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カイロ市内とギザのピラミッド

【海外写真放浪記】Egypt 2 カイロ

カイロ市内

エジプトの首都カイロは思っているよりも人口が多く、世界の都市ランクでも20位以内に入る程人が多い。街の中心部にはナイル川も流れている。

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有名なハンハリーリのバザー以外にもこうした路面のお土産屋街などがあり、シーシャーと呼ばれる中東の水タバコを吸いながらチャイを飲めるカフェが賑わっていた。


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エジプトの料理で印象に残っている物と言えばやっぱりコシャリだろう。写真に納めていないので口で説明するしかないのだが、米とパスタと豆にトマトソースをかけた食べ物で、炭水化物x3の凄い食べ応えのある料理だ。初めは慣れなくて残していたのだが、滞在が長くなるとなぜか美味しく感じてくるのが不思議。


あとはファラフェルと呼ばれるひよこ豆を潰したコロッケの様な食べ物。これは本当に美味しかったので毎日食べていた。ピタパン(ドラえもんのポケットみたいなやつ)に挟んで野菜と一緒に食べると最高に美味い。


エジプトも9割がイスラム教徒を占めている為、肉料理があまり見かけられなかった。探せばあるのだろうけど、郷土料理の鳩の丸焼き位しか見つける事は出来ず鳩を食べながら店主に鳩は日本では平和の象徴なんだよと軽く説明しておいた。


あとは露店が至る所で出ていて、置いてあるものは大体が何処かのブランド物の偽物や見た事も無いブランドのサングラスなどだった。

色々な国に行って思うのが、この露店文化が残っている国は面白いと言う事。

道を歩いているだけで楽しいし、商品を広げれるだけ治安も悪く無いと言う証明にもなる。


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露店文化はアジアがやはり有名で、毎回訪れる旅に利用しているのだが、タイではこの露店文化の排斥運動が起こっている。先進国基準で街を綺麗にしたいと言う国の思惑と、物価の上昇に対して露店での収益が少なすぎると言う理由により年々減って来ていて寂しい限りだ。


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アラブの春とは関係ないと思うが、カイロ市内には物乞いの方が結構多い。国が不安定だとこう言う所にシワ寄せが来るのだろうか。

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ギザのピラミッド

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カイロ市内からギザのピラミッドまではバスで40分程度で行けてしまう。幹線道路を普通に走っていると急にピラミッドが現れるので結構びっくりする。

ギザのピラミッドは、多分エジプトと言えばコレ。と言うほど一番有名なピラミッドで3個連なった状態で建造されていて、その前にはまた有名なスフィンクスの像が鎮座している。


僕が子供の頃はヒゲのおじさん(吉村作治さん)のピラミッド番組が年に3−4回あったんじゃないかって位放送されていて、妙にこのピラミッドについて詳しい人が日本には多いんじゃないだろうか。


そんなピラミッドの印象は思ったよりデカイな。だった。


なにせ端っこで人がこの小ささだ。

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暑くて日陰を探したらそこしかなかったのだろう。警備の人。

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ピラミッドの入場ゲートからは意外と自由に行動できる様になっていて、中には観光客向けのラクダや、ツアーガイドなど様々な客引きがわんさか居る。

そして何故だか分からないが、柵や車、バスなどがピラミッドの横を普通に通っているので何というか有難味が全く無く安いテーマパークの様な運営になっている。


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こちらがスフィンクス側なのだが、こちらから見ると壮大な感じだが後ろは住宅街と幹線道路になっていて車がビュンビュン走っている。


歴史的背景や遺跡的価値が好きな人で無ければテーマパークの様な場所だったと言うのが僕個人の意見だった。


ただ人が人力でここまで壮大な物を作ると言うのは本当に凄い事だと思うし、緻密に計算された位置や石組みは一見の価値はあると思うので是非訪れて見て欲しいと思う。


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丁度ピラミッドを境に広大な砂漠が広がっている。

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結局この時も今もそうなのだが、僕は人工物よりも自然や人、思想に惹かれる傾向にあるらしくピラミッドはあまり響かなかった様だった。

なので次の目的地は王家の谷のルクソールでは無くモーゼが海を割ったとされる山、シナイ山があるダハブへと移動するのである。


次回 Egypt ダハブ


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