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「みその日」さあ、醸しましょう。



「目に見えない、神秘的な力」


胡散臭いかもしれませんが、
それを身体で感じることができます。


1月30日は「みその日」。

この素晴らしい日に、世界中の至る所で同時に味噌を愛でて醸せば、どうなるのでしょうか。

味噌を仕込むも良し、味噌料理を味わうも良し。


noteの素敵なお友だちからもエールが♪


ひらさわあけみさんは、お味噌ベースの鍋ものを食べたそうです。嬉しい◎

ayuさんは、チーズを味噌に漬け込んで、お子さんたちと発酵の話をしながらお味噌汁を作るとのことで。何とも愛おしい◎


さあ、世界同時多発味噌を!!



アスペルギルス・オリゼー 糀


発酵食品は、美味しくて身体に良いものとしてたくさんの人たちに愛されてきました。

発酵とは、微生物の働きによって人間にとって有益に作用することを言います。

微生物の働きによって、食品がより美味しく栄養価が上がった発酵食品は、私たちにとって1番身近な「発酵」が生み出した恩恵です。

微生物の発酵作用は、発酵食品だけでなく、エネルギー資源の生産、医療技術への貢献、地球の浄化と維持など、人類存続に欠かせないものです。

世界では、微生物の発見から、微生物たちの発酵作用についてたくさんの研究をされてきました。

ワインの生産、保存性を高めるなどの食文化の発展から始まりました。

不運にも、戦争による兵器生産によって、微生物の研究は大きく成長をします。例えば、ニトログリセリンという爆薬の一種を、微生物の発酵作用により大量に生産されました。

そして、医療技術の発展へも貢献していきます。青カビからペニシリンが生まれたのは有名な話です。

微生物の研究はさらに発展して、ビタミンやアミノ酸などを生み出したり、バイオマスエネルギーを利用したりと、私たちの生活をより豊かにしています。

私たち人類は、微生物との共生により発展し、これからも進化し続けていきます。


まずは、目に見えない微生物たちの存在を身体で感じてみよう!


味噌や醤油、酒など、日本人に馴染みのある発酵食品は、糀によって作られています。

糀が私たち日本人にとって、1番身近な微生物になると思います。

ニホンコウジカビ

今日は「みその日」。

日本人の私たちにとって、とっても身近な発酵食品のお味噌。お味噌を味わって、発酵が生み出した「美味しさ」という神秘的な力を身体に取り入れましょう。

美味しくなって、さらに栄養価も上がるなんて、魔法ですよね。

私も魔法使いになれる!


この糀を使ってお味噌を仕込みます。

エストニアから醸します🇪🇪

お味噌の材料

エストニア産グリーンピース
糀(エストニア仕込み)

豆の煮汁

以前遊びに来てくれたお友だちがグリーンピースで味噌を作ったので、有り難くその知恵と余りの豆を使わせていただきます。


「目に見えない、神秘的な力」

って言ったら、胡散臭いですが。


「目に見えない(微生物)、神秘的な力(発酵)」

これだったら、科学的にも根拠があるし、味わえば感じることができます。

でも、そのあなたが感じている「美味しさ」は、紛れもなく「目に見えない、神秘的な力」です。



皆さん、世界中でステキな「みその日」を。



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