、試行錯誤の末にたどり着いた究極の20カン。すべてのネタがおいしく食べられるように、握る順番や、ネタの温度に細かな配慮がされている。
あっさりとした白身→鮨の王様・マグロ→さっぱりしたコハダ
順番でマグロの脂を酢の酸味でぬぐい去る。
常温のハマグリ→冷えたアジ
その温度差で味覚がより敏感に感じられる。
帰る場所は、ない
家庭の事情から7歳で奉公に出された小野二郎さん。
何をやっても時間がかかり、どなられてばかりいました。
しかし、"ここで生きるか、それとも死か"という状況に押されて、
人の何倍も練習したそうです。
数はこなした。不器用だからこそ余分に考える。
そして、"二郎にぎり"は、練習し過ぎた疲れから、無意識で生まれました。
仕事を自分に合わせる
与えられたらそれは天職だと思ってやる。
「これは俺には合わない」と言ったら、何も続かない。
確かにな・・・と思いました。
最近まで、ずっと私はAIドルのお仕事を続けています。AIサロンの企画、YouTubeの発信ですが、それはStudy-AIさんにやってほしいと言ってもらえて、続けています。
でも、これは私がやりたいことなのかな?とたまに思います。
0⇄100じゃないけど、今は与えられた仕事をちゃんとやるべきだなと思いました。
また、私は人と話すのが好きですし、人の話を聞くのも好きです。動画編集も好きです。それを極められたら、もっと良いなと思います。
徐々にステップアップして、与えられる仕事を増やしていきたい。
ジョエル・ロブションの大きさ
最後に出てくるフレンチのシェフ、ジョエル・ロブションさん
(ちょっとこの顔は怖くないですか?笑 NHKさん、他の写真あったよね・・・😅)
2人は20年前(今からはもう30年前?)に出会って以来、料理を追求する者として互いに尊敬しあってきたそうなのですが、
なんだか、彼の方が小野二郎さんよりも堂々として見えました。
こんなに年上の人にも物怖じしない態度なのは、
やはり、自分のフレンチの技に自信があるから、プロとして年齢関係なく対等にみているのかなと思いました。
しかも、ジョエル・ロブションさんの方が小野二郎さんよりも長く生きていける可能性が高いので、
そう考えると、余計に強く見えました。
(そして、そういう意味では私は最強だなと思いました笑)
もちろん、小野さんもお鮨の腕に自信はおありだと思いますが、西洋の方の方が日本人よりもそういう自信が態度に現れやすい民族柄なのかなと思いました。
私も、腕を磨いたら、自信を持って振る舞いたいと思いますし、そう振る舞うためにも、極めることが大切だなと思いました。
まだ何かあるんじゃないか?
もっと美味しくなるのではないか?
それを探すのが楽しい。自分が好きだから続く。それが進歩する秘訣。
プロフェッショナルとは・・・
自分の仕事に没頭して、さらに上を目指す。今で止まるんじゃなくて、もっと上を目指すと言うこと
私は、何についてそう思うかな・・・。