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◎エストニアの暖かい家◎


「火は、私たちの生活に欠かせないの。」


彼女のお母さんはそう言って、
薪ストーブを準備してくれた。

私たちは火を囲み、会話を楽しむ。

エストニアの冬は、長い。



首都のタリンからバスで40分。

彼女の家は、海の近くにある。

季節を楽しむ大きな庭。

春には、たくさんの花が咲く。

夏には、トマトやきゅうりが実をつける。

秋には、食べきれないほどの林檎がなる。

可愛い猫が、お出迎え。

何と、三重扉になっている。

コートを掛けられるスペースがあって。

ん?
扉がある。

「Don’t open. 
 People are working.」

こ、これは。
よし、後で聞いてみよう。

この薪ストーブは、
タルトゥの有名な作家さんが作ったのだとか。

キッチンも、とにかく可愛い。

ここで朝食を食べてみたいと思った。

彼女の部屋は、緑がいっぱい。

小さな部屋は、
セントラルヒーティングのおかげで暖かい。

毎日、一緒に寝てるんだって。

彼女をベッドの上で待っている。

とにかく、可愛い。



秘密の扉の先は、

次回に続く。





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