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覚書

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2018年7月の記事一覧

あらゆることを肯定して生きるということ

あらゆることを肯定して生きるということ

私は、自分が好きなものを全力で『好き』と言ってまわるのが好きだ。

いいものがもっと多くの人に見つかってほしいし、同じものが好きな人と『いいよね』『最高だよね』と言いたい。

でも昔からそうだったわけではなくて、思春期はもっとひねくれていて自意識も過剰だったので、何かを否定する方が自分が優位に立てると無意識に感じていたような気がする。

他者を否定することで、自己を肯定する。

これは麻薬のような

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「変わらなきゃ」と思ったら、先に安全な居場所を確保したほうがいい

「変わらなきゃ」と思ったら、先に安全な居場所を確保したほうがいい

やりがいを感じられない仕事、成長しろとプレッシャーをかけてくる上司、うまくいかない人間関係に「今のままじゃだめだ、変わらなきゃ」と思いながら過ごしている人は多いのではないでしょうか。

そんなとき、がむしゃらにがんばるのでも、自己啓発セミナーに行くのでも、転職活動を始めるのでもなく、まずやるべきことがあります。

それは「安全な居場所」を確保することです。

それは家族かもしれないし、コミュニティ

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充実感を得られる「苦労」を選ぼう!

充実感を得られる「苦労」を選ぼう!

僕はダイエットが大好きです。

食べ物に気をつけ、定期的に運動し、生活に張りが出ます。

体重計に乗って一喜一憂するのも大好きです。ちょっと体重が増えるとブルーになって「夕飯食べすぎたかな」「あのおかずが余計だったかな?」と考えますし、もしも減ってたら思わずニンマリです。甘いものやビールの我慢は辛いですが、それも含めて気持ちがアガる体験です。

なんというか、充実感を得られる「苦労」なんですね。

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人生でいちばん大切なことを教えてくれた、あるおばあさんとの1ヶ月

人生でいちばん大切なことを教えてくれた、あるおばあさんとの1ヶ月

人は死んでも、死なない「そういえば、そろそろ5年経つかな?」
「うん、そうだね。」

「今思い出しても、かっこいい旅立ちだったよね。」
「うんうん。あんなにすがすがしいお看取りは
後にも先にもないよね。」

かつての同僚と飲みに行くと
看護師である私たちは、決まってある患者さんの話をします。

名前は田中さん(仮名)
大腸がんで5年前に亡くなった患者さんです。

彼女は私が関わった患者さんの中でも

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