推しが推しになる瞬間-意識して好きになる-

__「付き合ってから好きになる」こと、ありますか？

趣味や生きがいとして、バンドやアーティストにアイドル、インフルエンサーやYouTuber etc...好きな人がいる人、いますか？？

＼ は〜〜〜〜〜い！ ／


ソロはもちろん、複数人いるグループを好きになったとき、その中でも特に目で追いかけてしまう人、好きな人、推しや担当ができることって多いと思います。

私は、基本的に「皆好き、皆がつくるものが好き、皆の掛け合いが好き」の精神であるため、グループまとめて皆大好きな人間です。箱推しとも言われるやつです。


だから今まであまり分からなかったんです、推しの決め方。基本的に皆大好き人間ということで、皆大好きなうえで特にこの人に惹かれる！ということもあるのですが、それでもたぶん人より箱推し気質なんですよね。


じゃあ推しってどうやって決まるの？いつ決めるの？という疑問に向き合って考えてみると「一目惚れ」のパターンと「好きになることを意識していると本当に好きになっている」のパターンがあることに気づきました。




「一目惚れ」はそのままです。外見やパフォーマンス、立ち居振る舞いや声などに惹かれて、気になってそのまま特急列車のようなスピードで惚れ落ちること。




じゃあ「好きになることを意識していると本当に好きになっている」ってどういうこと？？

好きになることを意識する

まずは、外見など見て分かる部分から入っていきますよね。自分の好みの服装をしているだとか、顔が好みだとか。


次に、立ち居振る舞い的なものに注目すると考えられます。兄姉キャラや弟妹キャラ、ツッコミやボケ、担当楽器や担当パート…グループ内での立ち位置です。


次はその人個人のことですね。年齢や出身、方言やタイプなどの個性。優しくて甘い感じとツンデレオラオラ系、自分の好きと擦り合わせるようにしてだんだん好きが見えてくるように思います。

上に挙げたなかでも、グループ内での立ち居振る舞いはかなり大きく影響してくると考えられます。
複数人で活動している”グループ”＝”群”から”個”を目で追ってしまうようになるのは何か惹かれたものがあるからで、「この人たち気になる！」から「この人が好き！」という推しができるポイントに行くまでに何かに注目していることが多いです。

最初は、「この人が気になる」と外見などに惹かれた人のことを追いかけるとします。
かわいかったりかっこよかったりするところを必然的に目撃することになると思うんですが、いつの間にか別の人の良い部分も目に入ってきているんです。
次はその別の人に注目していると、好きな部分が出てきてさらに気になってくる。あ、また別のこの人も良いな…ってどんどん引きずり込まれていく。

そうこうしている間に、思いもよらなかった人のことを好きになってたりするんですよね、最初に「このなかだったらこの人かな〜」って思っていた人とは別の人


自覚してしまったらもう止められない事態になっていると思います。もう何をしていてもその人を追いかけてしまうし、他の人も素敵なことを認識しているうえで、その人のことを見てしまっている。「もしかしたらこの人のこと好きかもしれない」って気づいたときには遅いです。完全に惹かれてしまっている自分と好きな人がただそこに存在する世界になっているから。

≒付き合ってから好きになる

これって「最初はそんなに特別な感情を抱いていなかったけど、付き合っていくうちにその人のことを深く好きになる」という現象と似ていませんか？

良い人だし、とりあえず付き合っちゃおう！と思って、一緒にいる時間が増えて共に過ごして色んな面をみていくうちに本当に好きになっているときと、一緒だと思うんです。

付き合う（意識する）からこそ、その人のことをたくさん考えるようになって、いつの間にか好きになっているあのパターンと、一緒？？？と一つの答えが出たときは相当盛り上がりました。

自分の今まで好きになってきた人と比べたりして、同じタイプを好きになったりはたまた逆のタイプを意識して見るようにしたり、グループ全体を見ていたときにいつも輪の真ん中にいる人に目を奪われたり、場を回すリーダー的存在の頑張りに気づいたり__

意識的に好きを選別するという行動を無意識的に行っている、ということです。

好きになるまでとそれからの話

もうここまできたら認めてしまいましょう、好きだと。

認めたら楽になります。苦しくなることが増えるけど楽になります。




好きになったらもうその人（メインで）しか見えなくなるし、悪事以外はすべて愛おしく思います。温かい心が育まれます。

オタクの感情は喜怒哀楽を超えて冠婚葬祭とも言いますが、その話はまたいつか（？）

皆様が好きな人と巡り合い、楽しく応援できますように！